目からウロコネタ
先日日経に載っていたネタだが、ハイブリッドカー・プリウスは、
実は製造段階でCo2を結構排出している。
なので、「1万キロ以上走行しないのであれば、実はトータルCo2排出量は従来車より多い」らしい。
しかし、プリウスを買うような人、というのは、もともとエコ意識が強い人だから、
「そもそもあまりロングドライブをしない・フリークエンシーには使わない」人じゃないか、と
思われる。
なので、折角買ったプリウスを、あまり使うことなく、そのまま・・・ということも
案外あるのかも。
それが中古車市場に回ればまだ「使われるチャンスもある」が、廃車されれば、どうしようもない。
だから、プリウスのようなクルマは、できれば、営業車両とか、バスやタクシー等の公共交通用、
ないしレンタカーのように回転の高い用途に供されるのが、一番いいのではないか?
タクシーとか、なぜかLPガス車が多いが、これもプリウスにした方が、結果的に(製造過程を含めた)
Co2削減になるのでは?
これで思い出した話だが、福田首相がすすめる「白熱灯廃止運動」であるが、
蛍光灯、それも電球型蛍光灯というのは「製造過程のCo2が結構多い」らしいので、
下手に取り替えたら「製造過程+利用過程のトータルでは、結果としてCo2消費が増えてしまう」
なんてこともあるらしい。
なので、寿命が来た白熱灯を電球型蛍光灯に変えるのはそれなりに合理的であるが、
まだ寿命が来ていない白熱灯をわざわざ電球型蛍光灯に変えるのは不合理、ということになる。 |