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2月26日 泥酔スペシャル(困)
今回はいろいろな反省と感謝の気持ちを込め、まあ、タイトルはどうかと思うのですが、スペシャル版でお送りしたいと思います。
テーマは、、、書いてある通りで。
1.困惑の朝と酒と私
2月23日、日曜日。私は十時半に目を覚ました。
、、、 、、、 、、、
「あ、またやっちまった」
次の瞬間には頭を抱え込んだ。記憶がない。しかも追い出しコンパの三次会で、だ。
また何か暴言吐いていないだろうか、酷いこといって傷つけていないか。
どうも根が小心なせいか、色々気になってしまう。
とはいえ、起こってしまったことはどうしようもない。まずは現況を確認することにした。
2.過去との再会、現状の確認
この前日、つまり2月22日は考古学研究室の卒業論文・修士論文発表会であった。
ちょうど自分がいた頃の同時進学生やら、懐かしい人やらに会うために行こうという気になった。
、、、正直ずいぶん久しぶりになるわけで、そして自分が研究室時代、研究室のために何か貢献したかと言えば、どちらかというと足を引っ張ったことが多く、迷惑もかなりかけたし、何というか、行きづらかった。
もともとは、だいたいが酔っぱらった時の失態で(数ヶ月は反省して呑んでないのだけれど、、)、素に戻り立ち返って酔った時の自分の言動、あたりを聞いてしまうと、もう、あああぁぁ!! と嘆くか、ごめんなさいっっっ!! と土下座するしかない状況を生み出してしまっている。
そういう時に限って記憶がないので、フォローが遅れる。この悪循環が研究室に対して行きづらい状況を生み出した根本の原因だ。
多分、何人かの研究生の方がここを見ている(ということをついこの間知った。そういう状態を全く想定しなかった自分というのも、、馬鹿な話だ)らしいので、まあ、ここまでは自己分析と言い訳である。
反省という状態を言葉や態度で表現することは、何というか、自分にとっては難しい。ただ、私は私という人間が今までしでかした所業に対して、常に悔いとこれからそういうことがないようにと自分なりの注意、そして早めのフォローを今は心がけている。
さすがに「もうお前とはつきあいたくない」と言われてしまう危険性もあるわけだが、その最悪の状態だけは考えずに、私は私を育ててくれた過去に対して、感謝と反省の念を込め、出席した。
自分なりのけじめを付ける意味合いもあったわけである。
3.故郷への憧憬
前置きがずいぶん長くなってしまった。
で、実際発表会やその後の追い出しコンパに参加したわけだが、想像よりあまりにも居心地が良かったことに面食らってしまった。
つーめたい視線浴びても仕方ないな、とか、「何を今更やってきて、、」と思われても仕方ないな、とか。まあ、いろいろ考えたわけで。
ただ、皆さんが本当に優しかったことに、半分泣きそうになって。ああ、ここは確かに私を育ててくれたところなのだ、と。強く感じてやまない。いろいろ助言や議論をして頂いた、先輩方と後輩達に、改めて感謝したい。
(でも院生のひとりに「悪い噂ばかり聞いたでしょう」と聞くと、否定しない曖昧な台詞。起こしてしまったことは永久に消すことは出来ないですね。これは自分にとっての教訓、そしてこの研究室、研究生に対していずれ返さなくてはならない借りだと思います)
で、ここからが自分の悪いところで、そこからついずるずると長居してしまう。きりの良いところで帰るべき(そもそもマスタープランの〆切も迫っているのだ)なのに、そうしない。終いには最後の1時間くらいの記憶が飛んでいる。
全く自分の学習能力を疑ってしまいたくなる。
翌朝目覚めた時、そんないろいろな感情が頭をぐるぐる巡っていた。
が、過ぎてしまったことは、どうしようもない。
4.泥酔時の行動に対する考古学的検証(苦笑)
誰かに会う前に、分かる範囲で謝れるものは謝らねば、、、
とにかくそう感じた自分は、持ち物を確認してみることにした。
まずは鞄の中。
、、、何でカップヌードル(中華みそ味)が入っているんだ??
次、財布の中。
お金の減少分はだいたい一万円以内。必要以上の無茶はやっていないようだ。
タクシーのパンフレット。ああ、タクシーで帰った訳ね。
で、デジカメがないんですけど。
あ、傘もない。いや、これくらいならどうにでもなる、と思う。
カメラはさすがに研究生活にとって大きな問題。早速研究室に電話、、、
どうやら個人宅にあるようです。ああ、よかった。
受け取りのために六本松まで行くことに(後で不在であることが分かりましたが)、そこで気づいた重大な真実。
家の真ん前に自転車がある。ええと、これは確か箱崎九大前駅駐輪場で私が置いてきたはずの自転車、、、
つ・ま・り、私は地下鉄箱崎九大前駅から自転車に乗ってここまで帰ってきているわけ??
、、、俺、本当に泥酔状態だったのか? 意識あったんじゃないか??
簡単な検証の結果、どうやら私には二つの人格があり、ある程度酔いが回った段階で、仮にここでは庵田βとしておくが、庵田βが行動を開始し、私(つまり庵田α)は記憶の残存を含めて何の干渉を行うことも出来ない、、、とこういう訳かいな。
困った。
こんな物騒な状態しょっちゅう発動させた日にゃ、大変なことになっちまうぞ(いや、もう前述したような「迷惑かけた」段階で何度か発動させているのでしょう)。
いや、本当に本人(しらふの状態の私)、無意識なんです、もうごめんなさい、ただごめんなさい。
何事もほどほどが一番なんだと気づく今日この頃。
なるべく人の迷惑はかけないように、呑みたいものですね(泣)。
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