このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
阿木駅 は昭和8年に開業してから、ずっと利用されていますが、 ちょっと阿木の中心から外れた位置にあるのが難と言ったところでしょうか。 (中心がどこかという話はまあ、小学校の辺とか、人口の重心を見た場合として おいてください。)
古いだけあって構内には見所がたくさんあります。(鉄道ファンの方だけかも)
列車の交換をしていたので、 信号の支柱 や、 レールの分岐がまだ残っています。 信号の切り替えや、ポイントの切り替えは鉄線で行なっていたのでその遺構を 伺うことができます。
構内のレールに注目して見ましょう。
なんだか小さくありませんか。そう、実際に本線より小さいのです。 その上、何故だか異様に古いレールが使われています。
国鉄から廃止される前は、広岡と岩村の方にバスが出ていたので、 まだ、使い勝手がええ方だったのですが、明知鉄道になるときに 廃止されてしまいました。バスが廃止されたときは広岡の人どうするんだろ と思いましたが、結局今のところ公共交通機関はないようです。 (Aコープの買物送迎用のバス(購買車:ひまわり号の代替)を利用すると言う話 も聞きますが、あれは飽くまでもAコープ買物送迎用なので。)
あと国鉄時代は列車の交換があったので、駅員さんがいましたが、 明知鉄道(略称はないのだろか?「あけてつ」とか。ちなみに普通は 「あけちせん」でとおっています。)時代になると無人駅化されました。
前から切符の販売はずっとやってなかったのですが、年に一回だけ 切符を販売する日がありました。1月7日、七日市の日です。この日だけは 阿木から恵那の切符を売っていました。 明知鉄道になってからも何年かは売っているのを見ましたが今は どうなっているのか知りません。
無人駅舎の利用ということで、駅舎には、 歯医者 が入っています。 珍しいということでテレビでも紹介されていました。
(それにしても、 テレビで「あぎ」という時はなぜか「あ」にアクセントがついて地元の人には 奇妙な発音になる。動物の「やぎ」と同じアクセントになるのだ。私は 「かぎ(鍵)」と同じアクセントになると思うのだが。ところが、標準語では 前にアクセントを置く発音が正しい(東京標準)らしく、他の地域でも地元の発音と違う と放送局に苦情がくるそうな。一般的に身近なものは平板化して発音されるので こういうことになるらしい。)
話は飛びましたが、国鉄時代の恵那方面の待合室はどうなっているのでしょう。 跡形も無くなっています。 無人化されてからは、溜まり場になっていて荒れ放題でしたが、 手入れされないのもたたって、とうとうきれいさっぱり 土台を残すのみ と なりました。
ついでに、桜の木も切られ植えなおされています。 阿木駅が再び桜の名所となるのは時間がかかりそうです。
最近の話題としては、構内に使い古された 阿木川ダム号(アケチ2) がおかれています。 倉庫として使うということらしいですが、廃車を利用した倉庫の 末路はあまりいいものは見たことが無いので...。 でも、窓はみな鉄板で覆っているので多分大丈夫でしょう。
最後に駅前ですが、なんかさびしくなったと思ったら 看板が 無くなっていました。台風で倒れたそうで。
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