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エネルギーブレーク18.雨水発電と雪発電

(なんでも掲示板 0 8年08月 投稿済)

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雨水発電と振動発電  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2008829()18567

 

 

 

原理的には、高層建築物に降雨した雨水を集積し、
落下エネルギーを利用すれば発電は可能だとは思っていたが、
まさか実験した人がいたとは思わなかった。

昨今ゲリラ降雨が多いから、意外と実用になるのか?

http://www.asahi.com/komimi/TKY200711240119.html

>雨水を地下に浸透させるなど水循環の保全に積極的な東京都小金井市で、
>雨水を使って発電してJR中央線の高架下に照明をつける社会実験に、
>市内のNPO法人が取り組む。環境問題への関心を高めるほか、
>小さな電力でも様々なことができることを示し、まちづくりにつながる人の輪を
>作っていこうという提案だ。23日、手作りした発電装置が市民に初めて披露された。

>取り組んでいるのは、NPO法人「グリーンネックレス」。中央線沿線で自然や
>生活環境を考えたまちづくり活動をしている。雨水の利活用や水循環を市民らと
>一緒に学ぶ「雨の学校」も、沿線の大学を巡って開いている。
>今回の「雨水発電」は、これまでのそうした取り組みをさらに進めるもの。
>市民に身近な中央線の高架を試験場所にすれば、環境問題やまちづくりへの
>関心が高まると考えた。
>提案は、市内の商工会主催のビジネスコンテストで優秀賞を得たほか、
>内閣府の全国都市再生モデル調査のひとつにも選ばれている。JRとも折衝し、
>実際に高架を使った社会実験は来年2月半ばから始める予定だ。
>雨水は高架上に降った雨をといで集め、いったん高所に設置する「ます」にためる。
>そこからホースで水を約10メートル下に落とし、発電のための水車を回す仕組みだ。
>シンボルの発電装置はNPOのメンバーが市内の商工会や自転車店などを回って、
>知恵と材料を集めた。発電機は自転車用のものを活用し、回転部分に水を受けるための
>スプーンの「羽」をつけた。1時間あたり30〜50ワットを生み出す設計という。
>電気は蓄電器を通して、発光ダイオードを使った「面状発光体」を光らせる。3ワットで発光するという。

>この日は、商工会や商店街などとの協力について意見を交わしたあと、試作した発電装置を
>市内の公園に持ち出して水道の水を流すと、水しぶきをあげて勢いよく水車が回り、
>発光ダイオード付きのパネルが光った。

>メンバーのひとりで、雨水を利用した冷房システムの家などの設計を手がけている
>1級建築士の黒岩哲彦さんは、「試作の途中で市内のいろんな人たちが協力してくれた。
>小さな電力でも、きちんとできることを示せば人の輪ができる。
>それをまちづくりにつなげていきたい」と話していた。

これが可能になるのであれば、新幹線高架とかでも実現できる。
一番いいのは、高速道路高架での実用化であり、高速道の照明に活用できる可能性がある。

ところで、高速道の照明は「音発電」改め「振動発電」で賄おうという研究があるようです。

http://www.shutoko.jp/company/press/h19/071210/

 



雨で発電できるんだったら、雪でも発電できるんじゃないか、とお思いの皆さん。  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2008829()191029

 

 

 

ご期待通り(笑)、雪発電を見つけました。

というか、雨発電よりも実用化の可能性は高い。

http://www.sci.u-toyama.ac.jp/earth/staff_personal_old/geop_kt.html

要点は
「熱源として地中熱を用いる」
「熱媒体を地面から地下へ落下させ、その落差で発電する」
「熱媒体としてはあえて水を使用せず、低沸点媒体を用いる」
「低沸点媒体は地下で暖められ、気化して地上に行くが、
 そこで雪により冷却され(これで雪の融雪もできる)、
 液化して地下へ落下し、その際に水車を回す」というシステムです。

 


雨発電と似て非なるもの  投稿者:くろだ 投稿日:2008829()211254

 

 

 

>「熱媒体としてはあえて水を使用せず、低沸点媒体を用いる」

これ、ただの地熱発電では。

 


雨水発電  投稿者:管理人さんへ 投稿日:2008830()014032

 

 

 

管理人さんは斬新なアイデアと思ってるかもしれませんが、要はダムでやってることと同じことです。
先月の記録的な空梅雨の時はどうするか、そういうのまで考慮しないと実験の域を出られません。

 


雨水発電  投稿者:まる 投稿日:2008830()135634

 

 

 

高さ300mに位置する、面積3000平方メートルの屋上に年間3000ミリの雨が
降るとしましょう。屋上からその雨を落下することで得られるエネルギーは
ざっと27ギガジュール/年。

これが仮に全部電力に変わったとしても、750キロワットアワー/年
電気代に換算して、1万5000円分・・・。

御社では、このような設備に投資されますか?

 


訂正  投稿者:まる 投稿日:2008830()14014

 

 

 

正しくは

これが仮に全部電力に変わったとしても、7500キロワットアワー/年
電気代に換算して、15万円分・・・。

でした。

発電効率を掛けるから実質、数万円/年の発電ですな。

 


雨水発電は  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:200891()080723

 

 

 

さすがに商業化できるとは思っていません。

雪発電は工夫次第ではなんとかなるかも。
「地熱発電では?」というご指摘もありましたが、
本来の地熱発電は地下の100〜200℃クラスの地熱を利用する
発電であり、15℃程度の地熱利用は「地中熱利用」とされています。

あと予算審議で時間がないので裁判員法改正は難しいとのご指摘ですが、
予算審議は通常国会の方でしょう。

もっとも、臨時国会で補正予算の審議をするのかもしれませんが。

 


 

雨水発電;ちょっと遅レス  投稿者:e10go 投稿日:200895()190011

 

 

 

>これが仮に全部電力に変わったとしても、750キロワットアワー/年
>電気代に換算して、1万5000円分・・・。
>御社では、このような設備に投資されますか?

投資している所、あるねぇ。
http://www.suiryoku.com/gallery/kyoto/souraku/souraku.html
それにしても、落差3.30mは、ある意味、凄い。
他にも、低落差の水力発電所があるけど、
http://www.suiryoku.com/various/head_l.html
水の豊富な日本なら、色んな所で発電できる可能性がありますね。

 


( 無題)  投稿者:スルッとKANTO 投稿日:200895()200324

 

 

 

マイクロ水流発電は、新エネルギー認定もされているので、
今後じわじわと普及していくでしょう。

つか、マイクロ水流発電は、大規模な工事が不要で24時間稼動
できる反面、出力量は大きくない。

なので、先進諸国(日本)向けというより、開発途上国向きの設備であり、
日本はこのシステムの途上国向けプロトタイプを作成し、地産地消エネルギーシステムを
途上国に普及させる、というコミットをするのが適切ではないか?

 


 

 

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