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エネルギーブレーク 3.マイクロ水力発電と高圧鉄塔風力発電

(なんでも掲示板 04年8月 投稿済)

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マイクロ水力発電 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:815()103721

今日のミニネタ

http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040815k0000m020131000c.html
資源エネ庁:
マイクロ水力発電、初の全国立地調査
 経済産業省・資源エネルギー庁は14日、今年度から、上水道や農業用水、工業用水
などでの水流落差を使ったマイクロ水力発電(小水力発電)が可能な発電地点やその地点の
発電能力についての全国調査を初めて、実施することを明らかにした。08年度まで5年間を
かける大がかりな調査になる。同庁は、小規模な水力発電が温暖化防止のための有力な
新エネルギーになると見て、今回の調査を突破口にして普及に全力を挙げる構えだ。
 マイクロ水力発電は既存水路の落差を使って、羽根を回して電気を作る簡易発電システム。
落差わずか2メートルでも発電が可能で、出力は最大でも200キロワット(60世帯分)
程度の小規模なものをさす。
 再生可能エネルギーの中でも、水力は二酸化炭素の削減効果が最も高いと言われているが、
大規模なダムは、環境破壊への懸念や採算性の合う場所がなくなり、事実上建設が不可能。
このため、同庁は小規模水力発電のメリットに着目した。温暖化防止の観点から、電力会社に
販売電力量の一定割合を再生可能エネルギーにするよう義務づける制度を昨年4月に導入
した際も、風力、太陽光などとともにマイクロ水力を対象に加えた。
 ただ、現在は自家発電用に使うケースがほとんどで、売電を視野に入れた発電施設は
ほとんど見あたらないのが実情だ。
 同庁の委託を受けて、新エネルギー財団(山本幸助会長)が採算がとれる一定の基準を設定し、
全国の上水道、農業用水、工業用水などの水路の中で、条件に合う地点をピックアップし、
発電施設を設置した場合の発電出力を試算する。
 マイクロ発電の事業化を目指している東京電力の子会社「日本自然エネルギー」
(東京都中央区)は、「砂防ダムを活用した施設も含めた小規模水力発電は新たに
40万キロワットの開発が可能」と推定しており、初の全国調査がマイクロ発電の
本格的な普及につながることを期待している。【小平百恵】
毎日新聞 2004815日 300

・・・・・・・・・・・・
小生が小学校のころ、家の近くに美沢川、という川というより用水路みたいなのがあった。
子供心に「これで発電すればいいじゃん」と思っていたが、大人になるにつて、非効率的、と
思うようになった。
しかし、案外と発電できるんですね。

TOTO
が、便器のタンクか何かで、ミニ発電システムを組み込んだ、という話を
聞いたことがあります。
ウォシュレットの電源程度は賄えるらしい。

身近なところで、こういう「隠れ水流」って、案外あるかも。


便器発電 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:815()104449

気になったので調べました・・・・

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/eco/309954
TOTO
、便器の自動洗浄システムに水力発電タイプを投入
2004
05271251
TOTO
は便器自動洗浄システム「オートクリーンC」に水力発電タイプを
投入する。「オートクリーンC発電タイプ」として61日に発売する。
パブリックトイレでは、衛生意識の高まりから、手をかざすとセンサーが
感知して自動排水する「自動洗浄システム」が急速に普及しつつある。
TOTO
は、2000年から、フラッシュバルブ式の便器からセンサー式に
取り替えられる「オートクリーンC」を販売してきた。これまで、
乾電池式・AC100V式を品揃えしてきたが、ビルオーナーなどから
「電池交換・電源工事に手間がかかる」といった指摘が出ていた。
「オートクリーンC発電タイプ」は使う度に、内蔵の羽根車が回転して
発電・蓄電する。蓄電した電力はセンサー感知、電磁弁の制御などに
利用する。一定の使用頻度があれば、必要な電力は蓄電した電力で
まかなえるため、10年間電池交換が不要になるという。希望小売価格は
13
7000円(日経エコロジー編集/EMF)。


れ: 投稿者:まる 投稿日:815()122220

マイクロ水力発電ですが、こういうことは今まで河川法の規制を
受けてできなかったのです。この法規制さえなければ技術的には
十分可能な話です。

この記事を書いた記者は、これまで河川法の規制でできなかったという
視点が抜けています。農業に使う動力用水車でさえ用水路に自由に
設置できなかったはずです。


河川法の規制 投稿者:あじあ号(大阪より) 投稿日:815()172913

河川法の規制
条文を見たのですが、どの条項がそれかは判りませんでした。
河川を利用するのに、許可が要るということではないでしょうかねえ。
経験上ですが、「○○は法律で規制されている」といわれて、実際に法律
を読んでみても、どうもはっきりせず、言った本人に確認しても、「そう
聞いた」というだけで、議論が終わってしまったことが多いので・・・。


河川法 投稿者:まる 投稿日:815()174338

河川法の規制というのは、水利権の問題のこととと思われます。

下記、辰巳ダム関係の資料より引用。
> 河川は「公物」であるとして、水の使用には社会的ルールがあり
>ます。この使用する権利が水利権です。河川法では「流水の占用」
>と表現されていますが、歴史的な習慣を基に整備されてきたもので
>す。
> 水利権は、許可と慣行の二種類があります。
> 許可水利権は、水の利用者が県知事に申請し、許可をもらうもの。
>発電などは、特定水利権として建設大臣の認可を必要とします。
> もう一つの慣行水利権は、昔から習慣的に使用され社会から認知
>されている水の利用権で、多くは農業用の使用権です。どちらも
>「物権的権利」として守られていますが、多くの水利権が競合した
>場合、権利が確定した順に優先権があるものとされています。
 


送電鉄塔に風力発電を取り付けよ 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:820()214815

cornucopia様、レスどうもです。

・・・・・・・・・・・・

マイクロ水力発電に続くエネルギーシリーズ第二弾。

新幹線から送電線や送電鉄塔を見て思った。

各地で風力発電所を建設しているが、
風力発電は高さが相当に高いし、羽根が回るスペースが必要だ。
市街地等の設置は難しい。

しかし、山にある送電鉄塔は、高いものでは100m以上あるし、
そもそも山にあるので風が強い(風力発電に適している)ところにある。
山なので、羽根が回転してもさほど回りに影響しないし、既に
送電鉄塔建築時に地上権もしくは地役権を取得しているだろうから
法的にも設置しやすい。

第一、高圧線がそばにあるので、そのまま送電できる。
(多少変電しないといけないだろうが)

なので、現状の送電鉄塔を、順次風力発電付鉄塔に
作り変えればどうだろうか?

・・・・・・・・・・・・・

あと、越後平野や秋田平野等の穀倉地帯の田んぼとか、
空中が「有り余っている」のだから、農家に地役権の了解を貰って、
田んぼ内に風力発電所を設けてもいいかもしれない。
上越新幹線の高架から越後平野の風力発電群を見る・・・
壮観ですな。(採算取れるかどうか知りませんが) 

それとも平野では風力発電に必要は風力(5メートル)が
吹かないのかな?
関東平野や大阪平野などは、いつ市街地に転用されるか
判らないので、あまり風力発電向きではないですね。


風力鉄コ 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:820()22113

先日の日経新聞には、「地下鉄の駅に吹き込む風を使った風力発電」の
アイデアが載ってました。
広告の照明を照らす程度の発電はできるらしい。

ならば、「トンネルドン」で苦しむ新幹線のトンネルなどに
このような装置を取り付ければ、もっと発電できるかも。
新幹線を動かすことはできないが(当たり前だ)、駅の照明程度は
まかなえるだろう。

これって一種の「回生装置」?


風況マップ 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:820()222615

http://www.tech.nedo.go.jp/fukyo/fuukyou.html
「風況マップ」によれば、関東平野や大阪平野は「真っ青」、風なんかない(笑)。

秋田平野は平野の中では全国トップクラスで風が強いようです。
(新潟平野はそれほどでもない)
秋田平野なら、田んぼに風力発電しても充分ペイできそうです。


風力発電に対する疑問 投稿者:奈良市民 投稿日:821()222811

スルッとKANTO様へ
初歩的な質問かもしれませんが風力発電や水力発電があまり盛んでないのは
どうしてなのでしょうか?中学生の時に発電機を設置するのに費用がかかり
すぎるという話を聞いたことがあるのですが、どうなんでしょうか?


 

れ:風力発電、水力発電 投稿者:まる 投稿日:822()083219

>初歩的な質問かもしれませんが風力発電や水力発電があまり盛んでないのは
>どうしてなのでしょうか?

発電コストが高くなる点も問題なのですが、私の予想では安定供給に問題が
あるからだと思います。電力は常に安定供給する必要があって、風が吹かなくなった
ときや、水量が減ったときに、停電が起きるようでは、
北朝鮮の電力事情みたいになって問題があります。


 

風力発電 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:924()20010

  5.風力発電と太陽光発電の組み合わせは「ベストミックス」となりうる。
   というのは、太陽光発電は、夏の日中がピークだが、
   風力発電は、特に日本海側では冬がピークだからである。

   その上で、供給調整ができる揚水式水力発電を組み合わせる。
   で、更に不足の場合は火力を動かす。

   という感じで、もっと風力発電には力を入れて欲しい。
   風力最適県である秋田県などは、自県の電力を全て風力で賄う位に
   なって欲しい。

   ところで、小生が子供のころの関西電力のパンフには、開発中エネルギーとして
   「波力発電」「潮汐力発電」「海流力発電」というのがあったが、その後
   どうなったのか?  

   ニュースステーションでは「海中温度差発電」なんてのも取り上げられていました。
   表面海水と深海水の温度差を利用して発電するそうな・・・


 

 

秋田は風車ファームとなれ 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:327()193847

 

 

 

公示地価がボロボロだった秋田県。

こんな県でも、なにかに秀でた分野はないか・・と思ったら、あった。
日本でも屈指の風力が強い県なのである。

一般に日本海側の新潟以北は風力が強いため風力発電がペイするのであるが、
まとまった平野部というのは、あまりない。
秋田平野は、風力発電がペイできる数少ない平野部である。

山間部や断崖絶壁に建設すると、建設費が高いだの維持手間がかかるだの
環境破壊だのの、さまざまな問題が生じる。
平野部に風力発電所を建設できるのであれば、それに越したことはない。

ここで考えているのは、現在のウインドファームのような
「数十基」なんて単位ではない。

数千〜数万基を作って、秋田県は勿論、東北の電力需要を全て賄ってしまう
(一部は東京へ送電)という壮大なものである。
余剰電力は、燃料電池の製造電力に充当する。

ここまで来れば「新たな大規模公共事業」とも言えるが、道路建設等と比較すると、
確実に電力が産まれる「前向きの公共事業」だと思う。

200m×200mに1基の割合で設置する。
秋田平野が1,000平方キロだとすれば、平野全体で25,000基にも及ぶ。
ここまでくれば、「農家1戸に1台の風力発電」という感じになる。

どうせ公共事業をするなら、このような夢のある公共事業をキボンヌ。
手法としては「匿名組合出資」で金を集めるという方法もあるし。
http://www.zeroemission.co.jp/B-LIFE/MORNING/mng200301.pdf
http://bizen-greenenergy.co.jp/contents/fund_faq.html

それこそボケ老人の「死産」を充当して欲しい。

 


 

太陽光住宅とかはやっているが 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:327()194254

 



 

 

秋田の農家とかに「風力発電組み込み住宅」があれば面白い。

家の真ん中に風力発電の主柱が起立しているのである。
家から高さ50mの風力発電主柱が突き出している、という感じ。

家の耐震性は高くなるし、メンテをその家に委託することが
できればかなり保守が楽になるし・・
研究してみてはいかがか?

 


 

Don Quijote 投稿者:cornucopia 投稿日:329()040046

 

 

 


1.風力発電
>
家の真ん中に風力発電の主柱が起立しているのである。
>
家から高さ50mの風力発電主柱が突き出している、という感じ。

 消音技術が進んでいるとはいえ、さすがに真下だと結構騒音が気になるでしょう。
それから電波障害と影の問題があるようです。無理に人家と風車を融合させない
ほうが良いのでは?

 

 


 

風力発電 投稿者: 通りすがり  投稿日:329()084826

 



 

 

一度実物をご覧になっては?遠くから見たらゆっくり回っている風車も、近くで見たら凄い迫力です。真下から見上げたら、その存在感に圧倒されます。ただでさえ風切音は凄いし、台風等の強風で万が一故障して破損→部品落下なんてことがあったら、どこが面倒見るのか・・・。

 


 

通りすがり様、どもです。 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:329()120854

 



 

 

竜飛岬で実物見ましたが、真下ではありませんでした。

いきなり50mクラスは難しいでしょうね。
なので、最初は10〜20mクラス辺りからパイロット住宅を
建てて検証してはどうか、と思います。

主柱50mは最終目標ということで・・



は06年09月の投稿

 


気球?による「空中風力発電」 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:922()210737

 

 

 

こんなの拾いました。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200609220126

上空に行けば行くほど偏西風(ジェット気流)が吹いているので、
気球に風車を取り付け、地上との間に「ひも」を渡すことによって
「飛んでいってしまう」ことを防ぐ、というシステム。
多分、「ひも」の内部に送電線も入れるのでしょう。

素人が思う技術的問題点をいくつか。

1)ひもの強度
  相当強力なひもにしないと、強風で「ちぎれてしまう。」

2)発電装置の軽量化
  発電装置(風車)を軽量化しないと、ヘリウムガスの浮力でも支えられなくなります。

3)航空対策
  飛行機・ヘリが近づいても、「ひもが存在する」ことが
  判るように、ひもを警戒色にしたりしないと大事故になる。
  悪天候時や夜間の対策も必要です。

4)スペース
  ひもは相当程度動きますので、ひもが動くと想定される空間に
  建物とかがあっては困る。

5)雷対策
  格好の雷のエジキになりそう

6)施工方法
  上空で施工するのか、地上で施工させた気球を上空に飛ばすのか?

7)メンテナンス
  気球や飛行船でメンテナンスに行くのでしょうね。

 


 

海流発電の可能性 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:922()21373

 



 

 

小学生時代に読んだエネルギーの本に、波力発電・潮汐発電と並んで
「海流発電」というのがあった。
言うまでも無く黒潮は世界最大の海流であり、海流発電を実用化させるのなら、
その国は日本しかない、と思っていたのだが、未だに実用化されないのは
何がネックなのか?

http://www5b.biglobe.ne.jp/~hideokun/naze2.html
を見るとバラ色に見えるのだが。

>黒潮はおおまかに言えば、幅100km、深さ200mという規模で、最高速度5ノット
>(時速9km)という速さで日本近海を流れている。
>台風時の大型河川を見たことがある人は、あの水の流れと同等のものが、
>深さも幅も前述したような比較にならないスケールで、流れていることを想像してください。

ここで提案されている案は、海底との間を「ひも」で係留された海中フロート体が
海流の中に存在し、そのフロート体にプロペラを取り付けるもの。

フロート体の内部には空気を入れておけば浮力になる。
海底に設置する「重し」には廃船を活用すればいい。
送電は海底ケーブルで行なう。
風力発電は台風時に発電停止・損壊のリスクがあるが、
 海流は過大な流量にならないので発電停止・損壊のリスクはない。
逆に風力発電は風量が少ない季節・時間には発電量が激減するが、
 海流は安定しており過少な流量になる危険性はない。
騒音の問題がなく、海上を船舶が走行可能。
複数のフロート体を1本の「ひも」に取り付けることも可能
強いてデメリットを挙げるなら、魚類への影響およびメンテナンスの大変さか?
 (潜水艦でメンテナンスか?)

・・・と考えてみると、「空中風力発電」よりも、いや「通常風力発電」よりも
可能性があるように思えるのだが。

黒潮は大蛇行の可能性があるので、比較的安定している津軽海峡での試験を提案している。

 


海流発電のリスク 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:922()21469

 

 

 

潜水艦との衝突リスク?

 


 

↓は07年1月の投稿


バカネタ 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:119()122718

 

 

 

トレーニングジムとかに自転車のペダルを置いておき、
自転車を漕ぐと電気を発電して、その分を電力会社に売って、
漕いだ人に電気代相当分の「お駄賃」を渡す。

せいぜい1時間100円程度の「時給」にしかならないだろうが、
ゲーム感覚で導入すれば面白い。

 


Re:バカネタ 投稿者:cornucopia 投稿日:119()212747

 

 

 

自転車発電にご協力ありがとうございました。
せっかくがんばって発電してもらったのですが、
紙切れ一枚にも値しない量でした。
お疲れさまでした。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~y_suzuki/trendy/bicycle/denryoku.htm

 


日経の片隅の記事で 投稿者: スルッとKANTO  投稿日:112()213524

 

 

 

ニューヨーク州の農家が、電力会社に土地を貸して風力発電所を建てさせる
話が載っていた。
高齢化して耕作放棄を考えていたので、現金収入が入ってありがたい、のような
農家のコメントがあった。

これって、日本でも推進すべきなんだろうが、農地法が厳しい日本では
安易に風力発電用地に転用できないんだろうなあ・・・

それこそ秋田県で特区で導入してはどうか?

 


風車に名前を付けよ  投稿者: スルッとKANTO  投稿日:2007630()014018

 

 

 

日経ネタで、大町市にミニ水力発電が数多く出来、
観光にも役立っているらしい。

http://www.tokachi.co.jp/kachi/06nenkan/20060110/06.htm
http://e-co2.com/wordpress2+index.p+12.htm
http://blog.goo.ne.jp/btblog.php?bid=3ff975903abbb2a6506df0a22dcb5467&eid=5ddb1a8fd7e965b29d7c3dc2cc84b726&m=e

一部の発電機は実はベトナム製だったりするが。

で、水力発電とか風力発電とかに対して匿名組合出資するファンドも増えている。
個人が自分の資金でエコに協力したい、という善意が増えている訳である。

従来型の風力発電とか水力発電とかは、大規模になり、
個人でも数百人は集まらないと1基建設できないが、
最近では水力発電も風力発電も小型化している。
水力は先述の大町の通りだが、風力は
http://venturewatch.jp/nedo/20060306.html
によると家庭用(家庭消費電力の3分の1を賄える)で
47
2500円。

これだと、ボーナスでも買える。
もう少し大掛かりなものでも、退職金で買える。

で、例えば退職金で数百万円クラスの風力発電を建築できるとして、
それが自宅の外の設置であれば、いっそ名前を付けさせればどうか?

例えば村山格が定年退職の記念に、秋田県に「スルッと風力発電所」を
設ける、とか。
近隣の3世帯の電力を賄います。

で、地図やカーナビには、「スルッと風力発電所」と記載される。
それを見て孫が、「おじいちゃん、すごーい」

・・・のように、風力発電や水力発電を退職金で買えるレベルにしてダウンサイジングし、
それを命名権付きで販売する、自宅に設置できない場合は適地を斡旋する、
そのような商売が実は成り立つのではないか?

60代の退職者は、
「何か社会に役立ちたい」「名を残したい」という自己実現欲求が強い。
であれば、「おじいちゃんスゴイ」と末代まで名が残る「命名権付風力発電ビジネス」は
案外当たるのではないか。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

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