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農業・グルメブレーク45.マイクログリッド農業

(なんでも掲示板 0年0月 投稿済)

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マイクログリッド農業  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009411()144659

 

 

 

よくワカランタイトルであるが。

マイクログリッドとは、自然エネルギー(=供給不安定)の増大に
対応して、電力を需要・供給ともにコントロールする仕組みである。

日差しが強まって太陽光発電が急伸しているから水力発電出力をセーブしようとか、
電力需要が急増しているから契約家庭の電力料金を増額して需要抑制させようとか、を
リアルタイムネットワークで管理する。

この仕組みを農業にも応用する。

ほうれん草の生産が急増しているからイオン3分間クッキングでほうれん草を紹介しよう、
という管理の方法もある。
あるいは農水省がスーパーコンピューターで全国のリアル生産量を管理して、
「需給バランス的に最適解となるレシピ」を瞬時に算出する。
ほうれん草とイワシが過剰気味、という予測が立てられたなら、それに合わせた
レシピ(どういうレシピになるのか知らないが)を全国の小学校や老人ホーム、
弁当業者に情報提供する。

小学校とか老人ホームは必ずしもこのレシピを守らないといけない義務はないが、
レシピを「遵守」した場合はポイントが貰えて特典がゲットできる。

毎日ほうれん草だと飽きが来るだろうし、栄養バランスも偏るだろうから、
その辺は「適度に味や栄養もチェンジしたメニューを翌日は出す」ようにする。
この辺はスーパーコンピューターの性能を相当上げないといけない。
醤油味の翌日は塩味にして、その翌日は酢の物、という風に。

つまり、この壮大なレシピ提供システムで以って、需要側をコントロールしようという考えである。
他方、供給側も植物工場を組み合わせることによってなんとか安定供給できるように
なればいいが。

 


栄養管理的に  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009411()145837

 

 

 

微量元素なども含めて毎食毎日管理して、
365日全体で栄養バランス取れてました、という人は、そんなにいないだろう。

小生みたいに「栄養学なんてどこの世界の話?」と無視を決め込んで
コーラやビールを馬鹿飲みして牛乳を摂取しない人間は論外だが、
いわゆる「健康オタク」でも、100%の計算をすることはできない。

スーパーコンピューターは、こういう場合に活躍すべきだと思うのだが。
例えばスーパーの購入品を家で開封して料理に使う際に、
パックについているQRコードをケータイで読み取らせたり、
外食時にメニューに付いているQRコードをケータイで読み取らせる。

そうしていると5日後とかに
「最近鉄分が不足していますね。
 自宅で作る場合はこのレシピがお勧めです。
 外食の場合はこのメニューがお勧めで、最寄ではこの定食屋にあります」
とケータイが「執事」してくれる。

で、その「執事」機能の中に、さりげなく「豊作食品」を紛れ込ませるのである。

さらに理想形は、トイレ内センサーとリンクして、尿成分・大便成分から栄養状態を測定して、
それを踏まえて「ビタミンAが不足していますね」とアドバイスするケータイが欲しい。

 


えーと  投稿者: くろだ  投稿日:2009411()16109

 

 

 

スーパーコンピュータに何を求めているのでしょうか?

 


スパコン  投稿者:なかだ 投稿日:2009412()082645

 

 

 

>スーパーコンピュータに何を求めているのでしょうか?

購入品の傾向から不足がちな栄養素を「計算させる」のに使うということなんでしょう。
まあ、「スーパーコンピュータ」が何が得意なのかがわかっていないとだめです。
ちなみに、スーパーコンピュータはベクトル演算を超高速で実行する機能が優れています。
円周率の計算を(無駄にものすごい桁数)行わせるとか、構造解析とか、まあ大規模シミュレーションなんかが得意と思ってよいです。
栄養計算はてんでスーパーコンピュータには向かないなあ。ほとんど「計算」するものが無い。データベース処理とか、ナレッジベース処理とか、ですね。そこいらのサーバで充分。

 


個々人の摂取栄養と農産物の需給  投稿者:あじあ号 投稿日:2009412()085113

 

 

 

個々人の摂取栄養や健康状態から、どのような栄養が必要かは、コストと技術面
をおいておくと可能でしょう。
でも、農産物の需給状態と連携してどのようなものを食べるべきかのアドバイスを行うのは難しいですね。
ある野菜が通常より多くとれそうであっても、それがどのような形態で消費者
にわたるか判らないし、距離すなわち輸送コストも考えないといけないし等々
で、これが可能なら、ものすごく効率的な計画経済が可能になると思いますが、正直、難しいでしょうね。日本政府はとても対応できない。

 


( 無題)  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009413()210953

 

 

 

確かに単に個人が栄養状態のアドバイス受けるだけなら、
スパコンは不要でしょう。

>それがどのような形態で消費者にわたるか判らないし、
>距離すなわち輸送コストも考えないといけないし等々で、これが可能なら、
>ものすごく効率的な計画経済が可能になると思いますが、正直、難しいでしょうね。
>日本政府はとても対応できない。

この辺のファジーな要素を計算するとなるとスパコンの出番じゃないか、と。

天候因子、土壌因子、距離因子、経済的因子、世代的因子、疾病的因子などを総合的に計算し、
かつ「農水省の指示に従ったのは60%だったが、補助金付けて指導したら70%になった」
のような政策の実効性因子まで入れ込むと、相当複雑な計算になる。

 


( 無題)  投稿者: くろだ  投稿日:2009414()182715

 

 

 

>>それがどのような形態で消費者にわたるか判らないし、
>>
距離すなわち輸送コストも考えないといけないし等々で、これが可能なら、
>>
ものすごく効率的な計画経済が可能になると思いますが、正直、難しいでしょうね。
>>
日本政府はとても対応できない。

>
この辺のファジーな要素を計算するとなるとスパコンの出番じゃないか、と。

いや、計算以前の問題です。

>>
それがどのような形態で消費者にわたるか判らないし、

計算するためのデータがないんですから。
データを集めやすくするのはスパコンのお仕事ではありません。

 


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