このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

エネルギーブレーク 5.このまま温暖化対策ビジネス続けていいか?

(なんでも掲示板 09年0月 投稿済)

まち・むら・そしてたびのページのトップへ戻る

コーヒーブレーク目次に戻る

エネルギーブレーク トップに戻る  

この文章への感想・反論・コメントは なんでも掲示板 で受け付けています。

このまま温暖化対策ビジネスを検討し続けていいのか?

 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:200964()083250

 

 

 

新規事業を検討する際に、どうしても
「温暖化対策」とか「CO2排出権」というのも、ビジネスの検討対象になる。

なので、このようなニュースがあると、正直困惑する。

http://www.asahi.com/science/update/0601/TKY200906010159.html

>太陽の活動が200年ぶりの低水準にまで落ち込んでいる。
>これまでのパターンだと再来年には活動の極大期を迎えるはずなのに、
>活発さの指標となる黒点がほとんど現れない。
>研究者も「このままだと地球はミニ氷河期に入る可能性がある」と慌て始めた。
>国立天文台は今月下旬に研究者を集めた検討会を開く。

ということは、新規事業Aのフィージビリティスタディにおいて、
「2015年において、CO2排出権で●億円の売上が予想される」という
試算は、下方修正ないし事業化断念した方がいいのか?

 


たとえミニ氷河期が来ても

 投稿者:なかだ 投稿日:200964()102859

 

 

 

地球環境を人為的に変えるCO2増加をできるだけ抑制することの重要性にはいささかの変化もありません。

ただ、もし本当にミニ氷河期が来るとなると、ビジネスの視点からは「もうからないからやめる」といった考えは出てくるかもしれないですね。
そういうのが正直一番困ります。

だいたい、一部の科学者はもうずいぶん前から黒点の活動がにぶく、ミニ氷河期が来る可能性を指摘していたのにもかかわらず、そういうのはエセ科学のようなものだ、という捉え方をされていたのです。
きちんとした科学者は、ミニ氷河期の到来の可能性を指摘しながらも、同時にだからといって環境問題をないがしろにしてはいけないということを強調していました。

私に言わせれば、地球の気温がこの先どう変化しようと、人間として環境負荷を極力軽減する努力を怠ってはならない、それは人類の使命である、ということになります。

 


れ:氷河期

 投稿者:まる 投稿日:200964()10447

 

 

 

科学技術の発展形としては、ミニ氷河期が来て気温が低下しそうだから、
緩和するためにCO2を増やし、逆に気温が上昇しそうだから、前もって
CO2
を減らしておく。それによって人類の生存基盤が確実に保護されるのであれば
そういうことでもいいと思うのですが、今の技術ではそういった地球の平均温度の
制御まではできませんので、できるだけ人為的な影響を減らそうということになります。

たまたまミニ氷河期に当たりそうだから、CO2は増やしたままでOKかというと、
決してそういうわけではなく、CO2の人為的増減をなくした上で、太陽の変動を
仕方なく享受するということになるでしょう。

ミニ氷河期対応でCO2を増やしたままだったら、ミニ氷河期が終わった後、想定外の
とんでもないことが起こるのではと

 


( 無題)

 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:200965()193934

 

 

 

確かにミニ氷河期になる・ならないに係らず、CO2排出量を削減すべき、というのが
「スジ論」ではあるのですが、スジ論では民間企業は動かないんですよね。

民間企業ができることは
「日本政府や東京都が心変わりしないうちに、温暖化対策ビジネスで稼ぎ切ってしまって、
 投資回収を図ってしまう」ということでしょう。

 


ミニ氷河期と環境問題

 投稿者:なかだ 投稿日:200966()07227

 

 

 

>スジ論では民間企業は動かないんですよね。

一般的にはそうですが、私は環境問題に関しては、ここまで世間の意識が高まってきたら、ビジネス的にもゆれ戻しは起きないようにも思えます。

たとえば、ミニ氷河期が来ることが現実的になったとして、プリウスの売り上げが落ちて旧来からのガソリン車の売り上げが伸びるか、といえば、そんなことはなさそうですし、自治体がごみの分別をやめるとも思えません。

 


温暖化はないはずですが

 投稿者:あじあ号 投稿日:200968()021925

 

 

 

朝日新聞社はそう主張しています。
また、温暖化を主張する人は科学リテラシーがないとしていますよ。

 


Re: 温暖化はないはずですが

 投稿者:なかだ 投稿日:200968()090615

 

 

 

朝日新聞は「温暖化はない」と主張しているということですか?
そして、新聞の方針として「温暖化を主張する人は科学リテラシーがない」と?

そうかなあ。
そういう記事が掲載されることはあるかもしれないけれど、逆の立場の記事もたくさんあるように思いますけれども。

 


論座

 投稿者:あじあ号 投稿日:200969()001814

 

 

 

朝日新聞社の月刊「論座」の休刊から前2号くらいで、
小生掲示のような特集を組んでましたよ。
日経編集委員が、紙面で批判していましたが。

 


まあ、いろいろと

 投稿者:時を娶ろ 投稿日:200969()013737

 

 

 

>日経編集委員が、紙面で批判していましたが。
日経が論陣を張っても通るものと通らないものとがある。

>農林水産省の存在理由なし ← 日経が断定  投稿者:時を娶ろ  投稿日:2009524()014024
> >
おかしな点はまだある。農林水産業の総産出額は国内総生産の2%程度にすぎないのに、農林水産省というひとつの役所が必要なのか。
>
日本経済新聞 2009年5月23日 社説
>
『厚労再編だけで霞が関は変わらない』
> http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090522AS1K2200322052009.html
>
(全9段落のうちの8段落目)

 


新聞社の主張

 投稿者:なかだ 投稿日:200969()072350

 

 

 

「○○新聞社がこう主張している」というのは、あいまいですよね。
まず、新聞と新聞社とは違う。
たとえば同じ小学館の雑誌でも、Sapioと週刊ポストとでは記事の傾向が天と地ほども違う。
今回のは、新聞社が発行していた一雑誌の特集にすぎないので、それをもってして「朝日新聞社の主張」というのはいかがなものか。
確か日本郵政の土地売却問題で、朝日新聞の社説と週刊朝日の記事で主張が正反対だったことがあったはず。
また誰もSapioで中国の脅威を繰り返し特集されても、それが小学館の社是だとは思わないでしょう。

 


日経だか日経BP だかに田原総一郎が書いていたのだが

 投稿者:スルッとKANTO  投稿日:200987()082724

 

ケータイのはてなブックマーク経由で見たので、大元を確認した訳でないのだが、
「ラクイアサミットで、温暖化についてまとめ切れなかった、というより
 「まとまらなくてもいいや」となったのは、
 今年になってから「地球は逆に小氷河期に入ったのではないか」という
 科学者の見解が、サミットの首脳陣に影響したから」との見方をしているらしい。

で、田原氏は、
「とは言っても、今更温暖化防止の御旗を降ろすとなると、それを目当てに商売してきた
 会社にとって死活問題になるから、ダイレクトに御旗を降ろすことができない」として、
「徐々に徐々に、温暖化防止で商売している企業へのダメージを緩和させながら
 「温暖化対策政策を静かにフェードアウトさせる、という重い課題を世界は抱えているのだが、
 表立ってはそれは言えない」のような趣旨を書いていた。

まあ田原総一郎の言うことだから「話半分」なのかもしれないが、
徐々に「懐疑論」が世界政界にも影響してきているようである。

 




やっとネタ元見つけた

 投稿者:スルッとKANTO  投稿日:200987()08500

 

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090806/173067/?P=5

>だが、これだけではない。
>実はラクイラ・サミットでは、もう一つ足並みの乱れが生じていた。
>今、科学者たちの中からこんな話が出てきている。
>地球全体の気温が上がるどころか、これから小氷河期に入ろうとしているという説がある。
>そうすると、地球温暖化論は吹っ飛んでしまう。
>実際に、今年22日の日経新聞は
>「平均気温は(中略)1998年をピークにこの10年間は横ばいないし低下し、
2008年の気温は21世紀に入り最も低かった」と報じている。
>これを実は、サミットに参加した代表者たちはわかっていた。
>だから、ここでけりをつけるためにも何でもいいから数字を出そうとして
>「2050年までに80%削減」案が出てきた。
>だが、出したけれども、新興国側はダメだ、冗談じゃないと、
2020年に40%削減目標を出さなければならないと言い出した。
>このサミットでは2つのことがわかった。
>まず、新興国がいなければ何もできない、何も決まらない。
>つまり、サミットの限界を無惨なまでに露呈した。
>そしてもう一つは、つじつま合わせの数字だけを出すことで世界中をだました、ということだ。
>この話は、幹部から聞いたことだ。彼らは匿名でなければ本当のことを
>言わないから、かなり本当に近いのだろう。
>江戸時代には小さな氷河期(小氷期)があったと言われているが、
>今もし小氷期に入りつつあるとすれば、二酸化炭素排出量のことや、
>二酸化炭素を減らそうという努力はどうでもよくなるのではないか。
>ここは、しかし、駆け引きだろう。
>二酸化炭素削減に向けて、既にさまざまな産業が動いている。
>もういいよ、と言えば、産業はすべてつぶれてしまう。
>だから、一種のゲームのようにさえなっている。
>大事なことは、これらの産業をつぶさずに何とかやっていくためのゲームをどう展開するか。
>世界の科学者の意見が二つに分かれているという。
>小氷期に入るという科学者、いや、やはり地球温暖化が進むという科学者。
>しかし、それをどう使うかはまさにゲームの理論である。
>産業にとって、どちらが得か。産業に大きな傷をつけてはいけない。そういう駆け引きがある。
>小氷期の話が具体性を帯びてきたのは、ラクイラ・サミット前後だ。
>さて、今年12月に予定されているコペンハーゲンでのCOP15
>(国連気候変動枠組条約締結国会議)はどうなるのか。
>小氷期の問題がどう、扱われるのか。
>皆、半ばうろたえながら、あるいは真剣に見守っている。

 




CO2 削減

 投稿者:なかだ  投稿日:200987()105940

 

困ったものだ。

たとえ地球が小氷河期にはいろうと、地球環境に影響を与えるような人間の営みは最小限度にしなければならないのは言を待たないというのに。

以下は、どこかで立ち読みをした石原慎太郎の文章に書いてあったことなのですが、石原氏が宇宙物理学者のホーキング氏の講演を聞いた際のホーキング氏の話。
宇宙全体で言えば、地球レベル以上の文化を持った星がたくさんあるはずなのに、なぜそれが人間の目に触れないのか? という質問に対し、ホーキング氏は、
「現状の人類以上の高度に発達した文化を持つと、その星の生命体は急速に滅びるものと想定されるから」
だというのです(立ち読みなので不正確だとは思うが)。
地球を救うことはもはやどうあがいても不可能なのかもしれないが。

 




匿名情報は信頼ゼロ前提とすべき

 投稿者:あじあ号  投稿日:200988()031147

 

>「平均気温は(中略)1998年をピークにこの10年間は横ばいないし低下し、
2008年の気温は21世紀に入り最も低かった」と報じている。
これの出典は?もちろん、日経ではなく、どのような研究又は行政機関が
だしたものかです。
また、氷河期来襲というのはこのような10年程度の気候変動を生じさせるの?
通常の振動の範囲内ではないか?

>まず、新興国がいなければ何もできない、何も決まらない。
そりゃそうです。温暖化防止はね。

>この話は、幹部から聞いたことだ。彼らは匿名でなければ本当のことを
>言わないから、かなり本当に近いのだろう。
自分の頭で考えずに私の言うことを盲信しなさいと言うことですね。
田原氏は、尊敬しているし、匿名情報が価値がないとは言いませんが、
温暖化のような公に議論できることは、正面からデータをぶつけて
議論すべき話であり、匿名情報なんか相手にする必要はありません。

正直、北朝鮮拉致者が全員死亡していると日本外務省も知っている
という田原発言を聞き、日本外務省が本当のことを知っているのか?
また、田原氏は外務省から本当のことを知らされているとどうやって確認したのか?等疑問続出で、そんな信頼性の欠けることを、高官が言ったから信頼性があるなんてマスコミで言うのは、疑問を感じます。

 




このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください