いよいよCO2対策は「待ったなし」である。
すでに産業界は「絞りに絞っている」ので、あとは家庭を絞るしかない。
ウチの家は新居時から、白熱球相当部分には蛍光灯型ボールを入れているが、
これもそろそろ取り替え期を迎えるので、次はLEDを考えている。
LEDにしてしまうと、恐らく小生の寿命より長持ちしそうだ。
本当はリビングの蛍光灯もLEDにしたいのだが、ヨドバシに売っていない、というのは
既に投稿した通り。
シャープの新商品に期待。
・・・とまあ小生の場合は「新し物好き」であり、また管理組合の理事長していて
照明代削減に関心あるし、さらに今は新規部隊にいるから、
「LED照明を仕事も兼ねて調べている」状態だが、さて、一般の人はどうだろうか?
自分や妻の親とか考えてみると、
「LED照明を買うお金はある」にもかかわらず、
「買うのが面倒」
「取り替えるのが面倒」
「性能がよくわからない」
等々の理由で、LEDはおろか電球型蛍光灯にすら取り替えていないのである。
日本の家庭の中で、
「LED照明を買うお金がない」
「電球型蛍光灯を買うお金がない」
という家庭は、どちらかと言えば少数派だと思う。
むしろ「面倒くさいからLED化しない・蛍光灯化しない」という家庭の方が多数派じゃないのか?
あるいは、
「LEDは高い」と思い込んで尻込みしている人もいるのだろう。
これは正確には
「長期間ならLEDの方が割安、ということを知らない」から尻込みしていている、という面も大きい。
以前
「高齢者が自身の資産の貸借対照表を付けないのが問題」という指摘をしたことがあるが、
「民間企業ならコスト削減に血眼になるが、資産持ちの小金持ち高齢者家庭は、
『コストより面倒臭さを嫌う』し『知識も乏しい』ので、結局従前の
高コスト家電を使い続ける」のである。
この部分を、ちょっと強引に変えないと、民生部分のCO2削減は果たせない。
これは暴論だが、たとえば東京電力とか、三鷹市役所の人が、家庭をローラーして、
「照明の交換を承ります」「家電のエコ化相談承ります」と御用聞きに伺って、
その場でLED照明の販売・取り付けをすればいい。
即金で金がなければ、東電が個人向けにESCOすればいい。
しかし下手すれば「消火器詐欺」「報知器詐欺」みたいな話になりかねないので、
その辺のさじ加減が課題です。 |