このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ブレーク42・生命保険会社の歴史〜「徴兵保険」〜
(なんでも掲示板 00年9月 投稿済)

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世界に名だたる(最近はそうでもないですが)日本の生命保険会社、これは
何にルーツがあったのでしょう?
日本の生命保険会社が明治の創生期から、急激に伸びた理由はなんでしょう?
そのころの日本国民は、みんな貧しかった。ですから、生命保険など入る余裕も
無いはずですが・・・

実は、戦前の生命保険の最大の使途目的は、「徴兵保険」、つまり徴兵(戦争)で死亡する
際の保険金受け取りだったのです。
親としては、男子は老後の生活を見る大切な存在。それを戦争で失わぬよう、徴兵保険に
貧しいのに加入したのです。

今の日生や第一生命なども徴兵保険で成長しましたが、一番端的に表れたのは、
徴兵保険専門会社です。
富国徴兵(現富国生命)、第一徴兵(元東邦生命、消滅)、第百徴兵(元第百生命、
消滅)、日本徴兵(現やまと生命)・・・

東邦生命の倒産に関して、そういう顛末でも思い出していただければ・・・


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