このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
磐越西線会津若松から上越線小出までを結ぶ、山岳ローカル線です。全長135.2kmの長大な路線で、列車本数もかなり少なく赤字は必至の路線と言えます。沿線にはこれといった観光地がないにもかかわらず、並行する道路が冬季には雪で閉ざされてしまうために廃止を免れています。全線を通して運転されるディーゼルカーは会津若松〜小出間でなんと4時間以上を要します。会津若松〜会津川口間の方が若干本数が多くなっていますが、主に通学輸送がメインです。
大白川−田子倉間で県境を越えるのですが、この区間は14.2kmと沿線最長で、しかもこの区間には全長6349mの六十里越トンネルをはじめいくつものトンネルがあるため、いつまでたっても次の駅に到着しない感じがします。さらには、冬季には田子倉駅が通過扱いとなるため大白川〜只見間は20km以上、ノンストップとなります。この県境を境に小出側では「越後○○」、会津若松側では「会津△△」という駅名が多くあります。福島県エリアが長いため「会津△△」駅はやたら多く、なんと17駅もあります。
最近ではSLやトロッコ列車など、各種イベント列車も運転されています。紅葉や雪深い山々の様子など、ローカル線の風情が存分に満喫できる路線とも言えます。
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