このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

しし座流星群大出現!!


平成13年11月19日早朝。
最新の理論によれば、しし座流星群の大出現が期待できるとの雑誌記事を信じた私は、眠い目をこすりつつ起きていました。
午前2時、外は曇り空。ただ雲のかたまりに濃淡があり、しかも流れが速いので晴れるかも知れないと思い、もう少し待つことにしました。
午前2時半頃、窓から外を窺うと何と星が見えている(驚)
晴れたら起こしてくれと言っていた娘を起こし、急いで身支度して外へ出ました。

北斗七星の柄杓の柄のあたりです。思ったよりもたくさんの流星が写っていました

南の空にはオリオン座が輝き、頭の上には私の守護星座(^^)の双子座が。
双子座の中にあって、ひときわ明るく輝いているのは木星でしょうか。
東の空には、上りかけたしし座が見えます。
星の美しさに見とれている内にも、次々と流星が流れます。
明るい星が流れると、思わず「オッ!」とか「うわっ!」とか声が出ます。
続けて流れたり、2,3個同時に流れたりで、そのたびに声を出してしまいます。
娘と二人、互いに「しーっ。」と相手を牽制したりして・・・。
しかし、寝静まった住宅街で、声をひそめつつも、どうしても歓声は止まりませんでした。





少し前まで曇っていたせいでしょうか、余り寒くはありませんでした。
今回心配だったのは、お天気と共に寒さの事でしたので、この点はホッとしました。

ひときわ明るい流星が流れました。中央の明るい星は北極星です

午前3時少し前辺りから雲がたくさん流れてくるようになりました。
見栄えのするオリオン座をはじめ、冬の星座達は雲に隠されてしまいましたが、北極星付近やしし座付近は雲が消えていて、なんとか3時半頃まで眺めることが出来ました。
外に出ていたのは、正味1時間とちょっとでしたが、その間に見た流星は100個以上でしょう。
カメラは、適当に三脚に載せて、2〜3分を目安にバルブでシャッターを切っていたので、きちんとした撮影データーは有りません。
あまり期待していなかったのですが、思った以上に流星が写っていて満足でした。






使用カメラ : ニコンF ニッコール35mmF2(F2.8で使用)
使用Film : フジカラー800(ISO800)


棚倉町で撮影。流星がたくさん(^^)

福島天文同好会の 佐藤光さん から、頂いた写真です。ご本人の了解を得て、公開しています。
空が暗いところで観測されたようですね。流星がたくさん写っています。


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