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2005年03月01日、JRグループがダイヤ改正を行いました。東海道・山陽新幹線「のぞみ」が増発・区間延長され、特急「はくたか」「かもめ」などが増発されました。珍しく平日改正となりましたが、高校の卒業式と重なった場所も多かったのではないでしょうか。改正初日、東北本線館腰〜岩沼間で常磐線の特急「スーパーひたち1号」が踏み切りに無理に進入したトラックに衝突、1時間半程度運転を見合わせるという事故が発生してしまいました。あまり幸先の良くない話です。
これまでのダイヤでは普通列車は仙台折り返しが基本でしたが、白石〜松島、白石〜小牛田、郡山〜小牛田、福島〜一ノ関などの列車が目立つようになりました。土休日のみ運転の福島〜仙台間の快速も継続して運転されるようです。新幹線では、臨時扱いで金曜日の夜東京22時16分発の「やまびこ179号」、土曜日の朝仙台6時ちょうど発の「やまびこ132号」が継続して運転されるようです。両列車とも上野・大宮のみ停車で終発の繰り下げ、始発の繰り上げというだけでなく、速達性もあるため好評のようです。
また、この改正から「土日きっぷ」の有効区間が若干拡大されました。これまで「羽越本線・酒田、陸羽西線、奥羽本線・新庄、東北新幹線・古川、東北本線・小牛田、陸羽東線、石巻線(石巻〜女川間を除く)以南のJR東日本全線及び北越急行・伊豆急行の全線」だったものが、「石巻〜女川間を除く」の部分が削除され、石巻線も全線使えるようになりました。 さらに、工事が行われていた仙台駅の西側から2番目の島式ホームが竣工し、ダイヤ改正を機に使用されるようになりました。ホーム北側を張り出して、これまで中線となっていた西側から2番目の線路にも旅客列車の発着ができるようにしたものです。この張り出し部分が「2番線」となり、旧2番線の南側は切り欠きホームとして「3番線」を名乗るようになりました。(下図参照)この番線名変更は前回2004年10月改正で行われていたので、今回は新2番線使用開始のみが変更箇所となりました。
└——————————————————————┘ ========================= ========================= ┌——————————————————————┐ | ↑4番ホーム ↓3番ホーム | | ┌————————————┘ |2番ホーム |×============ └—————————┘←盛岡方 →福島方 ======================== ======================== ┌——————————————————————┐この2番ホームは6両編成が入る有効長を持っています。東北本線・常磐線の各駅停車は長くてもせいぜい6両なので、たいていの列車が停車できることになります。ただし、跨線橋がホーム中央付近にしかないので、盛岡方先頭車に乗っていたりするとやや乗り換えに時間がかかってしまうことになります。
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