このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

98年9月3日作成

玉ひめ神社の夏祭り「輪くぐり」です。
夕方7時前ですので人影がまばらですが暗くなるにつれ
人が多くなります。ちなみに私が子供の頃必ず買ってもらったのは
はっかパイプと別売の詰め替え用はっか(袋入り)でした。
玉ひめ神社の説明はこのページの下の方にあります。

所在地:岡山県玉野市玉 
    撮影:98年7月28日

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玉ひめ神社には巨岩がありますが、下記の文はその巨岩と玉ひめ神社の
生い立ちを説明したものです。
なお、「玉ひめ」の漢字表記につきましては、「め」の字が漢字フォントに
ありませんのでひらがなで書いています。「ひ」は「比」と書きます。

霊岩由緒
この巨岩は、古来より霊験あらたかな、霊岩として崇敬されてきました。昔この辺りまで
海岸であり満潮時にはこの霊岩は海水に洗われていたと云われている。
伝説によるとこの岩からある夜、火の玉が三つ飛び出して其の一つは龍神の鎮まります
臥龍山中腹の臥龍稲荷神社奥宮に、其の一つは西大寺観音様に、今一つは牛窓に向かった と
云われている。其の火の玉の出た所が今に丸く日輪に形に残っているのだと云う。
万葉集に当地 玉の浦を詠んだ歌が多数残されている。
「ぬばたまの夜は明けぬらし 玉の浦にあさりする鶴鳴きわたるなり」

昔、この珍しい形の巨岩を御神体として祭ったのが原始信仰である玉比め神社の
起源である。
御祭神は、海神の娘豊玉姫命、即ち竜宮の乙姫様で日本書記によれば
産室にあって龍に化身したと云われている。海上の守護神
安産の神として知られている。

往古は形状が玉の如くであるため玉石と称されていた。
玉石の玉が当地の地名「玉」となり社命「玉比め」と
称されるようになったものと考えられ又巨岩の姿が恰も石が立っているが如く
見えるので後世「立石」と称し現在に至っている。

昔は臥龍山中腹に御社があったが、現在の地に下ろされ玉比め神社となる。

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