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東急田園都市線に6扉車導入
「ついに」というべきか、「いまさら」というべきか、東急田園都市線に6扉車が導入される。ただし、当面は試験導入とのことで、2月・5月にそれぞれ1編成が投入され、列車の定時性確保にどれほど効果があるか、検証するという。 東急ニュースリリース 田園都市線といえば、激しい混雑で知られている。ほんらいはダイヤパターンの変更で対処すべきなのだろうが、直通相手のダイヤとインフラに制約があるため、6扉車の導入でしのがざるをえない、というところだろうか。 上記ニュースリリースで面白いところは、「混雑感の軽減」と表現しているところだ。本質的な対応とまでは必ずしもいえなくとも、利用者の不満を少しでも軽くしようという意図が読みとれる。率直で飾りがない意志表示といえ、好感が持てる。 ただし願わくば、本質的な対応も進めてほしいところではある。深夜時間帯の渋谷始発列車を増発するなど、改善が進んでいる部分もあるのだから、朝ラッシュ時という「本丸」においても、ブレイクスルーを期待したい。
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