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エネルギーブレークマイクロ波宇宙送電で、北海道の風力発電を東京に

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マイクロ波宇宙送電で、北海道の風力発電を東京へ  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2008924()183318

 

 

 

http://wiredvision.jp/news/200809/2008091623.html

宇宙発電所から地上に無線送電(マイクロ波送電)する、という研究として、
140キロ離れた場所同士のマイクロ波送電実験を行ったらしい。

しかし、この発電源としては、「宇宙」に発電源を限定する必要は、全くない。
発想を転換して、「地上→宇宙→地上」と、電力の中継衛星の概念があってもいいのではないか?

先日「北海道では風力発電はお腹いっぱいで受け入れられず、他方東電エリアは風力不適」という
投稿を行った。
「北海道は風力適地がまだまだたくさんあるにもかかわらず、需要地のミスマッチの問題で
 風力開発がなされない」のである。

もしこの電力を、最大需要地の東京電力エリアへ配電しようとすると、新規に大容量送電線を
建設する必要が生じる。
用地買収費も相当かかるし、実は直流送電の方が交流送電よりロスは少ないらしいが、
直流高圧送電を新たに建設しても、それなりに費用がかかる。

であれば、例えば礼文島の風力発電ファームから、有楽町の東京電力本社まで、
送電人工衛星を介してマイクロ波送電で給電、という発想があってもいいのではないか?

又、地熱発電適地エリアも北電・東北電・九電エリアに偏っている。
地熱開発が進まない理由としては、国立公園問題・温泉業者反対問題もあるが、
発電エリアの偏在問題もある。

であれば、例えば青森の地熱発電所から、新宿区の東電変電所へマイクロ波送電、といったことが
できれば、青森の山奥に送電線工事を行うよりは送電設備のイニシャル費用を
セーブできるのではないか?

というか、今後のエネルギー源は、潮流発電・洋上風力発電・波力発電を有する海上が主力に
なると思われるが、海底に大金かけて送電ケーブル敷設するより、宇宙経由の方が
安価で送電できるのではないかと思われる。

まあ実現には30年か50年はかかるハナシですが・・・

 


Re: マイクロ波宇宙送電で、北海道の風力発電を東京へ  投稿者: くろだ  投稿日:2008924()223722

 

 

 

>しかし、この発電源としては、「宇宙」に発電源を限定する必要は、全くない。
>
発想を転換して、「地上→宇宙→地上」と、電力の中継衛星の概念があってもいいのではないか?

えーと、「作用・反作用の法則」というのがありまして...
いや、静止軌道より低くして、地上からの放射の一部を抗力として支えればいいのか?

どっちにしろ、効率は地上通すより悪いです。宇宙から送る場合は他に手段がないので
仕方なくやってるわけで。

 


れ:マイクロ波送電  投稿者:まる 投稿日:2008925()005440

 

 

 

おそらく直進性を出すために、マイクロ波領域のレーザー発振を使うのでしょうか・・・。
レーザーは可視光線よりも、マイクロ波で作られたのが先です。
当初はメーザーと呼ばれた。

レーザーというのは実に効率が悪くて、私が使ってたのは消費電力が10kWで
発振するレーザーの出力が8Wくらいでした。効率にすると0.01%

エネルギーの送信にはもう少し、ましな効率のものを使うのかもしれませんが、
メーザー(レーザー)に変換する時点で、かなりの桁違いのロスになるでしょう。

それともレーザー発振を使わない技術があるのか・・・?

軌道エレベータを作って、高圧送電線張る方が現実的だったりして。
人工衛星を打ち上げる技術で、高圧送電線を静止軌道より外側まで持っていくって
無理なのか・・・(笑)

 


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