このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


夏の明石海峡大橋



館長と愉快な仲間達が淡路島へ行くために船に乗ったときに目の前に広がる
広大な海模様と明石海峡大橋の雄大さに感動し、レンズを向けた一枚である。
館長は基本的には風景写真は苦手である。目の前に本当に綺麗な風景があって、
シャッターを切っても自分の見た風景とまるで違うものが写真として現れてしまうからである。

風景を撮るというのは、色々とある被写体の中でもかなり難しいものであると館長は思う。
人物は一瞬でその姿を変えることが出来る。でも、自然はその姿を変えることはない。
風に吹かれても、雨に打たれても厳としてその場に静かに存在する。その中でも海は人類が
この地上に生まれ、文明を起こす遥か以前からこの地球を作ってきた。その大いなる父のごとき
また母の温かさを持つこの海をどのように撮れば、我が心は満たされるのであろうか?
きっとその答えがわかる日は来ないだろう。答えがわかってしまったら、
館長はもう海を撮ることは無くなるからだ。海はただ静かに館長に話しかける。
我のごとき強さを持て!優しさを持て!
若人よ!人間よ!!そして忘れるな!帰るべき故郷をと

この写真はそんな壮大なる海に感謝と感激の心を伝えたい思いの一枚である。

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