このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

勝又ゼミの紹介

 法政大学日本文学科勝又浩ゼミナールでは、近代日本文学についての研究を行っています。ゼミでは、5人程度の発表班をまず4月の1回目の授業で決め、以後各発表班による研究発表を行っていきます。各班は、授業前のサブゼミでどのように作品について掘り下げていくのかをみんなで考え、入ったばかりの2年生も、一緒に発表する事になる3年生の協力で、書籍や資料の調べ方を学び、自分なりの論を展開して行くことができるようになります。最初のうちは自分なりの考えを見つけることが難しいと感じてしまう事もありますが、先生や先輩のアドヴァイスによって、自分なりの問題点を発見し、それを掘り下げて考えていく作業はおもしろいものです。

 そして夏にはゼミ合宿があります。ゼミでの2年間の研究のまとめとも言える卒論で取り上げる作家について、その作品を取り上げ4年生が発表を行います。ちなみに勝又ゼミでは、普段近代文学について研究を行っていますが、卒業論文では明治以降、現代の作家に至るまで卒論を執筆することが可能です。

 また、ゼミ合宿では普段なかなか授業以外の場でお会いする機会の少ない(2・3年生はそうだよね・・・)、勝又先生ともいろいろ触れ合うチャンスがあります。花火、飲み会、そして先生とのセミナーハウス周辺の散歩・・・先生とふれあい、また普段気難しそうでなにやら研究熱心で何でも知っている(???)ように2年生からは見える上級生の「真実」を知る機会もあります(笑)。

 法政大学日本文学科では、例年1年次後期の10月頃に、ゼミ選考が行われます。他のゼミと比較しても非常に人気が高いといわれる近現代文学のゼミですが、その実情は大体こんな感じです。ゼミ選考の前に行われるゼミ説明会、またゼミ見学などを通して実際の勝又ゼミを感じてみてほしいと思います。

 

因みに今年度取り上げる作品は以下の通り。

国木田独歩「二老人」
田山花袋「一兵卒」
島崎藤村「春」
夏目漱石「文鳥」
永井荷風「狐」
岩野泡鳴「大将の疑惑」
里見惇「善心悪心」

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