このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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京急蒲田駅にて[04.03.06]
京急蒲田駅より空港線に進入する北総開発鉄道7300系

京急蒲田—糀谷—大鳥居—穴守稲荷—天空橋—羽田空港
 旧羽田駅である天空橋駅から羽田空港までの延伸開業を果たし、空港アクセス鉄道としての面目躍如を果たした京急空港線、6.5kmの路線です。2004年3月現在、羽田空港駅の利用客が一億人を突破したという広告が打たれています。全国各地で広告展開をするほか(各空港や地方の鉄道の車内広告など)、横浜方面へのアクセス改善も積極的に行い、利便性をアピールしています。
 ダイヤ改正の度に列車種別や運転区間が若干変更されますが、相互乗り入れのバラエティの多さも話題の一つです。都営地下鉄浅草線、京成線、北総開発鉄道線の車両がそのまま乗り入れてきます。都営地下鉄浅草線を介して京成線に直通、羽田空港〜成田空港間を直通する「エアポート快特」は空港線内はノンストップ、浅草線内でも急行運転を行う変わりダネです。
 京急蒲田駅が地平駅で、しかも2面3線しかなく、空港線は同じホームで空港行きと品川方面行き・横浜方面行きの全てをさばいています。さらに、京急蒲田発車後ほぼ直角に曲がるカーブを経て第一京浜を横切る踏切があって、この踏切の区間を抜けるまで単線なので、あらゆる面で状況は逼迫しています。現在高架化事業が進行中で、これが完成すれば本線を支障することなく空港線を分岐できるようになります。品川乗り換えで渋谷・新宿・池袋方面へのアクセスには便利ですし、東京モノレールとの熾烈なシェア争いはこれからも続くことでしょう。

(駅案内)京急蒲田—糀谷—大鳥居—穴守稲荷—天空橋—羽田空港
(その他)全線電化複線(わずかに単線区間あり)、大手私鉄、パスネット加盟

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