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仙台空港にて[07.06.30]

仙台空港—美田園—杜せきのした—名取
 2007年3月18日に開業した空港アクセス鉄道です。東北本線名取駅から分岐し、ほぼ全線高架で仙台空港へ向かう全長7.1キロ、単線の路線です。全列車が東北本線に直通し、仙台〜仙台空港間の運転となります。仙台〜仙台空港間の所要時間は途中名取のみ停車の快速で17分ですが、快速が1日2往復程度しか設定されていないため、各駅停車で25〜30分程度、というのが基本です。およそ30分に1本の運転ですが、完全にパターンダイヤ化されてはいません。
 仙台空港駅は道路を挟んで空港ターミナルに並行する形の高架駅になっています。ターミナルとは連絡橋で直結されていますが、「出発」はともかく、「到着」の場合は少々位置がわかりにくいかも。連絡橋を渡ると目の前に電車が見えるのですが、ホーム端にある改札口まで大回りしなければならないのも若干難があるような気もします。そんな仙台空港駅は頭端駅で、島式ホーム1面2線。駅を出てすぐ30キロ制限の左カーブがある関係で、1番線と2番線では停車位置がずれます。仙台空港駅を発車するとすぐ左カーブをきって地下にもぐります。トンネルで滑走路の下をくぐり、再び高架に駆け上がると美田園駅。駅周辺はもともと田んぼだったので、まだまだ開発の余地があります。島式1面2線で、2007年夏現在で線内唯一の交換駅となっています。高架線を疾走して次は杜せきのした。「せきのした」は「関下」というもともとの地名からきています。ここは駅前に「ダイヤモンドシティ・エアリ」なる大型ショッピングセンターがあり、かなりの乗降があります。島式1面2線の構造になっていますが、片側には線路が敷かれておらず、1線のみの使用となっています。国道4号をオーバーパスし、ゆるく右カーブをきって東北本線上り線を越え、上下線に挟まれた名取駅2番線に到着します。
 車両はJR東日本E721系のワンマン仕様車と自社のSAT721系が共通に使用されています。自動放送を備えており、首都圏のE231系などと同様の案内放送を聞くことができます。

(駅案内)仙台空港—美田園—杜せきのした—名取
(その他)全線電化単線(交流電化)、第3セクター

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