このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
1,勇清水(国道115号沿い、土湯温泉に行く途中)
津治癒街道(国道115号)は、昭和6年(1931)末にバス道が開通するまでは細々とした山道でした。
このころ馬車引きをして福島に住み、土湯に食料を運んでいた荒川村地蔵原の加藤勇氏は1930年この清水を利用しやすいように石製水槽を寄進し、この場所を整備した。以後、氏の温情をたたえてここを誰言うことなく「勇清水」と言うようになった。勇清水はその後旧道から現在地へわずかに移転したが、今も愛飲家が多く遠くは仙台や郡山からわざわざこの清水を求めてやってくる人も多くあとを絶たない。この清水は専門家の水質検査でも異常は認められず、清冽なミネラル水として高く賞味されている。
2,幕滝(旧115号、土湯峠手前)
高山から兎平を経て流れる。水には地上を流れる雪解け水と地下から流出する地下水の二つの流れがある。この水は1年置いても腐らないといわれている名水である。
ここでは年に数回滝行水が行われている霊験あらたかなところでもある。
文責:教育学部 渡辺理恵子 プラットフォーム9号 1994/10
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |