このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ブレーク67・連続殺人事件・「田中姓殺人事件」
(なんでも掲示板 01年1月 投稿済)

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真似する人がいると困るのですが。
推理小説にでもしようか、と思っているネタ。

ある人物を殺したい、とします。
しかし、なんとか自分と被害者との関係をバレないようにしたい。
その場合、「通り魔的殺人」に見られれば、なかなか動機がわからない。

で、例えばターゲットの人が、「田中さん」だったら、「田中」姓の人を
連続して殺人していきます。
こうすれば、5人目当たりでターゲットの田中さんを殺したところで、
ケーサツは「殺人趣味的『連続田中姓』殺し」と見るでせう。

しかし、これだけでは、推理小説として面白みに欠ける。

ここで面白くするには、「田中姓で3人ほど殺して、さあターゲットの田中さんにでも
とりかかろうか、という時に、『また4人目の田中さんの犠牲者です!!』というニュースが
流れた。俺以外に、この「田中姓連続殺人事件」を利用して、「田中」なるものを殺したい
人間がいるのか?」、という展開でしょう。

2つの事件が同時並行すると、推理小説は面白くなる。
島田荘二の「消える水晶特急」も、列車ジャックと誘拐事件のバッティングでしたね。
誘拐事件は報道協定がありますから、一般には報道されない。
一方の列車ジャックは、大々的に報道される。
このギャップが、一般視聴者に謎を与える、そういう小説でした。
(ネタばらしゴメン)

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