このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

踊る時刻表>仙台特集>仙台逍遥>C60−1

仙台市青葉区桜ヶ丘公園

なかなか撮りづらい位置にあるんですこれ。
 定禅寺通りを西に進むと突き当たりに桜ヶ丘市街地住宅と仙台市民会館があります。右手が大学病院、左手が西公園になります。この市街地住宅脇の公園内にひっそりと設置されているのがこの機関車です。
 脇に設置された看板の記述を抜粋します。
形式C60−1号
重量機関車(空車)74.380t
炭水車(空車)21.900t
長さ21.360m
2.936m
高さ3.980m
経歴この機関車は昭和17年C−59形式として、日立製作所で造られたもので、当時山陽本線に配属され特急、急行列車をけん引した由緒あるものです。
 昭和28年、国鉄浜松工場でC60形式(第1号)に改造されたうえ、東北本線、常磐線に転属となり、15年もの長い間特急列車をけん引した東北地方に最もなじみの深い機関車です。
 昭和43年10月、東北本線の全線電化に伴ない、蒸気機関車はその使命を終り、永久にその姿を消しました。
 しかし、この機関車は鉄道史上最大級の蒸気機関車として永久に保存されることになり国鉄から仙台市にその管理を移されたものです。
昭和44年5月   仙台市   
 休日の昼間などには、近所から遊びに来たらしい子供たちがテンダの上によじ登り、さらにその上まで使って遊び回っている光景が見られます。微笑ましいのか危なっかしいのか…。福岡市の「貝塚公園」を髣髴とさせる光景ではありますね(笑)

<<「仙台逍遥」に戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください