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ブレーク10・電柱地中化は都会の落雷事故を増加させる?
(なんでも掲示板 02年8月 投稿済)

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電柱 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:8月29日(木)06時52分56秒

雷雨の時、都会(例:東京23区内)を歩いていて、雷に打たれて死んだ、
という話は聞いた事がない。

ふと思うのであるが、これは道路上の電柱が避雷針の役割も果たしている
からではないだろうか?
(勿論、通常の建物の避雷針のウェイトも大きいだろうが)

避雷針は、自身の高さに相当する距離まで効果があるらしい。
(即ち、「避雷効果」がある部分は、底辺と側面が角度45度を
なしている円錐状になっている。)

で、最近、「都市の美観」が喧しく、電柱地中化が叫ばれているが、
電柱地中化を行なうと、落雷死の人が増えるのではないか、と
心配してしまう。


注意! 投稿者:まる 投稿日:8月29日(木)12時44分25秒

>避雷針は、自身の高さに相当する距離まで効果があるらしい。
>(即ち、「避雷効果」がある部分は、底辺と側面が角度45度を
>なしている円錐状になっている。)

これは正しいのですが、あと一つ忘れてならないのは「側撃」です。
木や電柱などに落雷した場合、電流は地中へと流れていきますが、
その途中、半径2メートル以内に人が立っていた場合、木や電柱から
人の方へ高電流が移動して落雷する側撃が起こります。

特に木やコンクリートなど電流の流れにくいもののそばに人が
立っていると、人のほうに電気が移ってくる確率が高くなります。

ですので、電柱の横で雷を避けられるなんて思ってると危ないです。
電柱などから2m以上はなれて立てば安全とされています。


理由は? 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:8月30日(金)07時00分09秒

まるさん、レスどうもです。

電柱に側撃の逆効果があるのはわかるのですが、では、都内等で落雷による事故が
少ない理由は何でしょうか?
人口等から勘案すると、もっと都内で落雷死亡事故があってもいいと思うのですが。
23区内でも閑静な住宅地(豪邸ばかりの街)などは、住宅に避雷針もないですし、
住宅頂上からの「保護角」45度に守られている場所も少ない。
そんな街の道路を歩いている人などは殆ど守られていないも同然ですが、
「田園調布の路上で落雷死」とか「松濤の路上で落雷死」とか聞いたことがないのですが。


落雷事故 投稿者: なかだ  投稿日:8月30日(金)11時42分59秒

まず、都内は北関東に比べると雷雨の件数がかなり少ないですね。局地的都市型
集中豪雨は増加していますが、落雷を伴うようなものは少ないのではないでしょうか。
日本全体でも南関東は雷の少ない地域だと思います。雷の発生件数は山岳地帯の
ほうが平地よりも少ないこともありますし。

落雷による人身事故のかなりの部分は山岳とゴルフ場だったかと思います。
都市部以上に突起物が少なく逃げ場がなく、かつ雷の発生件数が多いところですね。


デタラメ科学番組 投稿者:まる 投稿日:8月31日(土)21時05分05秒

古館の出てるテレビ朝日の「情報ブギ」っていう番組で大間違いを放送していた。

「金属をつけていたほうが雷に対して安全なんです」だとか、
理屈はこうである。金属製のよろい、かぶとなどを身にまとっていると
雷が自分に落ちたとき、金属を通って体を通らずに、地面に流れるから
だとか。

言うまでもなく、金属製品を見につけているほうが安全というのは間違いである。
体の一部に金属製品を身につけている場合、金属製品がとがった形をしていると
落ちる確率は高くなる。

全身を金属でまとうと別の話になるとしても、
落雷する確率は増加、かつ落雷時に電流がうまく逃げて助かる確率も増えるという
ことになるので、わざわざ金属をまとう必要もない。

他にも
中国では7回、地震予知が当たったと賞賛していたが、何回はずしたのかも
示さないと意味がない。こんな理屈でいけば、テロを起こした某宗教団体も
一回地震予知を成功させたことになる。
日本は地震予知を当てたことがないといっていたが、正確には
日本は「地震予知を行っていない」のである。大違いだ。

いちいちあげつらえられないが、あの番組を2,3度見たがデタラメが多い。
マイナスイオンの回でもでたらめを言っていた。
あれだけデタラメを科学番組風に言われると、見てて腹が立って仕方がない。


役に立つこと 投稿者:まる 投稿日:8月31日(土)21時08分43秒

も一つ言っていた。管理人の予想どうりだが、電柱間の電線の上部には、
電線に並行に「架空地線」という裸の金属線が張られているのだそうだ。
これが電線に対する避雷針の役割をしているので、この下にいれば安全と
いうことになる。都心部は安全ゾーンが多いわけですね。

http://www.fair-sky.net/wada/souden/sen_2.html


電柱の地中化について 投稿者:まる 投稿日:11月26日(金)16時37分5秒

確かここだったとおもいますが、電柱を地中化してしまうと
落雷事故が増加するから良くないのではという議論がありました。

昨日ふと思ったのですが、落雷による死亡事故は年間二桁あるか
ないかではないかと思います。
しかし、電柱に車が衝突することによる死亡事故は年間3桁の数で
起きています。車単独の工作物衝突による死亡事故は昨年で1119件
ありますが、半数以上は電柱への衝突でしょう。

ですから、単純に交通事故と落雷の死亡者数を比較すると、
電柱の地中化を進めるべきではないかと考えられます。


ちょっと違うのでは? 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:11月26日(金)18時48分56秒

まる様
>昨日ふと思ったのですが、落雷による死亡事故は年間二桁あるか
>ないかではないかと思います。
>しかし、電柱に車が衝突することによる死亡事故は年間3桁の数で
>起きています。車単独の工作物衝突による死亡事故は昨年で1119件
>ありますが、半数以上は電柱への衝突でしょう。
>ですから、単純に交通事故と落雷の死亡者数を比較すると、
>電柱の地中化を進めるべきではないかと考えられます

単純に電柱に衝突して死亡する事故は確かに3桁あるのかもしれません。
しかし、そういう事故の大半では、
「たとえそこに電柱がなくても、その先にある住宅に衝突してしまう」
でしょうから、どのみち死亡事故になるでしょう。
下手すれば、その家の人を巻き添えにしたり、電柱の先の歩行者を
巻き添えにして、更に死傷者は増えるかもしれません。

なので、電柱があるから交通事故が増える、ということはないと
思います。


それは違います 投稿者:まる 投稿日:11月26日(金)19時06分30秒

>>「たとえそこに電柱がなくても、その先にある住宅に衝突してしまう」
>>でしょうから、どのみち死亡事故になるでしょう。

クルマを運転したことがある人なら分かると思うのですが、
電柱はかなり車道にはみ出して設置されているのもあります。
実際に交通死亡事故の原因を検索しもらえればわかりますが、
電柱がなければ助かったケースがほとんどです。


電柱でござる 投稿者:くろだ 投稿日:11月26日(金)21時18分33秒

> 単純に電柱に衝突して死亡する事故は確かに3桁あるのかもしれません。
> しかし、そういう事故の大半では、
> 「たとえそこに電柱がなくても、その先にある住宅に衝突してしまう」
> でしょうから、どのみち死亡事故になるでしょう。

どっちかというと「電柱がなかったら落雷による死者は3桁じゃすまない」
とかうそぶけばいいのに(って嘘かよ)。

電線の地中化で問題になるのは送電ロスですね。数十Hzとはいえ交流なので、
静電容量が増えると損失が多くなります。


もろもろ 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:11月26日(金)21時49分27秒

>どっちかというと「電柱がなかったら落雷による死者は3桁じゃすまない」
>とかうそぶけばいいのに
そうか、その切り口があったか(笑)


(無題) 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:7月10日(日)08時12分30秒

幸せってなんだろ?(その2)

http://d.hatena.ne.jp/e_ina/20050708/1120840898
>新聞に、こんな記事が載ってた。
>「神奈川前知事の妻と娘、雷に打たれて死亡」
>この記事だけをここに切り出すと、なかなかの衝撃を感じ取ってもらえるんじゃないかと思う。
>地位と名誉に対して、凄まじいまでの、不幸。
>そんな図式が見て取れる。
>カミナリってのがまた凄い。
>「不幸」は、自分では全くコントロールできないってことを、極端なまでに象徴している。


 


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