このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
1P | 2P | 3P | TOTAL | |
西武 | 1(9) | 1(7) | 0(17) | 2(33) |
---|---|---|---|---|
コクド | 0(11) | 3(17) | 2(12) | 5(40) |
久々に好天の日に迎える東伏見。これくらい良い天気なら、 軽井沢のような屋外リンクでゲームを見てみたい気もした。
客の入りも先日のバックス戦に比べればマシになり、 少しはポジティブな気持ちを持って試合観戦に臨めそうだった。
だが試合前の練習を見た時点で不安をいきなり抱くことになる。
ダスティがシュートを止められない。ダンのスティックが折れる。
ブルーな気分でフェイスオフを迎えた。
1ピリは両チームとも「おとなしい」印象。
その中でダスティは試合前の不安を払拭するかのように気合の 入ったセーブを見せる。
パスミスもほとんど見られず締まった内容が繰り広げられる。
迎えた15分過ぎ、このピリオドでたった1回のパワープレーを きっちりと決めることに成功。
ボックスを作って最後は遠めにいた兄がミドルショットを決めた。
今期は先制しても喜ぶことが全くできないのが西武の現状で あるが(苦笑)とにかくリードを保って1ピリ終了。
2ピリに入ると一転して出入りの激しい展開になり両チーム 好機を何回となく作るようになる。
幾度となくピンチを迎えるが10分過ぎには逆に立て続けに 決定機を生み「今日こそは」の雰囲気が漂ってきた。
ところが前がかりになってDFが手薄になった瞬間に逆襲を 喰らい、高速スケートで持ち込んだユールがシュートを放つ。
ここはダスティ懸命に止めるもリバウンドを 最後は三浦に決められ同点。
3分後には西武の先制点と同じような状況で ロングシュートを決められたちまち逆転される。
だがこの時点では西武もまだ攻撃にリズムがあり、 なんとなくまだ粘って接戦を続けられそうな感じであった。
その期待通り、2分後に同点に追いつくことに成功。
ブルーライン左端でロングパスをフリーで受けた友人が エンド沿いを持ち込み、中をよく見て絶妙のセンタリング、 これを中央に走りこんでいたジェフがピッタリの タイミングで叩いた。
さぁ、これからと意気込んだのも束の間、そのまた 2分後には坂井に突き放されるゴールを決められる。
わずか9分弱の間に4つのゴールが乱れ飛ぶという、 客観的に見れば面白い展開になってきた。
リードを許しているものの、今日は2ピリ終了 までは期待がもてそうな感触だった。
足はまだ止まってないように見えたし、ダスティも 3点は失ったものの集中は切れてないようだった。 ホントに「いける」とこの時点では感じていた
願いが通じたか3ピリが始まりいきなりPPのチャンス。
これを生かせずに終わろうとしていたが、まだ ピリオドが始まったばかり。
イーブンになってもすぐにチャンスはまた巡って くるさと思った矢先、悲劇のエンディングが突然やって来た。
PPが終わった直後、コクドにパックを奪われたと 思っていたらもう自陣まで持ち込まれていて DF不在の2:1の局面を作られており、1歩も動けない ダスティをあざ笑うかのように駄目押し弾を叩きこまれた。
そこからはもうお馴染みの「ブザマな西武の3ピリ」 をまたもや見るハメになる。
足が止まる。集中が切れる。 投げやりなプレーで無駄に時間を過ごす。
結局、何ひとつ変わってない。
最後の失点は「自陣の」ゴール前に横パスを出したら あっさりとインターセプトされそのまま押し込まれる というマヌケなプレーで生まれた。
今の西武を象徴するようなジ・エンドの場面だった。
もう、この時は怒る気力もなかった。
こんな試合をずっと見せつけられて、なんの学習能力も 見受けられないマンネリなプレーを続けられても、 ファンは「信じるしかない」としか言っちゃいけないのですか?
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