このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

11/4 バックス戦
西武5−1バックス

1P2P3PTOTAL
西武1(11)2(9)2(12)5(32)
日光0(6)1(7)0(4)1(17)

●ゴール
03:07 西武 G樺山 A大川
28:27 西武 G山崎 A土田
32:15 西武 G大久保 A樺山
38:55 日光 Gデガステッド Aコフマン&ミワ
46:03 西武 G樺山 A大川
56:23 西武 G上野 A樺山

西武が山崎・大久保のリーグ戦初ゴールなど5得点を挙げて快勝、
開幕1ヶ月経過にしてようやくホーム初勝利を挙げた。

先月のコクド戦から離脱している松浦に加え、今日は小堀恭も欠場。
2セット目に大久保、3セット目に山崎を入れて対応を図るDFの 出来ぐあいに勝負の行方が左右されそうな雰囲気。
ダスティが復調の兆しを見せているとはいえ、点の取り合いになりそうな 予感がしていた。

だが1ピリは1-0のロースコアで終了。
開始3分過ぎに西武が敵陣でのフェイスオフを取ってすぐさまゴールを 決める。
その後も優位に試合を進めるが5:3のPPを活かせず、春名の好守もあったりして 追加点は奪えず。
バックスもパックを支配できる時間帯があまりなく好機が作れていない。
でも1ピリを優勢でも、全然安心してられないのが今年の西武の状態(^^;)
2ピリ後半あたりからディフェンスが崩壊しはじめてポコポコと点を 入れられるのが恒例行事となっているので今日こそはなんとかしてほしい。

ちなみに1ピリで西武ファンが最も歓声をあげたシーンはゴールの瞬間では なく、浩市が自陣から一気に持ち込んでシュートまで行った場面。
ちょっとまったりしはじめていた1ピリ後半に見せた若手の元気なプレーは、 チームの雰囲気を好転させるに十分であった。

2ピリに入る両チームの攻守の入れ替わりが早くなってくる。
いよいよ「乱打戦」の始まりか?とも思わせたが、両者ともDF,GKが最後の ところで踏ん張り、引き続き緊迫した展開が続いた。

しかし8分にその均衡が意外な男によって破られた。
ゴール前にスペースが空いたところを突いて土田が飛び込みシュート、
そのリバウンドを叩きネットを揺らしてガッツポーズを作った男・・・
彼が背中をこちらに向けると、そこには確かに「51」の背番号が自己主張を するかのように輝いていた。
山崎浩市。
松浦の故障欠場で出場機会を得た男が見事に結果を出した。
前述の1ピリでのあのプレーで「予感」はさせていたが、 これほど早く結果に結びつけるとは、将来の大物の証なのか?

このゴールに刺激されたのか、その4分後に今度は同期の大久保が ゴールを決める。
ゴールネット裏をくるっと回ってクリーズ前にラストパスを出すのは 今までも彼の得意のプレーの一つであったが、今日のはちょっと方向が 内側にズレたパスが春名に当たってそのまま入ってしまった。
流れがいい時は何をやってもうまくいくモノである。
彼もアシストや選手権でのゴールは過去にあったが、リーグ戦は 記念すべき初ゴールとなった。

これで完全に西武ペースになったが、ピリオド終盤に今まで沈黙していた 例のコンビによって1点返されてしまう。
やっぱり今日も「恐怖の3ピリ」を味わう可能性が出できた(苦笑)

しかし3ピリ6分過ぎにマッツがPPGを決めここで勝負あり。
開始早々にやってきたPPのチャンスは活かせなかったが、直後に訪れた 2回目のPPで今度はきっちりと決めてくれた。
開幕2戦では驚異の粘りを見せたバックスも、今日はここで力尽きた。
この後は自陣深くまで攻め込まれるとひたすらアイスへ逃れるという 精神的に追い込まれたプレーしか見せられなくなる。
最後は16分にアタックゾーン内でインターセプトしてとどめのゴール。
4点差の久々に「快勝」、そして今季ホーム初勝利である。

今まで1セット目が封じられると勝機がなくなる試合を続けていたが、 今日は2セット目、3セット目がよく頑張った。
3つのどのセットからでも得点が奪えるというのは、 相手にとって驚異となるはずである。
そうすれば1セット目ばかりケアしているワケにもいかなくなる。
今日のような帰化・外国選手と若手選手とがバランス良く融合する試合が できれば、強い西武がまたしばらく見られることだろう。


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