機会を得て、停止中の東電柏崎刈羽原発4号機の内部(原子炉塔屋内部)を
見学する機会を得た。
(服と靴を着替えて、測定器を付けて)
ここでは真剣な話じゃなく、雑ネタを中心に書く。
★5号機が2号機より先に出来た。
変な話であるが、これは5〜7号機が刈羽村に属するため、
1〜4号機が属する柏崎市とのバランスを取ったためらしい。
★「東」「西」「南」「北」
塔屋内部に書いてある。
これはどういうことかと言えば、窓がなく、ほぼ正方形で、かつ大規模な
塔屋では、ぐるぐるしているうちに
「どちらが北でどちらが南か、全くわからなくなる」ので、
「こちらが東ですよ」等の表示があるのである。
★手すりの新設
震災後、中部電力出向者が言ったらしい。
「浜岡では、東海地震に備えて、コントロールパネルに手すりを設けている。
そうしないと、操作員が地震時に「何かに掴まろうとして」、
「スイッチボタンを掴む(=スイッチを押す)」危険性があるので、それを防ぐため、らしい。
震災を機に柏崎刈羽でも手すりを付けるらしいが、
このような「地道なインターフェース改善の積み重ね」が大切である。
★緊急炉心停止用の冷却水注入は、電力じゃなく水圧注入なんですね。
(恐らく、停電の可能性を考慮しているのだろう)
★モニター画面を中継せよ
コントロールセンターは、見学者用に(?)、ガラスで覗き込めるようになっている。
折角だから、ネットで全世界にコントロールセンターの模様を「24時間365日中継」
してはどうか?
そうすれば、核反対派も理解が深まるだろうし、緊急時にも対応しやすいし、
IAEAも核兵器転用の心配をしなくて済む。
それとも核テロが怖くて中継できないのか? |