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久里浜駅にて[04.08.28]

大船—北鎌倉—鎌倉—逗子—横須賀—久里浜
 線路名称としての「横須賀線」は大船〜久里浜間の23.9kmですが、通常は運転系統としての「横須賀線」という呼称も頻繁に使われます。総武線の快速列車と直通運転を行う、通称「スカ線」(東京〜品川〜西大井〜横浜〜保土ヶ谷〜大船〜逗子〜横須賀〜久里浜)は、厳密には東海道本線の線増区間もしくは東海道本線の支線です。最近では湘南新宿ラインもこの区間に合流するようになり、バラエティに富んだ車両が見られるようになりました。
 「スカ線」の経路を説明すると、まず東京〜品川間は、東海道本線の線増区間である東京トンネルの地下線を走行します。品川から地上に出て湘南新宿ラインと合流し、西大井・新川崎経由の東海道本線の支線、通称「品鶴線」を走行します。この品鶴線、鶴見駅構内で再び東海道本線に並行し、横浜に達します。横浜〜大船間は東海道本線と並行し、東海道本線が停車しない保土ヶ谷と東戸塚に停車します。西村京太郎氏のミステリーでこの停車駅・停車ホームの違いをネタにしたものもありました。
 大船から先は正式な「横須賀線」。鎌倉・逗子・横須賀を経て、久里浜に至ります。逗子までは15連対応のホームがありますが、逗子以南では11連対応のホームしかないため逗子以南へ直通するE217系などは逗子駅で分割・併合を行っています。なお、横須賀〜久里浜間は単線です。
 線区単独で見ると鎌倉や久里浜に至る観光路線、といった風情ですが、総武快速線と直通することで重要な通勤路線となっています。内房線・外房線・成田線へも直通する列車が設定されています。また湘南新宿ラインも徐々に拡充され、宇都宮線(東北本線)への直通列車も数多く走るようになってきています。
雨の久里浜駅ホーム[04.08.28]

(駅案内)東京—新橋—品川—西大井—新川崎—横浜—保土ヶ谷—東戸塚—戸塚—大船—北鎌倉—鎌倉—逗子—東逗子—田浦—横須賀—衣笠—久里浜
(その他)全線電化、一部単線、幹線

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