このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

鹿児島の路面電車

谷山電停大清掃作戦

10月9日の体育の日、当会の有志数名(他フライングで帰ってしまったもの1名、

朝が弱くて来られなかった者1名)が谷山電停大清掃作戦に参加してきました。
朝7時から、と言うものだから7時20分に着いたのに誰もいなかったとは、
フライングした方の弁。遅刻したのにフライング(笑)(誰もいなかったのは事実)。
新聞に掲載されていた鹿児島バスファン倶楽部副会長の赤崎氏、
日本路面電車同好会の方に交通局の課長さん(?)などの面々が参加。
元々赤崎氏と木場氏らが企画したものだそうです。

内容はまず、ヘラを使っての、床のガム剥がし。
黒くベタッと付いているのがガムなんですねぇ、はい。
剥がすとプーンとフルーツの匂いがしたりしてガムであることが分かりました。
これを床全体やりますが、吸殻入れ、自動販売機の周辺が特に多かったです。
自動販売機の有無などが汚れ具合に影響するようで、はなしによれば
同じような構造で自動販売機を設置していない鹿児島駅前電停は
さほど汚れていないそうです(あの電停にはベンチがないなどの相違はあります)。
古いガムはぺロリと取れるんですが、新しいものは剥がすのに難儀しました。

電話機や自動販売機への雑巾掛けなどもやりましたが、かなり汚れていました。

あとは、トイレ清掃。ホコリ、タバコのヤニなどで汚れたトイレの清掃を
しました。これは数名の担当が専属でやっていたようですが、きれいになるまで
相当時間がかかりました。

オプションとして(??)、前々日の夕方に起きた桜島の爆発で大量の降灰が
鹿児島市街地周辺であり(谷山地区には降らなかった模様)それと前後して
灰混じりの雨が降り、電車もドロドロに汚れていましたので、これの清掃。
次の洗車(10日ごと)まで、ドロドロのまま電車は走っているので”やってくれ”と
運転士さんが言った車両だけ、ホース、ブラシ、雑巾で、多少きれいにして
送り出しました。でもホースは、短いのが1本だけでしたので片方しかきれいにならず、
まさに”気持ちだけ”の状況でした。

時間は7時半ごろから12時ごろまでかかり、かなりきれいになりました。

バスファンと鉄道ファンの結節点のような印象を受けましたが、
来年の路面電車サミット(熊本市)にも気合充分のようでした。
バスだ鉄道だ、での話題も少なからずあったようです。

今回の清掃作戦は市交通局から許可が出て実行できたものでしたが、
事故などが起きたときを考えて、なかなか許可が下りなかったようです。
全体としては15名ほどが参加されまして、成功した、といえそうです。
また、数ヶ月して汚れたら清掃する、とのことでしたので
このページをご覧になられた近辺在住の方は、ぜひご参加ください。
最後に、参加された皆さん、お疲れ様でした。



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