作品 | 感想・紹介(やはり感想がメイン) |
「宇宙戦艦ヤマト」(全一巻バージョン) | 壮大な話を実にわかりやすく書いているところに共感がもてます。太平洋に沈んだ戦艦大和を宇宙を駆ける戦艦として復活させる、、、言葉にして言うと大ボラですが、マンガにすると良い作品になるということを証明してくれました。中編マンガだけあってネタが途中でマンネリ化せず、勢いを残したまま終わっているところが何とも良いです。
たぶん皆さんご存じの長編バージョンになると、ガミラス艦隊だの、イスカンダル星の話だのが詳しく述べられるのでしょう。読んでいないので比較は出来ませんが、こっちの方が良質さを保っているような気がします。 |
「宇宙海賊キャプテンハーロック」 | 作者のマンガにたびたび出てくるハーロックの物語です。台羽少年を通してのハーロックの姿を描いています。「ガンフロンティア」にしても、この作品にしてもハーロックは渋いキャラクターです。それまでの松本零士ちっくな「男臭さ」を洗練した姿がここにあります。
ただ、この作品の尻切れトンボな結末は気になって仕方ありません。父の話によると「完結編」があるようですが、、、、。 |
「戦場まんがシリーズ」 | 第2次世界大戦−ヨーロッパ・太平洋戦線−の男たちの物語です。作者の作品の中では一番魂を感じます。一番好きです。
「宇宙海賊キャプテンハーロック」の映画版では、ここで登場した「我が青春のアルカディア」という作品とリンクさせていました。全5巻(のはず)の作品集は、手に入れることが困難、、、だったのですが、復刻版が登場したようです。
ところで、「ザ・コクピット」との違いはどのようなものなんでしょうか?? |
「銀河鉄道999」(第一部) | これまたご存じメーテルと鉄郎の話。ミステリアスさと旅の爽快感などが一体となった作品です。
長期連載になると物語が冗長になりがちですが、この物語は基本的に一話(一つの星、地域)完結の形式をとっていますので、それほど問題は深刻になっていないようです。それでも中盤、アンドロメダにたどり着くまでは、、、 |
「銀河鉄道999」(第二部)連載中 | 「999」とは書いているけれど、、、混ざりすぎです、キャラクターも設定も。
一部のそれと比較すると、一部では明かされていなかった設定が公然の事実となっていたり、ハーロックやエメラルダスが不用意に登場しすぎていたりしています。また、作品内の設定も時々ぶれています。最近の作者の悪い癖です。 |
まだ読んでいるものがいくつかありますが、いずれ追加したいと思っとります。 |