このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
(4)その他特選1泊旅行
1.大井川鉄道
SLに乗ってみたい、という方は多いと思います。
全国で沢山のSLがあるなかで、一番オススメなのがこの
大井川鉄道
です。
というのは、
1)客車が昔ながらの車両を使っていて、懐かしい。
(他のSLでは新しい客車を使っていて、風情がない。)
2)沿線も東海道メガロポリスという便利な場所にありながら、
昔ながらののんびりムードにつつまれている。
3)SLの先に、
日本唯一のアプト軌道の山岳鉄道
があり、
こちらも楽しめる。
(このアプト線の渓谷の景色は絶品!)
4)沿線に
寸又峡温泉
があり、東京からも大阪からも1泊の温泉旅行として
ピッタリ
などの理由でお勧めします。
場所は静岡県の金谷(かなや)、という所から大井川をさかのぼって走っています。
東京からでは、新幹線で静岡へ出て、そこから在来線で25分ほど西へ進むと
金谷駅に着きます。
この金谷駅自体が、大井川と山に挟まれた情緒ある駅です。
SLですが、1日に1往復ないし2往復しています。
毎日運転しているSLの時刻は、
金谷駅11:50発→千頭(せんず)駅13:07着、
千頭駅14:50発→金谷駅16:09着です。
モデルルートを記しますと
1日目:東京駅9:45発→(ひかり147号)→静岡駅10:45着10:54発→(在来線)→
金谷駅着11:23着11:50発→(SL急行)→千頭駅13:07着、
13:35発→(バス)→寸又峡温泉14:15分
2日目:寸又峡温泉9:30発→(バス)→奥泉駅10:00着10:15発→(アプト登山鉄道)→
井川(いかわ)駅11:29着12:25発→(アプト登山鉄道)→
千頭駅14:14着14:50発→(SL急行)→金谷駅16:09着16:18発→(在来線)→
静岡駅16:49着17:34発→(ひかり162号)→東京駅18:35着
です。
(時刻は2000年3月現在)
★SL急行ですが、乗車券以外に急行料金560円がかかり、予約が必要です。
予約電話番号 0547−45−4112
★SL車内で弁当を売っています。確か「SL弁当」というものがあります。
★SLの車掌さんの案内がユーモアがあって、面白い。
★ちなみにこのSLですが、例えば昭和初期が舞台の映画やTVで、
SLの走行シーンが必要な場合のロケ地として利用されています。
ドラマでSLシーンがあれば、まず大井川鉄道が使われた、と思っていただいて
間違いありません。
★千頭駅には各種のSLや、以前各私鉄で活躍していた電車が展示されています。
大井川鉄道のSL以外で走っている電車も、大半は
各地の懐かしい電車
です。
★寸又峡温泉ですが、近くに吊り橋があり、スリル満点です。
歓楽地ズレしていない、静かないい温泉です。
(だそうです・・・小生は泊まったことがない(^^;)
ちなみに小生はSLと登山鉄道に平成5年春に乗りました。
★
アプト式鉄道
とは、急勾配に対して歯車と、凹凸のレールの噛み合わせで
登っていく鉄道で、日本では以前は碓井峠がそうでした。
大井川鉄道は、長島ダム計画に伴う線路の付け替えで、
アプト式になりました。
★千頭〜井川間の「
井川線
」ですが、
背の低いトロッコ風の小さい列車
が
コトコト走ります。
沿線は谷底まで100mはあろうか、という峡谷で、紅葉のころは最高でしょう。
周りの道路も整備されていないため、井川線は沿線住民にとって
生活必需路線です。
(通学の小学生とかも乗っています。)
★終点井川駅の近くの井川ダムに、中部電力の資料館があります。
井川駅での電車待ちの間に訪れてください。
ちなみに、井川線自体が井川ダム建設を目的として建設されたもので、
大井川鉄道の株主には中部電力も入っています。
★大井川鉄道に関するHP
大井川鉄道
(会社によるHPですが、内容が少ない・・・)
漂流紀行
の
大井川鉄道
(ファンによるページ)
Kenbou Land
の
VIVA大鉄!!
(掲示板あり)
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