よくワカランタイトルであるが。
マイクログリッドとは、自然エネルギー(=供給不安定)の増大に
対応して、電力を需要・供給ともにコントロールする仕組みである。
日差しが強まって太陽光発電が急伸しているから水力発電出力をセーブしようとか、
電力需要が急増しているから契約家庭の電力料金を増額して需要抑制させようとか、を
リアルタイムネットワークで管理する。
この仕組みを農業にも応用する。
ほうれん草の生産が急増しているからイオン3分間クッキングでほうれん草を紹介しよう、
という管理の方法もある。
あるいは農水省がスーパーコンピューターで全国のリアル生産量を管理して、
「需給バランス的に最適解となるレシピ」を瞬時に算出する。
ほうれん草とイワシが過剰気味、という予測が立てられたなら、それに合わせた
レシピ(どういうレシピになるのか知らないが)を全国の小学校や老人ホーム、
弁当業者に情報提供する。
小学校とか老人ホームは必ずしもこのレシピを守らないといけない義務はないが、
レシピを「遵守」した場合はポイントが貰えて特典がゲットできる。
毎日ほうれん草だと飽きが来るだろうし、栄養バランスも偏るだろうから、
その辺は「適度に味や栄養もチェンジしたメニューを翌日は出す」ようにする。
この辺はスーパーコンピューターの性能を相当上げないといけない。
醤油味の翌日は塩味にして、その翌日は酢の物、という風に。
つまり、この壮大なレシピ提供システムで以って、需要側をコントロールしようという考えである。
他方、供給側も植物工場を組み合わせることによってなんとか安定供給できるように
なればいいが。 |