このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
★08.14 第37回聖高原納涼煙火大会
湖面を彩る花火と山間に響き渡る音との競演
尺玉30発含む大玉と水中スターマイン
19時20分から21時
玉数:1500発
打ち上げ現場と昨年の大会
今年は地区の盆踊り大会の実行委員ということで、観に行けないので昼間の打ち上げ現場のレポートと昨年の様子をお伝えします。
当日午後2時過ぎから4時前まで打ち上げ現場を見学することができた。下の写真をご覧ください。4時前には雷鳴が遠くに聞こえだした、今夜の天候を気にしながら帰宅した。帰宅後、心配していた雷雨が1時間ほど続く、雨ならまだしも雷混じりで、10日の上田の花火大会が延期になったこともあり気が気でない。延期になれば観に行けたかもしれないが、暑い中準備していた煙火師さんのことを思うと、晴れてほしいと願わざるを得ない。そのうちに願いが通じたのか、盆踊りの音楽に遠くの花火の音が混じって聞こえてきた。
打ち上げ場所は、高原の周囲1500㍍程の聖湖の湖畔である。長野道姨捨サービスエリア、田毎の月、スイッチバック式の篠ノ井線姨捨駅、といえば見当が付くでしょうか。ここから国道403号を上っていくと(更埴方面から)、道路沿いに聖湖が見えてくる。お盆の中日で、結構観光客や釣り人が目に付く。もちろん、湖畔にはシートが敷かれ、中にはバーベキューを楽しんでいる家族連れもいる。普段駐車場となっているところは、観光協会のテントが張られ飲食物が販売されている。今夏は異常に暑かった、高原といえども日中は30度を超えている。プログラムをいただこうと聖高原案内センターに入っていくと、「プログラムは5時15分から受付で…」と素っ気ない対応、「○○の団体さんですか?」と聞かれ、「いいえ、今晩花火を観られないので」と返事すると、変わった人もいるもんだと思われたのでしょう。無理矢理お願いしていただいた。3時過ぎには、この案内センター奥の駐車場は満車との放送があった。
打ち上げの構成は、7・8・10号と大玉中心、スターマインも水中スターマインが8セットとこの辺りでは多い方である。この地は長野県を4ブロックに分けると「中信」地区なのだが、花火王国長野県でも「中信」には花火業者さんが少ないこともあってか、信州煙火さんが担当している。あの長野えびす講で青木煙火さんとともに活躍している信州煙火さんである。今時のプログラムに玉の大きさを8号とではなく、8寸と表記してある。昨年は途中から霧が巻いて、10数分間中断すること数回あり、終了は何と9時45分。9時過ぎには打ち上げられた大玉の四分の一が辛うじて目にはいると、拍手が沸き起こったのである。それまでは、発射音と開発音を耳にし、霧が青や赤に変化するのを目にするだけだったから、ほんの一部見えただけでも感激してしまった。花火がみられない、その上寒いとなれば帰っていく人が多いのも頷ける。ナイアガラ直前には晴れ上がり、何と水中ではなく水上で1発半円形に開き、見事でした。周りでも「ワーッ綺麗」の感嘆の声があがりました。発砲スチロールを使用したのでしょうか。ちなみにここの水中スターマインは、普段釣りに格好の場所となっている桟橋から投げ込んでいる。その後ナイアガラと続き、通常であればスターマインのザラ星を目にするのだが、そうではなく大玉をリズミカルにテンポを速めながら打ち上げていき、ようやくザラ星が上がり始める、といった打ち上げ方である。この打ち上げ方は信州煙火さんがよく使う手法である。尺玉はほとんどが人気のある冠菊、冠菊先割である。
●画像をマウスでクリックすると、大きな画像を表示します
4〜10号の筒が並ぶ
筒先に銀色の防火シートが
被せてある、左奥のテント
が花火玉の保管場所
打ち上げ現場の全体像
左手奥に単発の筒が並ぶ
正面が聖湖で対岸が観
覧場所となる
スターマイン約20基
二重三重にもシートを被
せてある、やや傾斜地に
設置してある
ングルに結わえた8号筒
筒底にはムシロ
防火シートには荒縄で、筒
は脱着容易なバンドで固
定
10号筒
筒先にはプログラム№を
記した紙片が貼られている
筒底には圧板
単発班の準備も一段落
お揃いのTシャツ姿
単発・スターマイン・水中
の3班が集合して、しばし
木陰で休憩
総勢20数名、女性1名
暑い中、ご苦労様です
対岸から打ち上げ場所を
望む、正面の青いシートが
スターマイン、小屋の左の
桟橋から水中スターマイン
小屋から右方向にナイアガラ
午後3時の号砲
発射の煙が立ち上がった
二人の絶妙なチームワーク
久しぶりに間近で観た
3号と言えども迫力あり
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