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農業・グルメブレーク39.農業は雇用余力がないのではないか?

(なんでも掲示板 0 8年12月 投稿済)

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農業は雇用余力がないのではないのか?  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009120()190145

 

 

 

あじあ号様にメールで聞きましたが、お忙しくて中々ご回答いただけないので、
皆さんにもお聞きします。

日雇い派遣労働者の雇用対策として「農業部門」が脚光を浴びている。
その背景としては「農業人口が急速に高齢化し、後継者不足になる」という
予測があるからだが、他方で農水省は「日本の農家は細分化され過ぎ、
零細兼業農家・零細年金農家が多すぎる」としている。
そして「あるべき日本農業の姿」として、「40万戸の担い手農家が
大規模農業を営む」という社会像を描いている。

で、気になるのは「40万戸の担い手農家、というのは、トータルで
何人の労働力を必要としているのか?」ということ。
仮に、40万戸の担い手農家が、「夫妻2名の労働力、80万人の労働力があればいい」
という場合で、50歳以下の農家の人口が「現時点でも80万人」いる場合には、
「これ以上の農家の増加は不要」となる。
50歳以下の農家の人口が「現時点でも100万人」いる場合には、
「増加が不要どころか、若手農家にも離職してもらわなければいけない」ことになる。

現在の「零細農家の寄せ集まり」状態の農業社会であれば、
「農家の担い手が不足」するので、「日雇い失業者を雇用して受け入れる」ことが
社会的に理にかなっている。
しかし、将来的に「日本農業を大規模農業化する」つもりであれば、
一旦「農業社会に雇ってしまった元日雇い失業者」は、
「大規模化への足手まとい」になりはしないか?

「農業は雇用余力」がある、とマスコミの方々も、有識者も、政治家も主張しているが、
果たして「担い手農家40万戸へ、農業人口減少一直線」の
農水省のシナリオを理解して主張しているのか、甚だ疑問。

まあ、「担い手の農家の必要労働力数」が「現在50歳以下の農業人口」より
「多い」のであれば、労働力不足、ということになるので、小生の心配は杞憂
(この場合、日雇い失業者の農業転職をさらに加速させる必要がある)になるのだが、
その辺のデータをお持ちの方、いらっしゃいますか?

ミンス党辺りが、質問趣意書で農水大臣に質問すれば、たちどころに
答えが返ってくるのだろうが。

 


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