このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

スルッとKANTOの旅行記3 

ホームへ戻るにはココ→ http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/7891/

鉄道ご意見番へ戻るにはこちら→ http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/7891/railopinion.html


3)00年2月11日(金)〜13日(日) 札沼線・札幌市営地下鉄・札幌市電・千歳線(南千歳〜新千歳空港) 完乗

 元来祭りは嫌いではないのだが、列車はともかく遠隔地の場合宿泊施設が取れないので祭りには行けずにいた。
なので札幌雪祭りへは行ったことがないのだが、今年はたまたま姉夫妻が札幌にいるので、姉宅に宿泊ができるようになった。
運良く札幌雪祭りに3連休が重なったので、札幌雪祭りに初めて行くことにした。
 ただ、単に雪祭り見物に止まらず、鉄道路線走破も兼ねるのはまあいつものことである。
なお、今回は「首都機能移転の掲示板」にもときどき顔を出している「あじあ号」氏も同行することになった。


 2月11日(金・祝)、朝の新幹線で名古屋に向かう。何故札幌へ向かうのに名古屋へ向かうかと言えば、あじあ号氏が名古屋に
住んでいる、ということもあるのだが、関西空港からのチケットが取れなかった(その日の夕方の便ならあったが・・・)からである。
元々名古屋からも取れなかったのだが、名古屋から急遽臨時便を仕立てたらしく、ネットでチェックしていたら昼間の便に空席が
あったので急遽こちらも座席確保に走ったのである。
 
ネットで空席検索していると、ときどき空席が出ることがあるのでマメにチェックしましょう。
 10時ごろ名古屋駅着。今日7時まで徹夜で仕事していた、というあじあ号氏は名駅(名古屋駅のことを地元人はこう言う)まで
出る体力は無いらしく、止む無く彼の家(中村区役所前)まで行き、そこからタクシーで名古屋空港へ。
名古屋空港は羽田や関空を見なれている目にはえらくボロく見えた。利用者が多量にいたので尚更である。

 12時5分発のANA1421便で名古屋空港離陸。B767である。残念ながら窓側は確保できず、遠目に雲を眺める。
14時  分に新千歳空港着。空港もなにもかも雪原で真っ白である。幸い雪は降っていない。 

 新千歳空港駅から快速エアポートに乗り込む。車両の真ん中にもドアがあるが、ドアと客室との間にもまたドアがある(寒さ対策)、
JR北海道独自の車両である。新千歳空港駅は地下駅なので、列車の進行方向が瞬時に判らず、座席を本来の進行方向の逆側にしてしまう。
あわてて気付き、本来の進行方向にするが、鉄道マニアの権威失墜である。

 なにはともあれ新千歳空港駅をスタート。因みに新千歳空港〜南千歳間は今回が初乗車である。もっともほとんどトンネル区間だが。
南千歳手前から地上へ。7度目の北海道の大地である。(因みに今まで3回が冬の北海道で、これが4度目。
スキーもしないのに4回も
冬の北海道に行くとは、我ながら立派である
千歳〜札幌とは、北海道でももっとも人口密度が高いエリアであるが、沿線にはそこかしこに原生林がある。やはり北海道。
沿線に本来は西日本資本の「紳士服のはるやま」や「ベスト電器」を見つけて驚く。ベストなどは、東京・大阪にも進出していないのに・・・

 新札幌で下車。なぜ新札幌か、といえば
地下鉄東西線の完乗の為である。因みに地下鉄は「新札幌」ではなく「新さっぽろ」とひらがなになる。
これは札幌駅でも同様で、地下鉄の駅名は「さっぽろ」である。
 で新さっぽろから札幌の地下鉄に初乗車。まず1日乗車券(1,000円)を購入。それを自動改札に通すが、ハネられる。しかしあじあ号氏は
ちゃんと通りぬけられる。オカシイ、と思って駅員氏に聞けば、1日乗車券受入可能な自動改札機に通してくれ、とのこと。(1日乗車券可能改札は
「カード」とシールが貼ってある)
ヤラレタ・・・(この後、同じ間違いをしばし犯すが、紙面の都合により割愛)

 気を取り直してホームへ。札幌地下鉄はゴムタイヤ地下鉄として有名なので、期待していたが、外見は他の地下鉄とあまり変わらないようだった。
車内の特徴としては、
(1)車内に鏡がある。(新京成みたい・・・)
(2)車内壁面に札幌の建物のイラスト(時計台とか北大とか)がうっすらと描かれている。
(3)関西で「ゆびつめ注意」にあたる表示が「くま」のバカでかいイラストステッカーで表示されている。
(4)やけに携帯電話の広告が多い
などであろうか・・・
 そのまま終点の宮の沢へ。因みにあじあ号氏は隣で爆睡していた。これで東西線完乗である。
宮の沢で折返して、大通駅の手前の駅、西11丁目で下車。雪祭りの大通会場は西11丁目駅〜大通駅にまたがるためである。

 防寒体制を整え、いざ地上へ。この日の最高気温は-2℃。しかし風がなく、日も出ていたので、さほど寒くはない。
雪祭り会場は、雪像を挟んで、北側は西行き一方通行、南側は東行き一方通行のようだ。一旦北側にでて、最西端へ行く事にする。
西端は市民雪像が多い。で折返して東へ進むと、企業、というよりマスコミ雪像が出てくる。HTB、HBC、UHB、STV、道新(北海道新聞)、
毎日新聞、読売新聞・・・
 
雪祭りとは、実はマスコミで支えられているイベントなのであった。(作るのは自衛隊だが)

とか言いながら、とにもかくにも東端のテレビ塔に到着。そろそろ17時、日も暮れてきた。で、大通駅から
地下鉄東豊線に乗車。栄町を目指す。
栄町で下車(改札を出て外へ)。なんか寂しい印象が・・・地下深くて、地上への階段が長いからかなあ・・・
で、外もほどほどにして再び電車へ。東区役所前で下車。なぜここで下車したか?それは
サッポロビール園 へ行くからである。

 東区役所前駅からサッポロビール園までタクシー。でも運ちゃんが新米で、結構右往左往しました。
ビール園は、いろいろな建物があり、案内係が空いている建物に案内する(客が勝手に好きな建物には行けない)仕組みになっている。
ここでジンギスカンをむさぼり食う。北海道関係のHPではいろいろいわれているサッポロビール園であるが、まあ素直にうまかったと思う。
あじあ号氏、徹夜明けのためか早くもダウン。其の為、電車ではなくタクシーで姉の家(琴似)へ。

 さて次の日の予定であるが、あじあ号氏は人と午前中に会って、午後1時半にテレビ塔で合流。つまり午前はそれぞれ別行動である。
元々は札沼線完乗の予定であるが、朝が早いし、「明日スキーノルディックの大会が大倉山であり、荻原が出場する」との姉情報に、
心がグラつく。


 2月12日(土)、朝6時30分に目が覚める。大倉山の荻原見物も捨てがたいが、結局当初予定通り、札沼線完乗に出かけることにする。
何故ならば
札沼線の先端部は1日3往復と、非常な過疎路線であり、思い立ったときに乗らないとなかなか乗れないからである。
(先端部は廃線の噂もあり)札幌側は人口急増地帯であり本数も多く、先端部との対比が面白い路線である。
6時57分琴似発の電車に乗り、7時05分桑園発の気動車列車(確かキハ40系だったと思う)に乗り換え。1車両につき5名程と閑散。
 列車は札幌市北区を最初は高架で、後は地平で走る。それにしても街の雪の量はすさまじい。(天気は晴れていたが)
石狩川を渡って札幌市外へ。川を渡ると途端に家が少なくなる。川向こうは当別町であるが、太美に「スウェーデンヒルズ」というニュータウンが
ある以外は、まだ市街化は進んでいないようだ。

 石狩当別駅で、4両のディーゼル列車から1両のディーゼル列車へ乗り換え。乗客はスキーの少年グループもいて、20人程度とまずまず。
列車は淡々と白い大地を進む。進行方向右手に国道とときどき民家、左手に山である。本来雪原の下は田んぼだろうが、今はわからない。
北海道石狩平野は田んぼが多くて風景的には本土に近いものもあって、小生はあまり好きではないのだが、雪景色だと田んぼも隠されて、
なかなかいいものがある。天気は少しずつ雪が舞って来た。
 スキー少年達は本中小屋で下車。10名ほどがいちいち料金を払うので、1分ほど遅れたか?
その後、石狩月形・浦臼と乗客は降りて行き、閑散としてくる。他方、雪は深くなり、かつ激しく降ってきた。
雪で視界が効かず、殆どなにがあるか見えない、真っ白、というようになる。真保裕一の「
ホワイトアウト」の世界である。

 9時27分、新十津川駅(
新十津川町 )着。これで札沼線完乗である。降車客はわずか4名。駅前をブラブラして、運転手と「寒いですね」と雑談して、
再び9時38分発の列車で元の道を戻る。客は小生の他に1名、それももともと小生の乗車した新十津川行きの列車にいた若者だから、
要は小生と同類である。
 11時01分に石狩当別着。石狩当別11時28分発、と時間があるので、これは車両増結に違いない、と睨んだところ、果たして3両増結し、 
4両編成となる。天気はいつのまにか晴れていた。というより札幌に近い方は晴れていたのだろう。
 増結作業を見物。この寒いのにご苦労なことである。
 11時28分に石狩当別発。朝の列車と違い、どんどん乗客が増えて行き、新琴似近くではほぼ座席が一杯になった。180万人都市札幌の
底力である。

 12時01分、新琴似着。ここで降りた理由は、
地下鉄南北線の完乗を目指すからである。新琴似駅は工事中のようであった。
新琴似駅から、地下鉄南北線の始発駅麻生(あざぶ)駅へは徒歩5分。雪道を慎重に歩く。
 1日乗車券を購入し、南北線に初乗車。麻生駅の構造は、到着ホームと発車ホームを分離した島式ホームだった。(引き上げ線が
北側にあるのだろう。近鉄難波駅を思い出す。)こんなことにこだわるのはマニアだからか?
 南下するに従い乗客が増加し(特にさっぽろ駅でどっと混んだ)、12時半ごろススキノ到着。実は澄川あたりにある「純連」という
噂のラーメン屋へ行こうと当初は画策したのだが、これではあじあ号氏との待ち合わせに遅れてしまいそうなので、ススキノの手近な
ラーメン屋で済ます。
 狸小路をブラブラ抜けて、13時20分ごろ待ち合わせのテレビ塔へ到着。あじあ号氏を待つ間、「
ホットワイン」なるものを200円で購入。
これがなかなかイケル。(ヨーロッパでは普及しているそうな)待つうちに13時30分にあじあ号氏到着。

 次は前日に残した
地下鉄東豊線大通以南の完乗を目指し、大通駅から福住駅まで乗車。地下なので特にどうということはない。
ところで時刻表を見ていて気づいたのだが、札幌の地下鉄は夜は0時位までやっていて東京等と遜色ないが、朝がやたら遅い。
6時過ぎに
ならないと動かない地下鉄、というのは札幌位ではないだろうか?と思いつつ福住駅に到着。
 このまま折返すのも芸が無いので、タクシーで
羊ヶ丘 へ向かう。クラーク博士の銅像がある丘である。
10分ほどタクって、羊ヶ丘到着。風が出てきて寒い。(確かこの日の最高気温は—2℃)しかし天気は晴れていて、札幌市街が
一望である。前面に広大な雪原。ここには本来、農作物等が植わっているとのことだが、雪に埋もれてなにもわからない。

 羊ヶ丘から福住に戻るのもいいが、真駒内へ出る方が「完乗」を目指すには都合がいい。羊ヶ丘ではタクシーは呼ばなければ駄目かな・・・と
思ったところへ空車のタクシーが運良く来た。これが話好きの運転手で、「今日は稼ぎが悪い。羊ヶ丘〜真駒内なんてロング(といっても
1,500円ほど)を拾えて運がいい」としきりに語っていた。「4,000円で定山渓へサービスするよ」とも言っていた。
 真駒内は、かつて札幌オリンピックの選手村があった街である。そこから
地下鉄南北線の完乗目指してすすきの駅へ向かうことにする。
この付近は地下鉄が高架になっている。それは珍しくないのだが、特筆すべきは、高架部分が全てスノーシェルターで覆われていることだろう。
自衛隊前駅から大勢の家族連れが乗車。雪祭りは大通会場以外にも、すすきの会場、真駒内会場でもあり、真駒内会場の最寄駅が
自衛隊前駅である。もっとも、真駒内会場は家族向け(というより子供向け)という話だったので、今回我々はパスした。
 途中で地下に入り、すすきの駅で下車。これで晴れて札幌地下鉄全線を完乗したことになる。

 次は
札幌市電。日本最北の市電である。1日乗車券が使えるのでそれですすきの駅から乗る。電車は吊り掛け駆動の音をさせながら
進んでいく。良く言えばレトロ、悪く言えば旧性能である。鉄道作家宮脇俊三氏的に言わせれば「古き良き路面電車」であり、
鉄道評論家川島令三氏的に言えば「早期にLRT化すべき電車」である。因みにあじあ号氏は宮脇派、小生は川島派なので、車内で
論争となる。

 15時半ごろにロープウェイ入口駅で下車。ここから徒歩10分、藻岩山ロープウェイの駅へ歩く。ロープウェイから、更にリフトへ
藻岩山 山頂へ。
この季節にはなかなかないのでは?という位の快晴で、札幌市街が非常に良く見える。しかし札幌テレビ塔が肉眼では見えない。
100円双眼鏡でやっと確認。つまり札幌市街も相当高層ビルが増えてきた、ということである。
因みに山頂で用を足そうとしたら、「凍結で使えません」とWCに貼ってあった。ウ〜ム。

 再びロープウェイ入口駅へ戻り、西4丁目駅へ。西4丁目駅は地下鉄大通駅の最寄駅である。言い忘れていたが、市電と地下鉄は
乗り継ぎ割り引きがある。市電以外にもバスと地下鉄間も割り引きがある。大阪でもやっているし、東京も導入すべきだろう。少なくとも
東京都交通局の地下鉄と都バス同士はやるべきだ。
 日が暮れかかる頃、西4丁目駅に到着。晴れて
札幌市交通局完乗達成である。これからねまき猫様と会う19時迄フリータイムである。
で、北海道関係の書籍が豊富、と某MLに情報のあった、駅前通りの「アテネ書房」へ向かう。途中で雪が舞って来た。
 「アテネ書房」の北海道コーナーを探検し、2冊ほど購入。店を出ると雪は本格的に降ってきた。

 狸小路へ向かう途中で、夜の大通会場を覗く。
ライトアップが綺麗である。で、雪の中を狸小路へ。
で、ねまき猫様と会食。大いに盛り上がり、当初予定を大幅に越えて22時半まで店に居てしまったことを申し添えておこう。仕事中の
ねまき猫様には大変ご迷惑をかけました。謝々。
 で、大通→地下鉄→さっぽろ→JR→琴似、のルートで帰宅。JRが雪の影響からか、遅れていた。


 2/13(日)、今日はANA134便で関空へ帰る。雪が少し強く降っている。気温-7℃。
9時頃琴似を出発。札幌駅で自動チェックイン機を発見、チェックインする。向かいのホームに大阪〜札幌の夜行寝台、
トワイライトエクスプレスが入線。いつか乗りたいと思う。
 札幌から快速エアポート乗車。雪祭りのせいで激しい混雑で、勿論座れない。しかも外は激しい雪。10分遅れて新千歳空港到着。
あじあ号氏がわずかの待ち時間の間にラウンジに行きたい、と言い出す。彼は仕事の関係でミリオンカードのゴールドカードを無料で
作らされたそうだ。「ゴールドカードではラウンジがタダになる」と聞かされての行動であったが、しかし新千歳のラウンジでは使えないのであった。
恐らくミリオンカードは東海銀行系だから、名古屋空港でしか使えないのだろう。
 なにはともあれ11時10分にB747ジャンボで関空に向かう。今回も窓側は確保できず。残念。という訳で13時20分に関空に着いたのでした。


札沼線に関するHP
幌萌鐵道管理局 【幌鐵局】北海道鉄道風景 札沼線 キハ53 500
犬走り日記 撮影地インデックス 豊ヶ岡駅付近 / 南下徳富〜下徳富
巫女鐡 〜たに宮穂のページ〜 札沼線

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください