このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
山手線と双璧をなす(?)環状線です。一周21.7kmで、所要時間は約40分。山手線が一周34.5km、約60分ですので、若干大阪環状線の方が「輪」が小さいことになります。線区としての「山手線」は環状線ではなく、田端〜池袋〜新宿〜大崎〜品川という区間だけですが、こちら大阪環状線も「環状」を名乗りながらも完全な環状ではありません。正式には、新今宮〜天王寺間の1区間1.0kmは関西本線となっています。なお、今宮〜新今宮間は関西本線との二重戸籍区間となっています。
運転体系は山手線とは全く異なると言ってもいいでしょう。山手線のような環状運転を行う各駅停車もありますが、大阪・京橋・天王寺を起終点とする列車が多数設定されています。このような環状線内列車の他、天王寺・京橋を起終点とし、大阪環状線を一周して天王寺から他線区と直通運転を行う列車もかなりの数に上ります。天王寺から大和路線(関西本線)に抜ける「大和路快速」、阪和線に抜ける「関空快速」「紀州路快速」などがそれです。また、梅田貨物線を経由して西九条から天王寺まで大阪環状線を走る特急列車(「はるか」・「くろしお」など)や、桜島線(ゆめ咲線)に直通する普通列車も設定されており、バラエティに富んだ車両が線路を共有して駆け巡っています。
例の「車掌DJ」、スーパーベルズが大阪バージョンとして出したCDに収録されているのもこの大阪環状線。大阪駅を発車する外回り電車が「京橋・鶴橋方面天王寺行きです」と言ってスタートします。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |