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総合振興局
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さちかぜ   行政局

北海道支庁図

 都道府県庁の出先機関として、「支庁」が設けられている都道府県がある。北海道のものが有名であるが、それ以外に山形県には「総合支庁」が、東京都や島根県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県の離島部に「支庁」が設けられているようだ。ここでは、北海道についてのみ扱うことにする(注意:各図はサイズが大きいので表示に時間がかかるかも)

 一口に北海道の支庁と言っても、3つの流れがある。
 1つめは開拓使の「支庁」であり、明治5(1872)年9月に設けられた。札幌本庁のほか、樺太(千島と交換で廃止)・宗谷(のち本庁と合併)・浦河(同)・根室・函館の各支庁があった。最後まで残った根室・函館の各支庁は、15(1882)年2月の開拓使廃止後は根室県・函館県となり、本庁は札幌県となった。
 この3県は19(1886)年1月に廃止され、新たに「北海道庁」が設置された。札幌県は本庁となり、同年12月まで旧根室・函館両県は「支庁」とされた。これが2つめである。
 これらとは別に、11(1878)年7月以降、全国に郡役所(人口が多い地域は区役所)が設置され、北海道にも翌12(1879)年7月に設置された。この当時、道内はまだ開拓使管理のもとで、開拓が始まった段階に過ぎず、基本的に各郡役所は数郡を所管した。この郡役所を30(1897)年に廃止し、改めて設置されたのが3つめの「支庁」である。

 この「北海道支庁図」では、最後の3つめの「支庁」について扱う。
 北海道民にとって、支庁の管轄区域図は見慣れたものである。これは、基本的に管轄区域が固定されているからである。そんな中、“平成の大合併”の進行によって、平成17(2005)年10月、檜山支庁の形が変わった。「支庁設置条例」施行(昭和23(1948)年10月)以来変わらなかった管轄区域が、この合併によって変わったのは大事件である。
 <これを期に、今までの管轄区域を図に示してみたい>。
 「支庁」の前身が「郡役所」ということで、郡役所設置を基点とした。以降、管轄区域や名称の変更時現在の図を示す。管轄区域に「(北海道区制での)区」や「市」は含まれないようだが、特に区(市)を別には示していない。
 基本的には、現在の支庁・市郡界を基準に、過去に遡って作成した。境界変更等で現在の境界とは必ずしも一致しないが、本図では厳密な境界線を把握するのではなく、“どの辺を管轄していたか”程度が分かれば良いので、特にこだわっていない。

 平成20(2008)年6月、「支庁設置条例」を全文改正する「総合振興局設置条例」が公布された。施行期日は未定だが、14の支庁が9の総合振興局と、その出張所である振興局に再編が予定される。
 見た目にはあまり変化はないが、新区域を 「総合振興局」 として追加した。

平成二十年七月一日改訂
平成十八年二月八日開設

制作・著作 行政局長:紅葉橋律乃介(momijibasi@yahoo.co.jp)

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