このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

愛知環状鉄道 八草〜保見

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国境の短いトンネルを抜けると、そこは三河だった?!
愛知県の尾張と三河は、同じ県でも方言や地域文化が全く違い、まるで外国のようです。 その両地方の「国境」を、愛知環状鉄道は山口〜八草間で越えます。

山口〜八草間のトンネルの岡崎側出口。岡崎行きの車内から前方を撮影 (左:2000/2/18,右:2000/3/2)
右写真で、線路をまたぐ高架道路は猿投グリーンロード。 その向こうに小さく八草駅が見えます。

八草駅の西口。 駅前広場の南から東向きに撮影 (2000/12/16)
写真左端のホームの下が駅の出入口で、その手前が駅前ロータリーです。
写真右側(岡崎寄り)の線路下には、東口の駐車場へ抜ける道路があります。
八草駅東口の駐車場から「丸見え」の、単線片面ホーム。 駐車場から西向きに撮影 (2000/12/16)
写真中央のホームの下が東口で、線路の向こうの西口・ホームとつながっています。

八草駅北西の、グリーンロードと国道155号線の交差点付近にある、不動産屋の看板。 (2001/1/6 撮影)
何だかとんでもない誤解をしているようです。
八草駅に通る予定の鉄道新線は、地下鉄1号線(東山線)の藤ヶ丘までグリーンロード経由で結ぶ路線です。 2005年万博までに開通することが期待されています。 HSST 方式のリニアモーターで走らせる計画が有力になっています。
ただし、東京〜大阪を甲府・名古屋・奈良経由で結び 500km/h で走る「リニア中央新幹線」とは全く関係がありません。 中央新幹線は中津川〜多治見あたりから名古屋へ通る計画なので、八草付近に来ることはないでしょう。
それにしても、藤ヶ丘〜八草間の新線 「東部丘陵線」 は、どうして第三軌条方式で建設して名古屋から八草まで直通運転にしないのでしょうか? 藤ヶ丘でわざわざ乗り換えさせるのは絶対にムダです!

八草〜篠原間にある側線(写真右側=西側)。
現在、本線(写真左)からこの側線に入るポイントは設置されていませんが、 いったい何に使われるのでしょうか?
岡崎行き電車から前方を撮影 (2000/5/26)


篠原(ささばら)から西向きに撮影 (2000/2/29)
愛知環状鉄道で一番、山の中にあり小さい駅です。 それでも駅前には、小規模な駅前広場があります。
駅の西側の丘陵地には、コンクリートなどの工場が多いです。
輸送力増強のため、すれ違いできる駅に改造する予定です。

篠原駅西側にある、ホームへ上がる階段。 上が1面1線のホームで、右側が岡崎方面です。
駅西口から南東向きに撮影 (2000/6/29)
写真右上、ホームの向こうでは、 すれ違い線新設の工事中です
手前は駅前ロータリーの道路です。

篠原駅のホーム付近。岡崎行き電車から後方(北)を向いて撮影 (2000/12/4)
現在は線路西側(写真左側)の単純な1面1線の片側ホームだけが使われていますが、 すれ違いが可能な駅にするための工事が進んでいます
東側の相対式新ホーム(完成後は岡崎行き?)の形がほぼ完成しました。 今後新ホーム前に線路が敷かれ、ポイントが設置されることになるでしょう。


篠原駅を、駅のすぐ北(高蔵寺寄り)にあるトンネルの南口真上の道路から見下ろして撮影 (2000/12/16)
架線柱がじゃまですが、線路右側の現ホームと左側の新ホームが見えています。

保見駅。 すれ違いができる相対式ホームです。 20分/40分間隔ダイヤの時間帯では、いつもここですれ違います。
左:岡崎行きの車内から前方を撮影 (2000/2/18)
右:高蔵寺行きの車内から前方を撮影 (2000/5/14)

岡崎行きホームが高蔵寺寄りに、高蔵寺行きホームが岡崎寄りにずれて配置されています。 保見駅の岡崎行きホームでは、出入口通路の屋根が一部だけ欠けていて、中途半端な構造です。

保見駅の高蔵寺行きホーム東端から南東方向を撮影 (2000/5/26)
岡崎行き電車が保見駅を発車したところです。
高架の保見駅からは、豊田市北部の平地の見晴らしが良く、四郷駅の向こうまで見渡せます。 篠原付近の谷間から平地へ出る位置にあり、トンネルを抜けると見通しが開けます。 線路は岡崎方面に向かって、東南東へ約 2km 直進したあと、右(南)にゆるやかにカーブしながら四郷駅を通り新豊田へと続いています。 写真中、四郷駅は、右端から 130 pixel、上端から 107 pixel の付近に見えています。 右上の山は、豊田市最高峰の炮烙山(左)と六所山(右端)です。

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