このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

農業・グルメブレーク4.障害者農業は脱法行為か?

(なんでも掲示板 0年0月 投稿済)

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もろもろ  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009424()193618

 

 

 

3.企業にとって、障害者法定雇用割合というのは「悩みのタネ」である。
  実際に障害者でも可能な職を用意するのが、
  ハード的に、というよりソフト的に「難しく」、
  「法定雇用義務違反の罰金を支払った方が、かえってコストは安上がり」
  という状況になっている。

  この悩みを「逆手に取った商売」がある。

  企業(仮にA社とする)が表向きは障害者を雇用したことにして、実際には
  B社に障害者を派遣する。
  その上で、B社は農業生産法人C社へ障害者を再派遣し、障害者は実際には
  農作業を行う。

  この商売を思いついたB社は
  「障害者の仕事としては、デスクワークよりも、太陽の下の農作業の方が
   向いている。テラピー効果もあるはずだ。」
  そして
  「A社の職場環境をバリアフリーにしたり、障害者が働けるようソフト・ハードの整備を
   行うのは莫大なコストが嵩む。
   各社に「割り振られた」障害者を「一箇所にまとめて」、そこでバリアフリー対応を
   行った方が、社会的にはコストが嵩まない」としている。

  確かにグッドアイデアではあるが、本来この制度を企業に「強要する」厚生労働省の
  「目論見」は、「一般企業のそれぞれの実際の職場で、バリアフリー化したり
  ノーマライゼーション化を図って欲しい」という趣旨で制度を作ったと思われるので、
  これって一種の脱法行為では・・・

  それとも、厚生労働省は場所はどこでもいいから、障害者に職を与えたい
  (その費用が厚生労働省負担ではなく大企業負担であればいい)、という考えだろうか?

 


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