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南九州リベンジ・後編 |
★ 登場場所
・照葉大吊橋
・綾陽亭(綾温泉)
■ 関連企画
・原付西日本編
・日本全国絵はがきの旅 2
・対決列島
● プロローグ
さて、ちょっと間が空いてしまいましたが、いよいよ後編です!
我々を襲ったアクシデントとは何なのか!?
どこへリベンジを果たしたのか?
それでは、「南九州リベンジ 〜72時間、激走1200キロ〜 後編」、じっくりとご覧ください。
ゴルフの11時スタートに間に合うため、9時には出発しようと8時半にフロントへチェックアウトに行った我々。
私は駐車場へと愛車X−TRAILを取りに行き、玄関へと車をつけました。
そして、荷物を積もうとしたその時!
太泉さんが言いました。
「ちょ・・・、ちょっとこれ・・・。」
「え、どうかした?」
「いや、どうかしたじゃなくて運転席から降りて見てみなさいよ。」
「何がぁ?」
車を降り、ツカツカと助手席側に回る私。
そこで見た物は・・・
「ああぁっっ!!」
パ・・・、パンクしてるじゃないかぁぁっっ!!!
そう、我が愛車の左後輪は見事にベコッとパンクしていたのである!
それもちょっと空気が抜けているというようなものでは無く、見事に、そうそれこそ「四国八十八か所Ⅱ」の
近道作戦でパンクしたときのようにペッシャンコだったのである。
私にとってここまで見事な状態のパンクは初めてであった。
そしてあまりに突然の事態に私はすっかり動揺してしまったのである。
その証拠に肝心のペッシャンコパンク状態を写真に残していない。
「パンク」 → 「修理しなきゃなんない」 → 「修理経験なし」 → 「修理屋呼ぶ」
↓
「ゴルフ間に合わない」
と考えてしまい、
「こ、これはオレの不注意だよなぁ。やばいなぁ、どうしよう・・・。」
当然のんきに写真など撮れるわけもなく、ただただオロオロしていたのである。
すると太泉さん、
「よし交換するぞ。」
とテキパキと私に指示を出し、工具を取り出すと10分後にはスペアタイヤに交換してくれました。
さすが、普段は鳥取の雪深い中で自分でタイヤ交換をしているだけありますね。
この時ばかりは太泉さんがいて良かった・・・と心から思いましたね。
それからホテルの人が近くにタイヤ屋があると教えてくれ、そのタイヤ屋さんも事情を話すと開店時間前にも
係わらず、パンクしたタイヤを修理してくれました。
どうやらパンクの原因は私が旅行の出発前に空気圧の点検をしてなかったため、タイヤの空気圧が下がっており、
そこになにやら鉄の釘のようなものが刺さっていたとのことでした。
空気を入れ、穴にパテを埋めて無事復旧したのでした(^_^;
では修理後のタイヤをご覧ください。
てなわけで、突然のハプニングを乗り切った我々。
余裕をもって出発しようとしていたことが功を奏し、ゴルフのスタート時刻に間に合うことができました(^。^)
スコアは・・・聞かないでください(^_^;
昼飯は鉄火丼を食べました、がうっかり食い終わっちゃったんで、食い終わった「残りカス」を見ていただきますよ。
はい、どうですか?
「鉄火丼なんかどうか分かんねぇじゃねぇか」
っていいたいでしょう?
でも食い終わっちゃったんですもの。
食い終わるまで「写真を撮る」ってことをすっかり忘れてたんですよ。
パンクの事がここまでひきづってるんですね。
さらに言えば、さっき見てもらったパンクの修理後の写真も本当はこのゴルフの後に撮ったもんなんですよ。
つまりこの鉄火丼の写真がパンク後に撮った「最初の写真」なんです。
いかに私がパンクの事態をひきづり、写真を撮るって行為が頭をよぎらなかったか分かるってもんでしょう?
てなわけでゴルフ終了です。
さぁ、本日のお宿へ向かいます。
今日の宿は霧島の「霧島山上ホテル」です。
結論から言いましょう!
なかなかのお宿でした!
前日の宿のよりもかなり部屋が広く、そしてゆったりとしたお宿でしたねぇ。
部屋は洋室と和室がくっついたような造りになっているんですが、それぞれにトイレと風呂までついてます。
ではお部屋を見ていただきましょう。
私と太泉さんは洋室側に寝ることにしました。
そしてこれが晩ご飯です。
いやうまかったですよ。
個室でゆったりと食べられるってのが良かったですね。
お酒も飲んで良い気色になって部屋へ戻ったのでありました。
おっと言い忘れてた。
2日目までの走行距離は750キロとなりました。
2004年5月29日
さくっと朝飯を食べ、いよいよ最終日であります。
霧島に泊まっているということでまずは「霧島神宮」さんへリベンジです。
さぁ、霧島神宮へ到着です。
前回霧島神宮さんから「結婚はまだ早い」と釘をさされてしまった私ですが、この一年弱で状況は
変わったのでしょうか!?
リベンジする相手・・・
それはもちろん、あの「恋みくじ」です!!
うりゃああああ!どんっと来いぃぃぃ!!
ガサガサガサっとくじに手を入れた私はその中からスルッと私の手のひらへ潜り込んできた
一枚のおみくじをバキッとつかみ取りました!!
結果は・・・・・
中吉!!
っく・・、またもや微妙!!
とりあえず、内容を読み進めよう。
なになに・・、
「相手はAB型なら最良、B型なら良」
ふむふむ・・、
「年の差は2歳差までが良い」
ほうほう・・、
「うさぎ年生まれは最良、申年は×」
ということは私の最良の相手は、年の差2歳以内のウサギ年生まれだから
「昭和50年生まれで血液型がAB型の人」
ってことかっ!!
だがっ!
この文章を書いてるまさに今!このおみくじ引いてから4ヶ月近く経つが、・・
まったくそんな人に出会う気配無し!!!
霧島神宮さんはきっとこういうだろう。
「いや、あれはさぁ、『相手がそういう人なら相性良いよ』って言ってるだけだからさぁ、
そういう人に縁があるとは言ってないじゃん」
「なんだよ!オレはこの3ヶ月そういう人を探してるんだぞ!」
「いや、そう言われてもねぇ。モテないのは君自身の問題でしょう?」
「な!?そ、それを言うなあああああ〜〜!!」
平成16年9月現在、
霧島神宮さんに対する私のリベンジは果たせないままなのであります。(T.T)
あ、そういや太泉さんも恋みくじひいてたな。
なんか「年内に良縁あり」とか書いてあったらしいけど、オレがこの調子だしあの人も無理だろう。(笑)
さてさて、気を取り直して次のリベンジへと向かいます。
さあ、次のリベンジはもちろん「照葉大吊橋」です。
ま、ここは私のリベンジって言うより、太泉さんにこの橋を渡って欲しかったんですよ。
実際のどうでしょう班ではミスターが高所恐怖症ですけど、うちらの中では太泉さんがダントツに
「高いところニガテ」ですから(^^)
山道をくねくねと走り、「照葉大吊橋」がボンッと目の前に現れます。
そして太泉さんの第一声。
「うおっっ!たけぇっっっ!!」
「高いでしょお、あそこ渡ってもらいますよぉ。」
「いやぁ、今見ただけで、ちょっと足がズーンって感じになっちゃったよ・・・。」
「遊歩道も行ってもらいますよ。」
「ん?あんたは行かないのかい?」
「私はこないだ歩きましたもの。それに上から太泉さんが遊歩道を行く様子を写真に収めないと。」
「・・・きたねぇなあ。」
てな訳で照葉大吊橋に到着!
入場料を払い、いざ橋へと歩を進めます。
「ほれっ!早く行きなさいよ。」
「バ・・!バカ!押すな!・・・高いんだよぉ。」
すっかりビビってます。太泉さん
ではその写真です。
絶対端っこに寄らないんですね、この人。(笑)
まぁね、でも普通の人でもやっぱりちょっと怖いですよ。この吊り橋。
下を覗くとこんな感じですし。
でもなぁ、写真で見せてもイマイチ怖さって伝わんないんだよなぁ。
なんとか無事に橋を渡りきりました。
太泉さんはこの写真撮っている後ろからいざ遊歩道へと進んでいきました。
さて私はというと、太泉さんが森の隙間から見える位置に陣取り、太泉さんが現れるのをずっと待ってたんですが、
待ってる間に面白い物を見ました。
それは私たちが橋を渡るときにすれ違った兄ちゃんなんですが、「いかにもヤンキー」って感じで頭ツンツンで
ジャラジャラとアクセサリーをつけており、行きがけにすれ違った時は連れの人と2人で橋の真ん中付近で
立ち止まってたんで、てっきり景色を見てるんだと思ってたんですよ。
で、私が一度橋を渡りきってから橋の中央付近まで戻ったら・・・
まだいるんです。同じ位置に。
「ずいぶん長く景色見てんだなぁ。」
と思ってたら、連れの一人が帰る方へスタスタと歩き出したんですね。
その次の瞬間、ヤンキー兄ちゃんが、
「○○くん!待って!待ってって!!」
といいながらヘッピリ腰で80歳のおじいちゃんのように歩き出したんですよ!
そう、彼は景色を見ていたわけではなく、怖くて足がすくんで橋の中央で動けなくなっていたんです!!
あまりに長い時間動けないもんだから連れがしびれ切らして一人で帰ろうとしちゃったんですね。
ヤンキー兄ちゃん、その後、普通の人なら5分もかからないこの吊り橋を15分かけて帰っていきました。
ご苦労さんm(__)m
おっと違う話でずいぶん書いてしまった。
さて、太泉さんも順調に遊歩道を進んでいき、「絵はがきの旅2」での撮影ポイント、そしてかじか橋へと
姿を現しました。
もちろん、先程言ったようにビシッと写真押さえましたからねぇ。
・・・・・えー、ズームにしたんですが、全く撮れませんでしたm(__)m
(かすかに黒い点があるの分かるかな?)
かじか橋の上から太泉さんは、
「すいよおぉ〜!どおおでしょおおおぉぉ!!」
と叫んでました。
えらい!あんたも立派などうバカや!
そして、遊歩道へ出発してから40分後・・・
太泉さん完走!!
汗ビッショリになって帰って参りました。
遊歩道の感想を聞いたところ、
「気持ちよかった」
と申しておりました。
さあ、そして最後に訪れたのは、「キング・オブ・ホテル」こと「綾陽亭」さんです。
と言っても今回は泊まるわけではなく、照葉大吊橋にて汗ビッショリになった体を綺麗にするために
お隣の「綾温泉」へと来たのであります。
ちょっとお風呂に入るだけにしては、料金は高めですが、広いお風呂には「酒風呂」なんてのもあり、
すっかり満喫したのでありました。
今回の旅、最後の食事は
「黒豚のカツ丼」
でシメであります。いわずもがな。美味い!
飯を食った後、お土産を買って帰路に就いたのでありました。
午後6時36分
実家に到着!
もう到着したぞ!
何度も言うけど、「帰りの高速に面白い話は無い」から。
何でもねぇ「帰り」ってのはあっさりしてるんですよ。
「藤岡弘、の冒険シリーズ」だって帰りの行程は放送しないでしょう?(笑)
さて、この3日間の総行程距離は
1197.1キロ
でした!
いやぁ、よく走ったなぁ。
でもどうでしょう班はこの距離を一日で走ったりするんだよなぁ。
やっぱりあの人たちには敵わないです(^^)
ってことで今回の「どうでしょうな旅」はシメ!
〜 72時間、激走1200キロ 〜
完
●第5弾予告!
H16年、7月初旬。
私は一人旅に出ることを決意した。
一人旅・・・。
旅に出る目的は色々ある。
「傷心旅行」?「自分発見」?
・・・いや、違う。
私が行くのは「どうでしょうな旅」だああああ!!
九州はもはや制覇した。
ならばどこへ行く?
北海道以外で「どうでしょう」に縁が深いところ?
・・・あそこしかないだろう。
そして「アレ」に乗るしかないだろう!!
もうお分かりだね? 次の旅はこれですよ、これ。
分かりますよね。
・・・・・「79番」ですよ。
このページで紹介した「綾陽亭・照葉大吊橋」が登場する企画
日本全国絵はがきの旅2は
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