このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

どうでしょうDVD第2弾




どうでしょうDVD、同時期注文可能記念!!
どうでしょう特集第1弾!!







前にどうでしょうのDVDについては、「ネタバレすると面白くない」という理由で内容は書かない
と言っていたんですが、最近他のネタも無くなって来たので書くことにしました。
それに何より!ついにH16年3月1日から全国のローソンにてどうでしょうのDVDが全種類注文可能です!

「何言ってんだよ、そんなの普通の事じゃないの?」

「ていうか、どっかの遊 I ○GとかTSU○AYAでレンタルしてるんじゃないの?」

なんて思ってるアナタ!甘い!甘いよ!!
どうでしょうのDVDは完全注文生産制!
つまり、契約農家みたいなもの。
「そこの畑で作った野菜は決してスーパーには並ばない、直接注文した人だけが食べられる野菜」
みたいなもんですよ。
いつでも買える大手のDVDじゃないんですよ。
今までは「決まった時期に」「決まった量」しか売ってなかったんだから。
だからそのDVDが全種類注文できるなんて今だけですよ!今だけ!(あ、正確には3月1日から)

「周りの評判見て、後で買えばいいや。」

なんて思ってませんか!?言ったでしょう、大手のDVDじゃないんだから売れなかったら販売はすぐ打ち切られる
可能性がないこともないんですよぉ。
買えるときに買うのが、利口ってもんです。

「なんで特集『第1弾』なのに、DVD『第2弾』の紹介なの?「DVD第1弾」ってのはないの?」

もちろん、「DVD第1弾」はあります。
なのに何故DVD第1弾から解説しないのか?
それは、DVD第1弾の内容は「水曜どうでしょう」のレギュラー放送の最終シリーズ
原付ベトナム縦断1800キロであるため、どうでしょう知識の無い人に対しては放送開始の
企画を納めたこのDVD第2弾から紹介するのが良いと判断しました。

さぁ九州のどうでしょうファンを増やすため、がんばりますよぉ!書きまくりますよぉ!このDVDの良さを!!
さぁ皆の衆!いざ読め!そして買え!!


おっと、一応紹介文の構成についても書いておこうかな。
前半は未見の人に対する紹介文を書いておきます。
「どういった内容のDVDなのか?」
「このDVDにはどういった魅力があるのか?」
ということを紹介します。


後半はネタバレ満載です。
DVDを見た後に読むことをオススメします。
必ず「ここから先はネタバレがあります」という一文は入れておきますので。

それでは「水曜どうでしょう DVD第2弾」の紹介です、どうぞ!



●解説

1996年秋、北海道のローカルTV局「HTB」にひとつの深夜番組が誕生した。
その番組名は「水曜どうでしょう」
地方の一テレビ局が作成した週一回のバラエティ番組である。
番組の出演者はたったの2人。
番組のスタッフもたったの2人。
出演者の一人、鈴井貴之氏を除けば殆どがまだまだ「テレビの素人」だったこのグループだけに
番組のコンセプトは「低姿勢」
つまり、いろんな「面白そうな企画」を作って放送し、視聴者に
「こんなん作ってみました、どうでしょう?」
とお伺いを立てる。
それを水曜日に放送するから「水曜どうでしょう」
鈴井氏がたまたま「水曜ロードショー」からダジャレで考えついた番組タイトルは番組コンセプトにビシッとハマり、
放送はスタートした。
世間はおろか、会社からも大して期待されずに始まったこの番組は、その後数々のオバケ記録をうち立てる事に
なるが、その創世記の3企画を納めたのがこのDVDである。





●内容


1.「サイコロ1」

記念すべき「水曜どうでしょう」の最初の企画
当時の水曜どうでしょうはとにかく制作費が無く、そこに舞い込んできた
「アン・ルイスへのインタビュー取材」という話。
これは音楽会社の方からプロモーション活動の一環として声をかけられたものであり、簡単に言うと
「うちのアンにちょっとインタビューして北海道で放送してくんない?」
というものであるから、当然取材費用は全て音楽会社持ち。
取材地が東京と言うことで、東京までの旅費も「タダ」
「せっかく東京に行くんだから、ただ北海道に帰るんじゃなくて、なんか企画をやりましょうよ。」
として、考えられたのがこの「サイコロ1」(当時は単に「サイコロの旅」と言っていた。)
つまり、札幌に帰る交通手段を色んなパターンで6つ考えて出目にそれぞれ振り分け、サイコロを振って出た目の
交通手段、目的地へ移動するというもの

しかし、6つ全部が北海道へ向かう物じゃあ、面白くない。
1つか2つは「とんでもない場所へ向かうもの」を入れておこうよ。ということで最初の6つの選択肢は決定された。
そして、いよいよ東京六本木プリンスホテルの前で鈴井氏の手により第1投目のサイコロは投げられた。
そしてそれは、その後6年に渡って続く4人の長い長い旅路の幕開けでもあった。
記念すべき第1投目、果たしてその行き先は−・・・!。



2.「粗大ゴミで家を作ろう」

サイコロ1ですっかり制作費を使い切ってしまった「どうでしょう班」
困ったディレクターが鈴井氏に対して「何か金がかからなくて面白い企画ないですかねぇ?」
と持ちかけた際、「待ってました!」とばかりに鈴井氏が発案したのがこの企画。
今でこそ電化製品等の粗大ゴミを引き取ってもらうのに「お金」がかかるのは当たり前だが、
当時の札幌には「粗大ゴミの日」というものがあったらしく、町中にまだまだ使えそうな電化製品等が転がっていたのだ。
鈴井氏は昔劇団をやっていく中で、舞台の小道具として色々物を揃える際、これらの粗大ゴミを拾って
有効活用していたらしく、「一度おもいっきり拾ってみたかった」らしい。
どうせ拾うなら家一件分の家財道具が揃えられるかどうかやってみよう!という決意のもと、ゴミ拾いは決行された。
しかし、彼らを待っていたのは家一軒分どころか、ビックリするほど様々な種類のゴミだった−・・・!



3.「激走!24時間大泉洋くん闘痔の旅」

サイコロ1にて発覚した大泉氏の持病、いや「痔病」
これを根治すべく24時間で回れるだけ温泉を回るという企画。
何故このような企画になったのか?
実は3作目にして、「次は何をするべや?」と煮詰まっていた「どうでしょう班」
ふと「温泉でも行きたいね」という話になり、
「そういえば大泉って痔だったよね?」
「ああ、温泉って痔に良いんじゃない?」
「そうだね、温泉で大泉の痔を治してやろうか。今回は湯治(とうじ)だね。」
「いや、それなら「闘」う「痔」で闘痔(とうじ)だよ。」
「ハッハッハ!なにそれ?ダジャレ?いいねぇ。」
という鈴井氏のダジャレで決まってしまった今回の企画。
しかし、大泉氏がフューチャーされるということで、今回の企画はどうでしょうにとって最初の「転機」となる。
自分が主役だと張り切る大泉氏。しかし彼が連れて行かれたのはただの温泉ではなかった−・・・!


さぁ、「水曜どうでしょう」を知るには外せないこのDVD、あなたも見てみたいと思いませんか?
3月1日より全国のローソンのロッピーで取り寄せが可能ですよ!!(^.^)










ここから先はネタバレあり!未見の方は自分の判断で読み進めてください。
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●感想1
「サイコロ1」
さすがにミスターも大泉さんも若いですねぇ〜!
副音声でD陣の二人も言っていますが、最初の頃は「企画が立っていた」ので
どちらかというと「企画がメイン」ですね。
まだまだそんなに出演陣のキャラクターは発揮されていませんね。

ただ散々公式HPで「第2弾は面白くない」と聞かされていたので、「どうかな〜?」と言う気持ち
だったんですが、正直なところは
「思ってたよりは面白かった」です。
だからこの「サイコロ1」は出演陣に笑うというよりは、
「企画と編集で笑える」と言った感じだったような気がします。
では「サイコロ1」の個人的にハマったシーンベスト3をお送りしましょう(^.^)

第1位
新大阪駅の待合室
「僕、痔です」

編集の力に笑わされたシーンの最たるものがこのシーンです。
藤村Dの「ちょっと言いにくいことなんだけど・・・」から「なんらかの方法で決まったらしい」までの
一連の流れは見事ですね。
副音声で藤村Dが「これは撮っている時にできあがりの映像が見えた」と言うとおり実にビシッと
決まっていたように思います。
あとやっぱり「若もんか!?」の後の大泉さんの顔と自由席で訴えるような大泉さんの表情は
良いですねぇ。
さすが、役者!!


第2位
道後温泉前でコケる大泉さん
「帰してくれんかぁ」

どうでしょうの「初ハプニング」とも言えるこの出来事。
藤村D曰く「サイコロ1の一番の笑いどころ」だそうで。
次の「粗大ゴミ」の副音声で嬉野Dが
「どうでしょうの良いところは『肝心なところを撮ってない』とこだ。」
と言ってましたが、このシーンはまさにその最初ですね。
大泉さんがコケる「ガッシャーン!!」と言う音は入ってるけど、その姿は画面の外。
慌ててカメラがそちらへ向くと派手にコケたと思われる大泉さんが倒れている。
「ヤラセ」でコケたんじゃない、という「リアルさ」が伝わってきますね。
さらに視聴者はその状況をテレビで見ながら
「今の音からすると、相当ハデにコケたんだろうなぁ・・・。」
と想像する楽しみがあるわけです。
う〜む、奥が深い(^.^)


第3位
博多へ向かう列車の中
「アメリカの次は『ぶぜんながす』ですからね」

臼杵から博多へ向かう列車中で大泉さんが言った一言ですが、これを聞いて私なんかは
面白いと思うと同時に「大泉さんって、やっぱ一味違うなぁ」と思ったのです。
なぜなら、九州に住む私達にとって「宇佐」という地名を「U・S・A=アメリカ」とボケるのは
言ってみれば「お約束のボケ」なんですよ。
実際に私の知り合いに宇佐出身がいましたけど、その人の口癖は
「俺は合衆国の出身だ」
でしたからね。
だから、ミスターが「我々もついにここまで来ました!U・S・A!」なんつったときは
「お約束だなぁ」なんて思ってちょっと失笑したくらいですよ。
しかし、そこで大泉さんが間髪入れずに「アメリカの次はぶぜんながすですからね。」って言ったもんだから爆笑です。
「U・S・Aを=アメリカと読む」という所ではなく、「アメリカの次がぶぜんながすだ」と言うところに笑いのポイントを見つける。
そんな、大泉さんのキラリと光る笑いのセンスを垣間見たシーンだったと思います(^.^)




●感想2
「粗大ゴミで家を作ろう」
実はサイコロ1やこの後の闘痔の旅なんかは何度か見返すんですが、この粗大ゴミは
あんまり見返さないんですよ。
何故かと言うと、D陣も言っているように
「画に落ち着きが無い」
んですよね。嬉野Dがカメラを回してないということもあるんでしょうが、なんと言ってもミスターが
ハイテンション過ぎる(^_^;)
でもそれがまた笑いのツボになったりもするんですけどね(^.^)
それでは個人的にハマったシーンベスト3です。


第1位
コケる親父
「なんて良い画なんでしょう・・・!、親父が・・・!」

肝心なところを撮ってないシリーズ第2弾です(^.^)
前からフラフラと自転車で来る親父はしっかり押さえていましたが、親父がそのままフレームアウトすると
次の瞬間親父は転倒。
しかし、やっぱり親父がコケる瞬間は撮れてないわけです。
でも、さっきも言ったようにこれが「リアル」なんですよ。
誰も前から来る親父がコケるなんて思ってないから、必然的にこうなる訳ですよ。
そしてコケて草むらに落ちている親父だけが映っている。
いやぁ面白い!(^.^)


第2位
人間アンテナ
「メガネの和光って言いましたよ!」

集めた電化製品が動くかどうか試すどうでしょう班。
テレビをつないで動くかどうか試すが映像は入らない。
そこでミスターが編み出した手段が「人間アンテナ」
ミスターが「にんげーん、アンテナ!」と叫ぶと音が入り出し、
しまいには「メガネの和光」のCMまで入り出す!!
どうでしょうのプチ奇跡を見たシーンでしたね(^.^)


第3位
とにかくハシャギまくるミスター
「お家を建てちゃおうぅ!」

とにかくこの「粗大ゴミ」では、後期とは比べ物にならないくらいミスターがはしゃいでいますね。
このミスターのテンションに合わせようとタジタジしている大泉さんと言うのは今では見られない構図ですな。
個人的にはあの「ワイドテレビ!」って言うとこも好きです(^.^)




●感想3
「闘痔の旅」
やっぱりこのDVDの中ではこの企画が一番見易いし、面白いですね。
車中の会話や各地で起きるハプニング等「どうでしょうらしさ」が満載です。
企画発表で大泉さんのリアクションをはっきり撮るようになったのもこの企画からではないでしょうか。
そんな訳で笑いどころは多いです!
それに2人の裸も満載なので女性ファンは必見でしょうな。(^.^)
それでは個人的にハマったシーンベスト3です。

第1位
水無海浜温泉
「海の水がガンガン入っちゃってるよ」

いやぁ、やっぱりここが一番でしょう。
あれはどうみても海ですもの(笑)
そして、略オールヌードでの「心臓マッサージ」
説明不要ですな。最高です(^.^)


第2位
平田内温泉
「だからあたしテレビってきらい!」

大泉さんの初(?)モノマネです。(モノマネっつーよりは再現か)
温泉についたものの温泉が狭いため、先客のご婦人との撮影交渉へ向かった大泉さん。
その後、烈火のごとくおばちゃんに怒られ、その様子を再現するのですが、さすがここは「役者 大泉洋」です。
しっかりおばちゃんのキャラクターが出ていて、すごい勢いのおばちゃんだったんだなぁというのが伺えます。
個人的には上の台詞よりも、「はい、どうもすいませんでした」の後の
「ホントねぇ」
の方で笑ってしまいました(^.^)


第3位
まんじゅう蒸かしへ向かう車中
「やめろぉー!」

誰よりも大きなリアクションマン、藤村Dの初(?)リアクションですね。
夜の下り坂を走りながら大泉さんの
「絶対ブレーキ踏まないっていうゲームやってみようか。」と言う言葉に対し、
誰よりも早く大きな声で上の台詞を叫ぶわけですよ。
完全にテレビってこと、忘れてますよね。
前に大泉さんが自分がよく騙されるのは「その時その時で一生懸命で、先を考えないからだ。」
って言ってましたけど、藤村Dも似たようなところがあるんじゃないでしょうか。
普通ならまず「自分はディレクターだから、番組に出ちゃいけない。」って思うんでしょうけど、
藤村Dも「その時で一生懸命」だから、起こった出来事に対して真っ先にリアクションしてしまうんでしょうね。
今となっては藤村Dのリアクションなしには番組が成り立ちませんが(^.^)




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