このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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━━ 日暮里・舎人ライナー各駅寸描 ━━
Ⅳ.熊野前
■都電との接続駅
熊野前は都電荒川線との接続駅である。里48時代から、都電へと(から)乗り継ぐ利用者は少なからず存在した。勿論、日暮里・西日暮里と比べれば規模に懸絶はあるものの、相応に多数の利用者数が見込まれていることがうかがえる。
熊野前駅全景
その証拠はエスカレーターである。中間駅の出入口はことごとく上り方向のみの設置となっているなか、日暮里・西日暮里とならんで、熊野前では上下両方向のエスカレーターが設置されている。ただし、改札口からホームへのエスカレーターは上り方向しかなく、他の中間駅と変わらない構造となっている。
熊野前駅全景(都電三ノ輪橋方面ホームから望む)
接続駅といっても、その相手が旧態依然とした軌道である点は苦しい。尾久橋通に西側を塞がれており、早稲田方面ホームとの接続には横断歩道を二度も渡らなければならない。接続相手が鉄道であれば、完全立体交差化を図ったところであろう。新交通の導入だけにとどまらず、都電側設備の近代化も望まれるところだ。
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