このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

元旦の富士

2002年の元旦の朝、館長と愉快な仲間達はいきなり元旦の富士山が見たいと
勝手なことを言い始め、その日の朝一番の飛行機に乗り込んだ。
飛行機は雲の中に向かってその機体を浮き上がらせていく。高度が落ち着いた時、
ふっと窓を覗いてみるとそこには朝の光を浴びて堂々とそびえる富士の姿があった。

富士山の威風堂々たる姿に感動し、自らの大きく変えた人は多いだろう。
館長も富士に恋せし、人間の一人である。不思議な、そして誰もがその存在に
恋し、人生を問いかける善と正義と哲学の山と呼んでも過言ではない富士。
富士は何も語らない。しかし、館長の心に訴えかける。
「何事にも動じない強い人になりなさい。私はずっとあなたを見ているよ」と

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