このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
普段利用しているJR( 東日本 ・東海)を中心に思い当たった疑問を解決してゆきたいと思います。 皆さんの情報提供 をお待ちしております。(最終更新日:1999年1月17日) → 引越準備中。最新updateは こちら へ。
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| 余談 近所の祭りに行った。露店で売られていた食べ物の話だ。 |
お盆の帰省は? トータルの所要時間・費用、移動日、選択可能な経路により選択肢は違ってきます。JRの場合は 割引切符 が使える区間か?(新大阪-北九州)、 往復割引 が利く距離数か? 早朝割引 が利く路線か?、 周遊キップ が利用できる条件か? JR株主券 が入手・利用できるか?といったことを確認してみることです。最近は特に航空機利用の方が時間・費用の節約になるケースも多いようです。 | |
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大宮駅で定期券を自動清算機に通し乗り越し清算をしようとしたが「清算できません。係員のいる窓口をご利用ください」と表示された。
定期券の乗り越し清算の新聞記事の載る前であった。不思議に思い駅員に尋ねてみた。
駅員はちょっと定期券を貸してくださいと定期券を機械に通した。するとその画面には定期で自動改札を通った記録が駅名・時間のリストが現われた。ちょっと以前から自動改札を通らずに入った定期券を自動改札に通すと「入場記録がありません」と表示されていたが、疑問の裏付けが取れた。
東北本線宇都宮付近からの帰り、東京までの乗車券を持っていたがもう要らないと思いながら途中埼玉県内の駅で自動改札機を通って出ようとした。回収されるか、通せんぼされるかと思ったがそのまま乗車券が帰ってきて自動改札で途中下車できた。数ヶ月前に静岡県内の東海道本線の駅では自動改札での途中下車はできなかった。
静岡県内の東海道本線のある駅で東京→静岡の乗車券で乗り越し清算しようとしたができなかった。駅員に聞くと100kmまでの切符でないと清算できないとのことであった。
急いでいるときは便利。画面の質問に答えていくだけで乗車券・特急券の購入、指定席回数券の座席指定ができる。View CardやJR Cardで購入することもできる。(暗証番号の入力が必要)
JRの切符が買えるのはみどりの窓口だけではない。旅行代理店でも切符の購入や回数券の座席指定などができる。みどりの窓口が混んでいるときは空いている旅行代理店で切符を買おう。新幹線自動券売機のあるところではこれを利用するのも比較的早い。
新幹線の各駅に 自動改札機 が続々と導入
東海道新幹線東京←→新大阪間は導入済みとの情報。途中下車の処理もできる。
新幹線の自動改札 は多芸
新幹線の自動改札に乗車券と特急券を背中合わせ、つまり一枚を裏向けて入れてみた。→結果、二枚とも表向きになって出てきた。日本の電機メーカーの技術力の勝利か?
二枚とも裏向けに通すとどうなるのか?
「サービス向上と合理化」を理由に99年5月までに導入する。1.乗車券、特急券、指定席券、新幹線駅までの乗車券か定期券の4枚を同時に入れることができ、キップ2枚の標準的なケースでは約2秒で処理ができる。2.在来線への乗り継ぎキップを機械が自動的に選別する。というもの。
ただし、自動改札機に通せるのは裏に黒色の磁気部分がついたキップで、定期券サイズ(たて8.5cm、横5.8cm)に限定されているため約2割ある定期外サイズは使えない。なじみの薄い人には使いにくいものにもなりそう。
新幹線の回数券はつづりで販売されているが、ディスカウントショップではこれがバラ売りされている。区間にもよるが、片道で千円程度安くなる。最繁忙期(年末年始・ゴールデンウィーク・盆休み)は 一部の例外 を除き使えない。自由席・指定席・グリーン席利用がそれぞれ設定されている。
大宮駅発着の東北新幹線のエコノミー切符を2枚の回数券を組み合わせたものが出てきた。そういえば新大阪→岡山も組み合わせた回数券だった。このように組み合わせて使った方が安くなるケースがある。
TEXきっぷ (←詳細はこちら)はJR東海が発行する東京・新横浜〜京都・新大阪 間 と 東京・新横浜〜名古屋 間 の2種類がある。メリットとしては上記の回数券より安く設定されていること・追加料金を支払うことによりのぞみに乗車できることがあげられる。デメリットは在来線に乗り継ぐことはできないことだ。また、最繁忙期(年末年始・ゴールデンウィーク・盆休み)は利用できない。
のぞみが走り始めた頃、新大阪→小倉ののぞみのエコノミー切符を買ったが季節割引の正規料金と同じであった。(ひょっとすると高かったかも)
回数券が使えない期間に関東−関西を往復した。出発駅と着駅の組み合わせによっては(片道の営業キロが601キロ以上を往復する場合)往復割引が使えることがわかった。なお、往復乗車券でも途中下車はできる。このため、600キロ弱の距離を往復する場合も往復割引乗車券を使い、途中下車扱いとすることで安くなるケースも充分あり得る。年末年始・ゴールデンウィーク・盆休み前後などの最繁忙期でも利用できる。
周遊キップは往復に使用する「ゆき券」・「かえり券」と目的地内で使用する「ゾーン券」から構成されており、「ゆき券」・「かえり券」のそれぞれの営業キロが201㎞以上ある場合に、「ゆ き券・ゾーン券・かえり券」をセットで買うことができる。 全国のどこの駅からでも出発でき、1年中いつでも利用できる。全国に67の周遊ゾーンが設定されており、そこまでの運賃が割引になる。ゾーン内は、特急(新幹線の一部を除く。)、急行、普通列車の普通車自由席に乗り放題。
「ゆき券」・「かえり券」はJRの運賃が20%引(学割は30%引)となる。ただし、東海道新幹線(東京〜新大阪)を経由して利用の場合で、「ゆき券」又は「かえり券」の全区間の営業キロが201km〜600kmのときは5%引(学割は20%引)となる。
100キロを超える乗車券は一部を除き、後戻りしなければ何度でも途中下車ができる。乗車券の有効期間は要チェック。
同じ経路上に位置する複数の目的地を移動するとき、このルールを適用すると運賃が安くなることがある。
別方向への移動でも、例えば東京から福島を往復した後新大阪を往復する場合などは、東京→福島=エコノミー切符、福島→東京→新大阪=通しの乗車券(東京途中下車;しなくてもよい)、新大阪→東京=エコノミー切符という組み合わせも考えられる。
JRの株主券でも割引がきく。ただし、出回る時期が限られているので要チェック。97年の盆休み前にはJR東海は入手できなかったが、JR東日本の株主券はディスカウントショップで手に入れることができた。
株主券は運賃・料金割引券だ。1枚で2割引とし、2枚(4割引)まで利用できる。運賃(目的地までの普通片道乗車券)と料金(グリーン車・特急券・急行券および指定席券)が対象となるそうだ。寝台列車は除く。1年間有効。
青春18きっぷとは、JR全線の普通車に1日(午前0時を基準にしているが、「午前0時を過ぎて最初に到着する駅まで有効」というのがポイント)乗り放題というきっぷだ。 年中販売しているというわけではなく、春と夏と冬の休みに販売されている。 利用にあたっての年齢制限はない。
例年だと、だいたい春は発売:3/1 - 3/31 , 利用:3/10 - 4/10。夏は発売:7/10 - 8/31 , 利用:7/20 -9/10、冬は発売:12/10 - 1/10 利用:12/20 - 1/20といったところ。
以前は5枚一組で販売されていたので、チケット屋などでバラで入手できたが、 最近は1枚で5回使うという形式(値段:11,500円税込み/1回あたり2,300円)になっているので、 注意が必要。
乗車できるのは普通車と宮島航路で、新幹線を含む特急、急行、 グリーン車には乗車できない。
JR全線および宮島航路の普通・快速列車の自由席が3日間乗り放題で9,180円の 「鉄道の日(10月14日)」の記念キップ が発売されている。10月4日〜10月20日が利用期間。1枚のキップで3回または3人まで利用でき、1人1回あたりの有効期間は乗車船当日限り。1人で3回使うもよし、3人で1回使うもよし。
JR東日本は新幹線と在来線の特急を中心に、乗車率が平均的に低い列車を対象とした割引制度を導入する方針。夏をめどに対象列車や割引率などを具体的に決める。運輸省は通常の運賃に対して五割までの割引を認めており、同社は限度いっぱいの割引導入を検討している。新幹線は平日の早朝や日中の列車で空席が目立つという。(朝日新聞1998年5月16日)
東北・上越新幹線(JR東日本)で早朝の特定の東京発に乗って往復すると、運賃・特急料金を50%ほど割り引く制度を始めるとのこと。目的は空席が目立つ早朝下りの乗車率を上げること。
割り引くのは、東北は東京発が午前6時3分と15分の「やまびこ」の指定席を利用し、郡山−盛岡間の駅を往復する場合。(やまびこ夏トク切符)上越は東京発が午前6時11分と36分の「あさひ」の指定席を利用し、上毛高原−新潟間の駅を往復する場合。(あさひ夏トク切符)切符の有効期間は4日間で、帰りの上りは好きな列車を利用できる。7月21日から9月30日まで(8月11−20日を除く)の限定だが、人気があれば継続を検討するらしい。
運賃は往復で、東北はぐりーんせきが18700円、一般指定席が14300円。上越はグリーン席が14100円、一般指定席が10700円。東北・上越とも目的の駅がどこでも運賃は同じ。東京−盛岡往復の場合、グリーン席を利用しても、通常期に自由席で往復するよりも約8000円安くなる。ただし、下りで指定の列車に乗らなかった場合は改めて片道の正規料金を払う必要がある。
たとえば、大宮から乗る場合でも東京発往復で切符を購入したら安くなるケースも十分あり得る。今後も同様に利用率の低い路線を利用した割引切符の登場を期待する。
(日経1998年6月4日、朝日1998年6月4日)
「夏トクきっぷ」 として売り出されているものだ。ところが、東北のある駅で購入しようとしたところ、「東京でしか販売していない」との返事であった。上野でも買えそうな気はするが。本当にそうなのか東京駅で裏付けを取って確認してみたい。
JR西日本は割引切符に関し、「最繁忙期」(8月11−20日)に使えなかった制限をはずすとのこと。
大阪−北九州間の新幹線割引切符や在来線の特急回数券などが対象で、この期間の新幹線乗車率が平均では70%台にとどまっているためだという。
このJR西日本の対応により、従来は割引切符を使えなかったこの8月11−20日の間も今後は割引切符を利用して移動することができるようになる。航空運賃の割引制度に対抗したものだろう。また、同様に年末年始も利用できる。ゴールデンウィーク中はどうだろうか。
(朝日1998年7月14日夕) JR西日本のお知らせページへ
割引率18%の「のぞみ号カルテットきっぷ」を7月25日から11月末まで販売する。1冊4枚つづりで51,200円(特急券、乗車券込み)、1枚が12,800円で1冊を自由に切り離し、何回かに分けて使えるが、購入は利用月の前月となる。1枚あたり定価販売と比べて2,760円安くなる。
また同じ区間の往復特急券も6%割引となる11,700円で同時に限定販売する。周遊きっぷと組み合わせることを想定している。
限定販売の期間延長は利用状況などを見極めて慎重に考えたいとのこと。航空機との競合のため。
交通機関 | 需給調整撤廃時期 | 新運賃制度 |
航空 | 99年度 | 上下限を撤廃 |
鉄道 | 99年度 | 上限運賃制を継続 |
貸切バス | 99年度 | 上下限を撤廃 |
乗合バス | 〜2001年度 | 上限運賃制を導入 |
タクシー | 〜2001年度 | 上限運賃制を導入 |
(注)新運賃制度には需給調整撤廃と同時に移行する見込み。
ディズニーランド にいくときは? 現地で入場券を買おうとすると長蛇の列を覚悟すべき。東京駅あたりでTDLの入場券も買っておこう。ディスカウントショップでも手にはいる。実はゴールデンウィークにTDLに行くことにした。ディスカウントショップでパスポートを買った。通常価格5200円が4900円だった。これなら入場時に並ばなくてもいいので楽だ。JRで買う前述のTDL引換券だと現地で引き替え窓口に並ぶだけ少し時間がかかる。しかし入場制限にはひっかからないのでこれもまだいい。 |
JR新幹線の中から富士山を展望できる場所がいくつかある。 |
ある時、大宮駅ホームで東北本線を待ち時間のアナウンスがないまま結果的に40分も待たされた。線路上のどこかの列車にで何かトラブルがあったらしい。
散々待たされた後、約束に時間に間に合わないため新幹線で行くことにした。混雑した窓口に並び理由を説明し間に合わないため新幹線に振り替えて欲しい旨申し出た。窓口の駅員は振り替えとは私鉄や地下鉄へのことで新幹線へのことではないなどうじゃうじゃ言ってらちがあかない。小山で聞いてくれとのこと。サービス業のかけらもない無責任な対応だ。結局特急券を購入し新幹線で小山に急いだ。東北新幹線の各駅停車は本数が少ないがなんとか約束に間に合いそうな新幹線に乗れた。
小山でも同様に理由を説明し、起こったトラブルはJRの責任だ。だからせめて特急券相当額を返して欲しいと申し出た。が、返事は2時間以上遅れた時は返金するが40分ではどうにもならない。というものであった。
今までどんな電車や飛行機でもこんな対応をされたことはなかった。自社のトラブルであろうが天候のせいであろうが顧客が困っている時には誠意をもって対応するのがサービス業だ。
なるほど、納得した。やはりJRとは顧客優先ではなく自分たちのルールが優先のサービス業の名を借りたお役所だ、と。顧客に迷惑をかけても何とも思わない。社員一人一人が誠意をもって対応しているわけではない。平成10年1月の大雪の時もそうだった。たぶんどこからか圧力がかかって、やっとしぶしぶ動き出すのであろう。
今後もどんなことを顧客に押しつけるかわからない。JRは自分たちのルールを顧客が守るべきだと考えているようだ。そのルールをJRが変更した場合、顧客は文句を言わずにしたがうと考えているのかもしれない。東海道新幹線にのぞみを走らせる際ひかりやこだまの停車駅・停車時間を増やしたように顧客より自らの利益を優先する姿勢には疑問を感じる。
そして、もっと経営努力をするべきだ。
航空業界の動きを見ているとそう思う。実際に利用していて航空機を使ったときのサービスはJRの場合とは比べものにならない。
利用者に不快感を与えないようにしているのが伝わってくる。トラブルが起こったときの対応は格段によい。たとえ自社の責任でなくてもだ。
しかもパイロットの方々にはたいへんではあるが、合理化努力も怠らない。
問題を利用者に転嫁して口先だけで行動の伴わない、しかも同じ事を何度も繰り返しているところとは本当に違う。もっと気持ちよく利用できるようになって欲しいものだ。
利用者の利便を考えずに、自社の独占的な状況を悪用してさまざまな問題のツケを利用者にまわしている現状であれば、 旧国鉄債務処理 の大部分をJR各社が負担しても当然だと思う。そう思われないように利用者優先の考えを持って欲しい。
JR各社は運賃を据え置くとしているが、サービスを低下させないで据え置くようにして欲しい。サービス内容を犠牲にしての運賃据え置きは実質の値上げと同じだ。例えば東海道新幹線での過去の対応、つまりのぞみを走らせるために従来のひかりやこだまの所要時間が長くなるというのは運賃は維持してしてもサービスは低下している。最近では新しい周遊券の価格設定の問題。企業戦略との考え方もあるかもしれないがあまりにも利用者の利便を無視したやり方のように思える。今後は利用者主体の発想で対応していって欲しいものだ。もちろん、サービス内容を維持したよりいっそうの合理化・効率化によるリストラクチュウアリングは歓迎だ。
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