あまり地熱ばかり考えるのもなんなので、太陽光も。
2.既設1台の能力アップのために、反射鏡やレンズで集光せよ。
という訳で、太陽電池設置済家庭の能力アップの方が効率がいいのでは、という
問題提起をした訳だが、ここの目的は「発電量が増えるのであれば、
必ずしも太陽電池パネルの増設は必要ない」のである。
なんか矛盾していることを言っているようだが、例えば、太陽光電池の3メートル隣の空中に、
巨大な反射鏡や集光レンズを設置して、太陽光電池側に光を送ってあげれば、
太陽光発電パネルの入光量は、最大計算で2倍になる。
(実際には2倍じゃなくて1.5倍かもしれないが)
上空から見れば、次のようなイメージである。
□□□
□◎□ 従来
□□□
↓
■■■
■◎■ 増設後
■■■
□はなにもないところ、◎が太陽光パネル、■が反射鏡、レンズである。
■を設置して、本来■の下へ行くはずの太陽光を◎へ屈折させてやることにより、
◎の集光量は、従来の9倍になる。
恐らく太陽光パネルの価格より反射鏡・集光レンズの価格の方が安価だろうから、
コストパフォーマンスを考えれば、既設太陽光発電の周囲に反射鏡や集光レンズを
作りまくる方が合理的ではないか?
もっとも、都市部の戸建屋根上の太陽光パネルなどは、もう周囲に増設余地が
ないだろうから、その際は隣の人の屋根の上に反射鏡を置かせてもらって集光して、
その分謝礼を払う、というのも、アリかも。 |