このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ブレーク32・暴力団を根絶して良かったのか?

(なんでも掲示板 05年01月 投稿済)

まち・むら・そしてたびのページのトップへ戻る

コーヒーブレーク目次に戻る


この文章への感想・反論・コメントは なんでも掲示板 で受け付けています。


暴力団を根絶して良かったのか? 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:1月22日(土)12時15分56秒

オレオレ詐欺改め「振り込め詐欺」が後を絶たない。
http://www.asahi.com/national/update/0122/010.html
によれば、着信履歴に見知らぬ番号ではなく、自宅の番号を表示させて
「家族を人質に取った。金を振り込め」という事件が起こったらしい。

架空請求詐欺も、裁判制度の盲点をついて、少額訴訟や支払督促という
制度を悪用するなど、益々「進化」している。

ハイテク犯罪も、カード偽造やスキミング、フィッシング詐欺、と
進化している。

で、こういう犯罪をしている連中と言うのは、
「元暴力団で、暴対法によって「シノギが少なくなった」為に
 個人相手の詐欺・脅迫をしている」のが多いという。
元暴力団だと、カタギの商売はできない、ということか。

そう考えると、「出口を考えずに、とにかく資金源のみを
絞った暴対法は、果たして良かったのか?」という疑問が出てくる。
暴力団のころは、確かに「ワル」は「ワル」だったが、素人相手の
犯罪というのは少なかったと思う。

そのこと、暴力団は、トバクや風俗で、いわば「玄人」相手に
金を巻き上げていたのである。
悪いなりに「安定した」社会であり、素人に迷惑を掛ける事は
「ヤクザの風上にも置けない」ということで、ヤクザ界なりの
「ルール」のようなものがあった。

そのルールが崩壊したようだ。

暴力団なきウラ社会というのは、今のイラクのようなものであり、
フセイン(暴力団)無き後で、ルールも崩壊してテロが横行
(素人相手の犯罪が多発)しているようなものだ。


 

 

 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください