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ブレーク65・図書館 もろもろ
(なんでも掲示板 投稿済)

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1.図書館は深夜まで開館せよ

日比谷図書館や中之島図書館は、都心のオフィス街に立地する。
  利用者も、他の図書館が子供主体なのに対し、こちらはサラリーマンなどが
  主体となる。
  
  ならば、サラリーマンに使いやすいように、開館時間を見直してはいかがか?
  週1回、金曜だけでも、昼12時〜夜10時、とする、等。
  そうすると、残業のサラリーマンも気軽に本を借りられる。
  あるいは火曜だけ、朝7時〜夕方5時、とするとか。
  (通勤前に借りられる)
 


 

2.ミニ図書館のメリット

先ほど図書館に行って来た。
あじあ号様は月に2〜3万円は書籍に費やすらしく、うらやましいのだが、
妻子持ちの身ではそんなゼータクはできない。

妻に言わせれば、「本を買わなくても、図書館で代用できるでしょ!」という
ことになる。

で、最寄の池袋図書館は、ホントに小さい図書館だが、小さいなりに便利な点がある。

小生が大きな書店、例えば紀伊国屋とかジュンク堂とか、もっとわかりやすく言えば
「書泉グランテ」(爆)に行く場合、「鉄道コーナー」を見て、あと「政治」
「ノンフィクション」を冷やかして、終わり、である。
他のコ−ナーには行かない。

しかし、池袋図書館は小さいので、大体「お目当て」の鉄道系の本は読み尽くした
(ウルトラ爆)
なので、「折角だから」と他のジャンルの本とかで、「とっつきやすい」本を借りてくる
ことになる。

最近では「エウロパに地球外生命はいるか?」とか
「大衆魚のイワシ・サバ・サンマが周期的に交替するのは何故か?」という
本を「衝動借り」した。

で、今日は「日本国内の危険な動植物」(ヒグマとかハブとか毒キノコとか)を
衝動借りした。

どうも、ネットばかりやっていたり、大書店に行くと、自分の関心のあるジャンルしか
目が向かなくなる。
そういう狭い世界を矯正するのに、小さい図書館は、案外有効かもしれない。

小生は「ネットが進化すると、本が無くなるのでは」と散々言っているが、
こうく「矯正効果」を考えると、あまり無くなって欲しくない。


3.大阪市の図書館の少なさ

以前は大阪市内に住んでいたが、東京23区が大阪市内と「違う!」と思われるのが
図書館の多さである。

大阪の場合、区に1つの割合でしか図書館がない。
23区の場合、1区につき5〜10の図書館がある。
東京23区の方が大阪の区より面積・人口は3倍位はあるのだが、
それを考慮しても東京23区の図書館ネットワークの方が大阪よりは
3倍程度充実している。

具体的に言えば、以前住んでいた大阪淀川区や福島区では
徒歩圏内(10分内)に図書館はゼロで、20〜30分程度
歩かなければ無かった。

それが、23区の場合、新宿区でも文京区でも板橋区でも
徒歩10分圏内に図書館はある。
今住んでいる豊島区では徒歩5分だ。

府下の自治体の場合、茨木市や高槻市などでも、市内に5館程度はあるようなので、
どうも大阪市が図書館不足、ということのようだ。
もう市民じゃないので、別に小生が言う筋合いではないが、もう少し充実してはどうですか、
大阪市さん?


4.国会図書館に配本システムを作れ 

提言
  アマゾン・ドット・コムなどで、本の宅配購入サービスが
  普及している。
  同様のサービスを国立国会図書館が有料でできないか?

  1)利用者は国会図書館に1万円〜10万円の預かり金を預ける。
  2)利用者は借りたい本を国会図書館へメールで申し込む。
  3)国会図書館は利用者へ本を(利用者負担で)送付する。
    送付方法は、郵送自宅受取とコンビニ受取が選択できる。
    郵送代は預かり金から差し引く。
  4)本を読み終えた利用者は、国会図書館へ郵送返却する。
   (返却代利用者負担)
  5)貸出期限は1ヶ月間
  6)万が一、利用者が貸出期限内に返却しない場合(紛失の場合)、
    預かり金から違反金を差し引く。
    (原則として、違反金は本の定価と同額。
     過去の本、希少な本は違反金設定も高くする)
  7)預かり金が1万円を切ったら利用できない。
    その場合、利用者は預り金を追加する。
  8)預かり金が、貸出本の「定価」(厳密には違反金設定額)の
    合計額を超えない範囲内で、複数冊数の本が借りられる。
    但し10冊が限度。   

  このようなサービスがあれば、地方居住者でも専門的な書籍を
  見ることができる。
  できれば、国会図書館と都道府県立・市区町村立・私立図書館相互で
  ネットワークして、このサービスを広げたいものである。

・・・と投稿したら、レスありました・・・

 

もうあります 投稿者:まる 投稿日:927()224223

>  同様のサービスを国立国会図書館が有料でできないか?

> このようなサービスがあれば、地方居住者でも専門的な書籍を
> 見ることができる。
> できれば、国会図書館と都道府県立・市区町村立・私立図書館相互で
> ネットワークして、このサービスを広げたいものである。

都道府県立図書館に、他の図書館蔵書の取り寄せを依頼すれば、
国会図書館に限らず最寄の図書館の蔵書を取り寄せてもらえます。
もちろん無料です。


5.図書館予算削減で、専門書ピンチ

自治体等の図書館予算が削減されていって、おかげで専門書の
売行きに深刻な影響があるようです。
総部数が数千部、という専門書の場合、図書館の購入分、というのが
結構ウェイトを占めているようです。

しかし、これは即ち、専門書の出版は、図書館=公費(税金)で
ささえられている、という形になっているの訳です。
つまり、専門書出版、というのはある意味で学問研究の一環でも
あるのですが、これを国立大学と同様に公費で(実質的には)支えている、と
いうことですね。

インターネット時代になると、このような著作も「無料化」されていくのですが、
そうなってくると、「専門書出版・印税収入」という形態を利用した
「社会で学問を支える仕組み」というのも崩壊するのでしょうね・・・

この件についてのまる様のレス

理系の場合、専門書は通常、初版1000部と言われています。
マニアックな分野になると、初版500部の場合もあります。

印税は定価の1割が標準ですが、マニアックな書籍の場合は
それを下回ることもあります。

一冊2000円の専門書を労多くして書き、初版完売したとして、印税収入は20万円。
専門書を書くなんてのは割に合わない仕事です。
専門書の場合は、印税目当てで書く人はあまりいないでしょう。

私なんて、95年に出した本の印税をまだもらってない・・・。


6.名簿図書館 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:721()004411

先日仕事で、新橋の「名簿図書館」に行った。
高校、大学の卒業名簿やロータリークラブ、会社の名簿はもちろんあるが・・・

1.「お見合いパーティー参加者」「結婚相談所登録者」なんて名簿もある。
  件のA君が載っているかも
2.「AVグッズ購入者」「精力剤購入者」なんて名簿もある。
  心当たりのある方、要注意!
3.「消費者金融の経験者」リストもあります。
  ブラックリスト一歩手前・・・
4.「投資アパート購入者リスト」があったので、見てみたら、レ●パレス21からの
  流出データだった・・・
  しっかりしろよ、レオパ●ス!
5.潰れたら、もう倫理はないのでしょう。
  「山一證券顧客リスト」モロにありました・・・
6.「平成13年出産予定者」とか「●●区在住の小学1年生」とか「来年20歳の
  女性のリスト」とかあります。
  流出元は産婦人科?保護者向けの連絡網?

1,050円でいろいろ楽しめました・・・  


7.寄付図書館 

 

 

 

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060718k0000m040128000c.html
毎日新聞

>福島・矢祭町:新設図書館の本、寄贈呼び掛け
>全国の自治体に先駆け「合併しない宣言」をした福島県矢祭町は、
>本の購入予算ゼロでの図書館建設を目指し、全国から本を募集することを
>明らかにした。町の所有図書7000冊以外は寄贈に頼る。

>町によると、本の種類は問わず、送料は送り主に負担してもらう。
>廃棄せざるをえない場合は町が処理する。寄贈者には町から礼状を送るほか、
>図書館に名前を明示して感謝の意を表す。

受取人払(町が負担)にすれば小生も寄付を考えるのだが、そうすると
ジャンクブックを送りつける人が増えるんだろうなあ。

小生の近くの図書館とか、古くなった蔵書を「無料で引き取って下さい」と
置いてあるが、あまり減っていかない。

むしろ、こういう比較的蔵書の余裕がある図書館から融通して
もらえばいいのではないか?

鉄道でも、大手私鉄の車両が、20年程度経ったら地方中小私鉄へ
譲渡されるのは珍しくない。

 


 

 

 

 

福島県矢祭町図書館(建設予定)の書籍寄付呼びかけに対して、
寄付が順調に集まり、トラック1台分の寄付をした人もいるという。

町が寄付を呼びかけなければ恐らく可燃ゴミとして処分される
可能性が高い書物であったと思われ、それだけでも意義がある。

ところで、書類が一番整理されるタイミングは
(1)引越
(2)相続
であると思われる。

書籍の寄付を希望する公立図書館は、引越業者や
葬儀業者に、寄付依頼のチラシを置いてもらえばどうか?


 

 

 

図書館格差は、23区の方が「異常」なのか?  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009115()191219

 

 

 

昨日新宿区の図書館、中野区の図書館に行った。
北区・渋谷区の図書館にもいかなければならない。

ところで、北区などは14館ある。(人口は31.9万人)
徒歩圏内にくまなく図書館があるイメージである。
これは北区が異常なのではなく、都内の区部はどの区も概ね10以上の図書館がある。

一方、あじあ号様は横浜に住まれているが、不便じゃないか、と心配である。

http://www.siju.or.jp/archives/474
>横浜市の図書館数は18館、人口10万人あたりでは05館で最下位、トップの東京都区部の2.5館の
5分の1しかありません。蔵書数も同様に最下位で、人口千人あたり1,076冊しかありませんが、
>トップの静岡市は、2,983冊で、約3倍です。

因みに横浜の区数が18区だから、1区にたった1箇所、ということになる。

特別区の「区」の意味と政令市の「区」の意味が違い、規模も違うことは
百も承知だが、「東京の区には10を超える図書館があり、
横浜の区には1つしか図書館がない」のは、やはり「格差」を感じてしまう。

もっとも、大阪も「1区に1つ」だから、これは政令市共通なのかもしれない。

あじあ号様に「不便じゃないか?」と聞いたところ、「電車で借りに行くから不便ではない」と
回答されたが、定期券を持っていない公立小学校児童や主婦は
「図書館行くのに交通費が要る」ということになるので、やはり「不便」じゃないか。

というか、やはり23区の方が異常なのだろうか?

 


Re: 図書館格差は、23区の方が「異常」なのか?  投稿者: くろだ  投稿日:2009115()204529

 

 

 

松浪議員と塩漬け資産の返事はのんびり待ちます。


> http://www.siju.or.jp/archives/474
>
>横浜市の図書館数は18館、人口10万人あたりでは05館で最下位、トップの東京都区部の2.5館の
>
5分の1しかありません。蔵書数も同様に最下位で、人口千人あたり1,076冊しかありませんが、
>
>トップの静岡市は、2,983冊で、約3倍です。

ちなみに厚木市は駅前一極集中です。あとは移動図書館と公民館の図書室。
蔵書は合計71万冊だそうなので、1000人当たりだと3000冊くらい。

海老名や綾瀬、平塚の図書館も行ったことありますが、厚木はかなり大きいですね。
かなりでかい町田でも100万冊くらいしかないみたいなので恵まれているとは思います。

あと、ネットで要望出せば分館や移動図書館経由で本館の本が借りられます。
うちから駅は苦にならないので私は使ってませんけど。

都内だとみなと図書館と日比谷図書館に行ったことがあります(国会図書館は別ね)が、
数が多くても蔵書のだぶりが多いと無駄じゃないですかね。

 


横浜市の図書館  投稿者:なかだ@オランダ 投稿日:2009116()000441

 

 

 

私はてっきりこれが普通かと思っていました。東京はそんなに多いのか。

まあ、全市内の蔵書はネットで最寄図書館に取り寄せられますし、返すのもどこでもOK。貸し出し延長も1回ならネットでできます。
私の場合、自宅最寄はぎりぎり徒歩圏内ですが、通勤途上にいくつか市立図書館(中央図書館を含む)があるので、よく利用しています。

 


あじあ号様からも図書館問題のレスあればなあと思っていましたが  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009116()21155

 

 

 

お忙しいのかな?

>まあ、全市内の蔵書はネットで最寄図書館に取り寄せられますし、返すのもどこでもOK
>貸し出し延長も1回ならネットでできます。

これ、23区内ならどこでもそうですよ。
新宿区立大久保図書館の蔵書を、角筈図書館で受け取ることもできるし、
渋谷区立本町図書館の蔵書を、笹塚図書館で受け取ることもできる。

23区はさらに進んでいて、新宿区立大久保図書館の蔵書を、
渋谷区立笹塚図書館で受け取ったり、
都立中央図書館の蔵書を、北区立赤羽図書館で受け取ることもできる。

これは貸し出しはしていませんが、国会図書館の蔵書ですら、例えば角筈図書館に回送して、
角筈図書館館内で閲覧することもできるそうです。
国会図書館のコピー代が25円程度なのに対して角筈とかだと1枚10円ですから、
その方がオトクともいえる。

>数が多くても蔵書のだぶりが多いと無駄じゃないですかね。

いわゆる「読みたい本を指定して読む」という主義の人にとっては、
拠点図書館に蔵書を集約してもらった方が、
「蔵書のだぶりが防げて、蔵書バリエーションが増える」のでありがたいでしょうね。

恐らくあじあ号様、くろだ様、なかだ様、皆さん「タイトルを指定して読む」派でしょう。

しかし、例えば「5歳児に絵本を読ませる」ような場合、
極論すれば「絵本だったらなんでもいい」のです。
「はらぺこあおむし」という絵本が、角筈にも四谷にも北新宿にも重複して蔵書されている、
その結果絵本のバリエーションが減って困る、という母親(父親)は、あまりいない。

それよりも重要なのは、「子供の足でも歩ける範囲に図書館があるかどうか」です。

絵本・児童書の場合、徒歩圏内にあるかどうかが重要になりますが、
大人の場合でも、「置いてある本をなんとなく借りる」という人が多い。
実は小生の読書の流儀は、このパターン。
仕事が新規事業担当になってからは、さすがに「読みたい本指定」で読むようになりましたが、
それまでは、「自分があまり知らないジャンルのコーナーに行って、そこの本を無作為に読む」
のような行動パターンでした。
このような場合、やはり「徒歩圏内にあるかどうか」が重要。

あと「流行っている本を読む」という流儀の人もいて、
例えばハリーポッターとか「ホームレス中学生」とかを、「予約3ヶ月待ち」でも
辛抱強く待つ、という人。
この場合、「蔵書のバリエーションが多くても、うれしくともなんともなく」、
逆に「ベストセラーを冊数多くそろえて欲しい」と考えている。

あと、お年寄りとかで「新聞を読みに来る」という人、いますよね。
こういう人も、徒歩圏内にないと困る。

ということで、利用者の過半数は、「蔵書レパートリーより、最寄度を求めている」
という気がしますが、いかがでしょう?

 


図書館  投稿者:なかだ@オランダ 投稿日:2009117()031821

 

 

 

>23区はさらに進んでいて

どこが違うのか良くわかりません。横浜も市内全図書館について同じ状況です。

>
皆さん「タイトルを指定して読む」派でしょう。

そうでもないです。ある特定の作家を集中して読むなどといった場合はそうですが、なにかおもしろい推理小説がないかな、などというときには横浜市立中央図書館に行きます。
やはり各区にある図書館と格段に蔵書数が違いますし、背表紙を眺めて借りる本を決めます。
よく海外出張の際にはそのようにして長たらしい小説を借りていくのですが、今回はちょっと長すぎなので自前の文庫本4冊を持って来ています。

 


図書館  投稿者: くろだ  投稿日:2009117()061344

 

 

 

>恐らくあじあ号様、くろだ様、なかだ様、皆さん「タイトルを指定して読む」派でしょう。

それやるのは、タイトルがわからないとそもそも読めない国会図書館くらいですかね。
普段はなかださんと同じでその分野の棚に行って本をあさります。

一時期町田図書館に通ってたのも、「町田なら東京ローカルの本がある可能性がある」
からです。どの本を読むかは棚を見てから。

>
それよりも重要なのは、「子供の足でも歩ける範囲に図書館があるかどうか」です。

厚木における所蔵本の内訳です。
http://www2.city.atsugi.kanagawa.jp/data/files/0080_026091_si1-1.pdf
移動図書館や公民館が子供向けの本を多めに所蔵しています。

 


横浜図書館の件  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009119()132743

 

 

 

短レス

>23区はさらに進んでいて
>どこが違うのか良くわかりません。横浜も市内全図書館について同じ状況です。
23区の状況は、たとえて言えば、
「横浜市立戸塚図書館窓口で、川崎市立麻生図書館の蔵書や、
 鎌倉市立中央図書館の蔵書が借りられる」ということです。
異なる事業体の蔵書が借りられるのです。

 


れ:図書館  投稿者:なかだ@オランダ 投稿日:2009119()172025

    編集済

 

 

それはつまり、東京は特別区をまたぎ、横浜は政令指定都市の区をまたぎ借りられるということが言いたいのですね?

実効的にはあまり差がないように思えますが。

あと、システムとして連携しているわけではないようですが、横浜市以外の自治体の図書館の本も借りることはできるようです。

 


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