このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
泉中央 いずみちゅうおう ↑↓ 八乙女 やおとめ ↑↓ 黒松 くろまつ ↑↓ 旭ヶ丘 あさひがおか ↑↓ 台原 だいのはら ↑↓ 北仙台 きたせんだい ↑↓ 北四番丁 きたよばんちょう ↑↓ 勾当台公園 こうとうだいこうえん ↑↓ 広瀬通 ひろせどおり ↑↓ 仙台 せんだい ↑↓ 五橋 いつつばし ↑↓ 愛宕橋 あたごばし ↑↓ 河原町 かわらまち ↑↓ 長町一丁目 ながまちいっちょうめ ↑↓ 長町 ながまち ↑↓ 長町南 ながまちみなみ ↑↓ 富沢 とみざわ | 昭和62年7月に開業した全長14.8kmの路線です。1,067mm狭軌、1,500V架空線集電方式です。ファジー制御を採用したATOによる自動運転が行われており、一両の長さが22mという、新幹線を除けば日本最大級の長さをもつ車両が4両編成で運転されています。開業時点では八乙女〜富沢間でしたが、延長されて泉中央に到達しています。これ以上の延伸は、南側、北側とも市域をはみ出してしまうため積極的には議論されていないようです。もっとも、開業時点では黒松以北は泉市(現・仙台市泉区)だったわけですが。南北とも仙台市のベッドタウン化が進んでいる地域なので、延伸が果たされれば利便性は間違いなく向上すると考えられます。無理矢理南側に延伸して仙台空港鉄道とつなげる、というのはさすがに夢物語ですね。 泉中央は斜面を利用した半地下構造で、発車するとほどなく仙台スタジアムを横目に七北田川を渡り、高架区間に入ります。八乙女は高架駅。地形的に谷になっている沼地の上を高架とトンネルで抜け、黒松は掘割状の半地下構造。ここから地下区間…と思いきや、次の旭ヶ丘ではホームに日が射します。この駅も地形を利用したユニークな駅で、ホーム面と駅西側の公園の地面がほぼ同じ高さながら、東側の住宅地から見ると地下2階にホームのある普通の地下鉄駅となっています。直上には道路が走っており、駅にバスターミナルと市民センターの建物が併設されています。 台原からは普通の地下区間です。6両対応ホームが必ず直線で設置されているのが特徴で、車両についても右側に運転台があり、ホームの視認性を高めています。ファジー制御のATOは、導入当時は日本初でした。このファジー制御というのは、停止位置に無理矢理止めるよりも、制動による衝撃を極力少なくする指示を優先させるということだそうです。もっとも、そんなに激しく停止位置からずれることはありませんが。北仙台はJR仙山線との接続駅。仙山線も快速電車が停車します。北四番丁を過ぎると難読駅名、勾当台公園。宮城県庁・県警察本部、仙台市役所、青葉区役所の最寄り駅です。この辺から商業施設の立ち並ぶ市街地になります。急曲線で左カーブを切り、広瀬通。ホームを直線にするため、駅の前後に急曲線が入ってしまっています。次の仙台に向け、再び右カーブをきります。 仙台はJR線との乗換駅。ただし、仙石線についてはあおば通駅乗り換えが便利です。JR仙台駅とは地下でもつながっていますが、地上にしろ地下にしろ、少々連絡がややこしい形になっています。仙台を出ると次は五橋。しばらく、かつての市電のルートをたどります。愛宕橋、河原町と昔ながらの地名の残る地域を過ぎると広瀬川をくぐって長町一丁目。太白区の中心街である長町では3つの駅に停車します。終点富沢は再開発も行われている住宅地です。近所に仙台市体育館があるためイベント開催時には地下鉄が活躍します。富沢からさらに南に単線が延びており、車両基地があります。また、この基地に市電保存館が併設されています。 富沢方面行きホームには赤色、泉中央方面行きホームには青色の駅名板が設置されており、直感的に方向がわかるようになっています。 |
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