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西アジア情報ノート
 

●バングラディシュ人民共和国

電圧:220V コンセントはイギリス丸型

ビザ:公式的にはいるが、日本人は空路入国では不要。

ビーマンで乗り継ぐ人は、ダッカ空港で必ずTransitの矢印に進むこと。パスポートは空港に預けるので、入国にはならない。

乗り換えが24時間以上ある人は、何が何でも全部を手荷物にした方がいい。さもないと荷物をピックアップする為に入国しなければいけないし、Transit扱いにならないので、出国税を払わなければならない。

トランジットホテル:基本的にエコノミーの客は相部屋。
市内交通:トランジットホテルや空港周辺から市街地へのバスがいっぱい出ている。ローカルもあるのだが、BRTCという会社の大型バスが快適。16タカほどで、ほぼ定員ぐらいまでしか乗せない。

一日で行ける見所:バングラディシュ博物館。シャバグのロータリの近くにある。入場料2タカ。
飲食:街にはチャイ屋があって、かなりレベルの高いケーキなんかも食べれる。
 



●ネパール王国

電圧:220V イギリス丸型と、普通の丸形(韓国式)の併用が多い。カトマンズは慢性的に停電する。ポカラは毎週水曜日の夕方6時半から2時間ほど計画的に停電させている(理由は不明)

電話:トーン式、RJ型モジュラー方式がおおい。電話屋が多いので接続は容易。市内:一分3Rs程度、ポカラ〜カトマンズは一分12Rs程度。市内は市外局番を外すこと。

ビザ:空港で買える。カレンダー年度に一度も入国していなければ、2ヶ月で$30。2回目以降は何と1ヶ月$50。インドへ行って戻ってくる人は、必ず追加料金を払ってマルチプルにしておくこと。

[カトマンズ]
世界で二番目に大気汚染がひどい都市。10分の外出で喉が痛くなる。女の子でも鼻毛が伸びるので日本から直接来るなら、絶対マスクを買ってくるべき。鼻毛切りハサミも。

市内交通:バスとテンプー(乗り合いトゥクトゥク)がある。路線図は古本屋か日本食レストランで地球の歩き方を立ち読みするといい。4Rs〜10Rs程度

日本食:タメルの「ふる里」が味値段のバランスでダントツ。古都もぼちぼちだが、味のシルクロードはもはや客も無く死んだという感じ。富士、田村等の高級店もあるらしいが試してない。

インド大使館:ビザの申請は月〜金の午前中。1回目は奥の部屋で軽い面談を受けて、日本に問い合わせるテレックス(無犯罪証明?)の用紙をもらい300Rsを払う。1週間後にテレックスの結果が張り出されるというが、2日で張り出された人や、自分の様に結局結果が帰ってこなかったという事がある。毎日通ってみると早く取れるかも。日本人はあんまり問題にならないらしく、テレックスの結果なしにビザがおりた。ごねて3日後ぐらいに結果なしで申請できた人もいるらしい。
掲示板に自分の名前をみつけたら、テレックスカウンターで申請書とサインをもらい、2100Rsを添えてビザカウンターに申し込む(午前中)。ビザは当日の4時半から受け取り。

ツーリストバス:インド行きの国境を跨ぐやつはかなり騙されたりする事が多いらしい。ポカラ行きは結局はインド製のTATAバスなので、ターミナルから地元民のエクスプレスバスに乗っても変わらないと思う(半額ぐらい?)

見所:カトマンズのジェッチャン、周辺のパタン、バクタプルが古い町並みが残っていて見応えがある。パタン、バクタプルはゲートを通って入る時には外国人はそれぞれ200Rsと300Rs徴収される。そしてゲートは限られた大通りにのみあるのだ(笑)バクタプルは旅行人アジア横断の地図が参考になる。

[ポカラ]
山や緑が美しいが、町並み自体は中国的な汚さ。トレッキングができる3月でもホテルは閑散としているので、かなりのディスカウントが可能。

ツーリストバスは、ツーリストバスパークと呼ばれる広場に着く。一人当たり20人ぐらいの客引きが来る。「タクシーダケネ」という輩もいるが、結局自分の契約した宿に連れていこうとするので乗らない方が無難。ダムサイドまでは徒歩10分、レイクサイドまででも15分ぐらいで歩けるはず。

日本食:ダムサイドのアニルモモ、Mt.富士モモ、ネパリキッチンなどが安くて無難。レイクサイドの味シルでは朝日新聞が読める。

レストラン:レイクサイドのマンマミーアのパスタとピザは逸品。レイクのブーメランもテラスがあって湖を見ながらのんびりするのには。

ここまで来て日本食やイタリアンと思うかもしれないが、他に余り楽しみは無い所なので来れば分かって貰えると思う

[トレッキング]
旅行人関係で有名なの富永省三氏のアンナプルナトレッキングマップがアニルモモレストランでコピーできる。ただコピー代を結構取られるので、カトマンズの味シルで借りてコピーしておく方がいいかも。情報は少し古い。

トレッキング用品はレイクサイドのトレッキング用品店でレンタルできる。値段は全店統一価格。BCまで行く人は必ずダウン製の一番いい寝袋を借りていくこと(−5度対応)そして寝袋カバーがあると夜中に震えずにすむ。

トレッキング許可証:レイクサイドのACAPで取る。チェックポイントの汚職からか、今年から事務所でしか取れなくなった。アンナプルナは一律一回1000Rs。写真一枚要

杖:絶対必要。ただし買わなくても途中に生えている竹や木で代用できる。

シーズン:選べるなら絶対10月ごろがおすすめ。1〜3月にも出来るが、BCでは氷点下の中で眠らなければならず、大雪が降れば雪崩におびえながら自分で道を作るハメになる。

ブーツカバー:積雪のある時期には絶対必要。チョムロンのレンタル屋で借りるのがいい。大雪になると太ももまで雪に埋まるので結局は濡れるのだがあればかなり楽。

宿:山小屋で上に上がるほど高い。ちなみにBCではダルバードが170Rsぐらい、ピザは200Rs以上する。アンナプルナBCトレッキングでは、基本的に入浴はチョムロンまで。以降は風呂無しで過ごすことになる。食堂のヒーターは客が少ないと入れてくれない事が多いので、なるべく人の多いロッジに固まって泊まった方がいい。

ガイド:春に行くなら雪崩を予測できる経験のあるガイドと一緒に。フリーのガイドと直接交渉したら、宿飯込みで一日$17程度だったそうだ。これを参考にするといい。雪や凍結がなければ基本的には不要と考えていい。

高山病:頭痛よりも、ある高度でいきなり歩行速度が1/2に落ちてしまった。何泊かすると少しずつ慣れる。弱い人は、デオラリ、マチャプチャレBCでそれぞれ一泊ずつするといい。



●インド

電源:220V コンセント:イギリス丸形、丸2ピン(幅の広いものと狭い物の両方があるので注意)
電話:大体固定されている。(盗む奴がいるらしい)
 

言わずと知れたボッタクリ王国。

・ネパールから
ネパールから直通バスで来る人はかなりの確率でトラブルに逢う。荷物代を50Rsも要求されたり、チケットを取り上げられてさらに300Rs請求されて断ると10人ぐらいで囲まれて脅されるとか。逆(インド→ネパール)は簡単に足がつくため滅多なことはしないようだ。

・騙されないように
1)「今日は〜は休みだ」とか「〜は閉鎖された」とか「営業時間は〜までだ」とか話しかけてくる奴らは全て嘘。自分の足で行って確かめるように。

2)リキシャで相場よりも明らかに安いのも必ず裏がある。

3)「ガバメントのツーリストオフィスの者だ」というのも当然嘘。ガバメントの職員は客引きなどしない。

特にバラナシ、デリー、アグラーは要注意だ。

・習慣
1)お釣りを用意しない。札をだすと必ず「XXRs チェンジ?」等と言ってくる。お前が用意しろ!ボケ!
むかつくがインドの習慣のようだ。

2)立ち小便。インドは糞尿国家なので基本的にどこでしてもいいらしい。そんなわけでトイレが無いことも多くそう言うときは壁とかに適当に(笑)

・両替
銀行はとろくてダメ。アメックスかトーマスクックがベスト。バラナシならレートは落ちるがゴドゥリア交差点のあたりの両替屋が営業時間も長くていい。
AMEXはAMEXカードでのTC購入が出来る。

・バス
南部はバス網が発達していていい。ほとんど公社のバスなので、うじうじ客集めしないのがいい。北部は市バスでも余り先に進まないことが多い。

・日本食
情報ノートに「おいしい」と書いてあっても(特にバラナシ)それはガンジャでキマっている奴らが書いたに違いなく、必ずまずい。インドではインド食以外はまずい。
 



●パキスタン

2000年5月

電源:インドと同じ
電話:安宿には無い
ビザ:インドのデリーで即日発給(無料) 日本大使館のレター必用

両替:ラワールピンディGPO近くのTDCPが入っているビルに両替屋が20軒以上あって、そこが一番レートがいい。
旅行人に出ていた、シティバンクでUS$のTC→キャッシュが出来ると書いてあったが、今は出来ない。かならずパキスタンに入る前に現金を確保しておく事。

学割:パキスタンの列車は学生証で半額になる。鉄道のオフィスへ行って学割証を発行してもらい、駅でチケットを購入する。エアコンクラスは対象外となっているが、駅によっては徹底されていないようで、ラワールピンディではACでも半額になった。

治安:ピンディ〜ギルギットのバスはたまに強盗に襲われる事があるらしい。ピンディ16時発にバス(スーパーDX)にはショットガンを持った警官が一人乗り込んでいるので安心

見所:
(フンザ)パキスタン最高の見所。ただガイドブックには5月と書いてあるが、杏の花を見るなら4月初旬から中旬ぐらいに行かないと見れない。
宿はオールドフンザインとハイダーインの2つが有名だが、飯は圧倒的にオールドフンザのほうがうまいらしい。

クエッタ〜タフタンのバス
以前は世界三大地獄交通機関と言われたそうだが、インドから越えてきた自分に取っては楽勝だった。6月頭は夜は少し寒いぐらいだった。



●イラン

2000年6月

コンセント:丸ピン2本(韓国と同じ世界標準のタイプ)
モジュラ:

ビザ:デリーではトランジットのみ7日間滞在可
ビザの延長:実際かなり難しくなっていて、トランジットビザは原則は1回限り5日間の延長しかできないが、場所を選んだり、ビザの切れる日に延長に行くなどして延長している人もいた。

治安:アホな若者が多く、田舎へ行くとアフガン人いじめの一環として、いきなり石を投げたり、つかみかかってきたりする。また日本人向けの強盗や私服、自家用車のアホニセ警官もいる。もはや安全な国ではないので、インド並の注意は必用。
 

治安:アホな若者が多く、田舎へ行くとアフガン人いじめの一環として、いきなり石を投げたり、つかみかかってきたりする。また日本人向けの強盗や私服、自家用車のアホニセ警官もいる。もはや安全な国ではないので、インド並の注意は必用。

人:親切な紳士か、性欲たまりきったアホかどちらか。いい人が多くて感動するが、アホも多くてかなりむかつく。女の人はパキスタン、インドと比べるとかなりフレンドリーで、いろいろと話しかけてきてくれたりする。

宿:物価に比べると圧倒的に高い。外国人が泊まれる安宿は決まっているので必然と泊まる場所も決まってくる。ただし田舎はいい加減なようだ。

バス:パキスタン、インドよりは格段に快適だが、はやり出発時間を嘘を言ったり、ターミナルからは時間通り出発するが、路肩でバスを止めて客引きをしてまったく発車しないようなのもたくさんいる。バス会社の見極めが肝心。1番のイランペイマか、番号無しのセイロサファルが一応トップと言われている。

タクシー:とにかくボる。ぼられても安いけど。サヴァリという乗り合いタクシーが発達しているのて、地元の人も気軽に500mとかの距離で利用したりする。

(ザヘダン)印象最低。ちょっとやばそうな街。バム行きのバスは1,7,8番以外はないので、騙されないようにそれらのオフィスへ直行しよう。ボーダー〜ザヘダンも超ボリだが、パキスタン人が払っている値段以下には絶対に下がらない。

(バム)日本人だとアピールして歩いた方がいい。やはりアホが絡んでくる。アルゲバムは学割OK。遺跡は修復というよりは立て替え、新築が多い。もうすぐバザールにおみやげ物屋が出来る模様。早く行った方がいい。

(ケルマン)バザールがまあまあ。雰囲気はよかったかな。シラーズに夜行バスで向かうついでに寄るといい。

(シラーズ)ここもかなりガラが悪い。麻薬売りが腕をつかんできたりするので、ペルセポリスを見てさっさと通過した方がいいかも。ペルセポリスは野外音楽ホール見たいな鉄板の屋根が雰囲気ぶちこわし。修復も「やりすぎ」と賛否両論出ている。

(イスファハン)美しくて素晴らしい街で、人の質もこれまでに比べるとかなりいい。しかし人口が多いのと観光客が多いので、やはりアホな若者(おちょくり系、下ネタ系)につきまとわれる事も多い。女の子は一人で歩くとかなり不快らしい。夏の夜のピクニックは最高。あちこちの家族連れが食事をごちそうしてくれることでしょう。
宿:アミールキャビール(ドミは最悪なので、3人部屋とかをみんなでシェアしましょう。ドミと同じ値段)

(テヘラン)
ビザ取りと瀬里奈のすき焼き定食ぐらい?

(タブリーズ)
マクー行きのバスは数が少ないのでしっかり時間を調べておくように!9時の次は13時だったと思う。
 
 
 



●トルコ

コンセント:丸2ピン
電話:MJタイプモジュラー

ビザ:3ヶ月まで不要

両替:銀行でTC両替可。ただ同じ銀行でも都市や支店によって全くレートが違ったりするようだ。US$の現金化はイスタンブールの銀行でTCをリラに両替し、バザールにある両替屋で再び$の現金に戻すと損失は0.3%ぐらいに押さえられる(たまに増える事もある(笑))

バス:オトガルの客引きに注意。トルコもまだまだアジアで、バス会社は人を騙します。路線が無い街への切符を売りつけたり、ダイレクトバスだと言っておきながら、途中で夜中に降ろされて朝までターミナルで待たされたり。「学生だったら割引するよ」と言う値段も他の客より高かったりするので、じっくり交渉してディスカウントしてもらおう。

宿:インフレ以上に物価が上がっている感じがする。宿も旅行人アジア横断の1.5〜2倍ぐらい。ガイドブックに載ってない宿は比較的安いままの事もある。

(エルズルム)
坂の街で、アジアから来た人はヨーロッパっぽい街並み+トルコのミナレットで感動するかも。チャイハネモスクは雰囲気もよい。フォートから見る景色も○

(トラブゾン)
黒海の見える街。ボステペの丘からの景色は絶景。宿はサンタマリア教会という所に無料で泊めてくれる(必ず寄付は払うように)
 

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