★林業におけるGPSとICタグの可能性
農業分野では、GPS情報に基づき、
「このエリアの生育がいい」とか、
「ここは3日前に肥料を撒いたエリアだから、二重に撒かないように」
等の情報を提供するサービスがあるらしい。
・・・相当高いだろうが。
先日某所の山林に行ったが、このような山林でもGPSはつながる。
なので、山林でGPSで林業管理すれば、もっと効率がいい林業ができるのでないか?
さらに言えばICタグも組み合わせる。
各樹木毎に個体番号を割り振って、個別管理する。
個体番号002356の樹木は、樹齢45年で、高さは12メートル、
位置は北緯35度33分59秒45、東経136度04分21秒74・・・のように。
従来の林業というのは、個々の樹木レベルまで掘り下げた林業管理はしていなかったと思う。
あくまで「1ヘクタール当たりの林業生産量」で管理していたと思うが、個々の樹木レベルまで
ブレークダウンした林業管理を行えば、もっときめ細かい、生産性の高い林業が
展開できる可能性があるのではないか?
そういえば、立木は不動産登記できる、と聞いたことがあるが、この登記と林業GPSシステムを
組み合わせても面白い。
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