このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

第67回全日本選手権準決勝 王子戦

西武2ー3王子


試合経過
1ピリから常にパックを支配し、積極的にシュートを打つもなかなか決らず。また、攻撃にリズムがせっかく出てきた所でのファウルが目立ちちぐはぐな印象。
対照的に王子に少ない決定機を確実にモノにされ、2ピリ途中で0ー2にされてしまう。
しかしここから西武の怒涛の反撃が始まり、2ピリで1点返し、さらに3ピリに入ると次々と波状攻撃を仕掛け、王子プレーヤー全員を自陣に釘付けにさせる。そしてついに残り2分を切ったところで待望の同点ゴールが決る。
西武ファンの誰もが逆転あるいは同点でOTへ持ち込む姿を頭の中で思い描きはじめた矢先、王子のミドルショットがダスティの肩先をかすめネットに吸い込まれてしまう。
結局これが決勝点となり、2ー3で敗退。
西武の21年振りのVの夢が断たれた。

戦評
2P途中で2点差つけられる場面までは、本当にイライラする内容だった。
打っても打ってもシュートが入らない、守りは攻め込まれてるワケではないのに凡ミスから度々ピンチを招く・・・
ホントにこのまま終わったら怒り心頭だったけど、後半は西武らしさを存分に発揮できていたと思う。
やるだけの事はやった上での敗戦だと感じている。
ただ、だからこそ力を出し切っても勝てない今の西武の現状に一抹の寂しさを覚えるのも事実だ。
要するにこれが西武の現状での「限界」じゃないかと。
「PPがヘボい」「シュートが空砲ばかり」「不用意なファウルが多い」というシーズン中から言われてきたはずの問題点が一向に解決されてない気がする。
このままのレベルのプレーを続けたら、プレーオフでも多分またセミファイナル落ちだろう。
どうか1カ月の中断の間に問題点を少しでも多くクリアーして、プレーオフでの「打倒コクド、王子リベンジ」を果たして欲しい。


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