★12.24　豊科町クリスマスイブ花火大会　

クリスマスイブに打ち上げるイベント花火 ４分間に及ぶワイドスターマインが素晴らしい １９時００分から１９時３５分 玉数：５００発程度

• 今年で３回目を迎える花火大会、私は初めての観覧である。打ち上げ場所は、大糸線南豊科駅の西方、拾ヶ堰「じてんしゃひろば」近くの田圃。駐車場の確保や現地確認のため、明るいうちに現地入り。南豊科駅を西に向かうと、交差点には花火大会の案内板がたち、その近くには進入禁止の標識が準備されていた。左折し、人家が２，３軒、その向こうには田園地帯が広がる。「じてんしゃひろば」には東屋もあり、堤防を利用したサイクリング道路の休憩場所という感じ。その西方には、クレーン車が両側からナイアガラの滝をここでやるぞとばかりに、突っ立ている。

• 雪は日陰に少々ある程度。田園地帯で遮る物もなくアルプスからの風が身にしみる。それ程風は吹いていなかったのだが。主催の豊科町商工会青年部の方々が、豚汁、おでん、ケーキ、お酒等を１８時頃から振る舞ってくれた。いすやテーブル、また、暖を採れるよう、３カ所で廃材を焚いてくださり、至れり尽くせりと言った感じでありがたかったです。私は、焚き火のそばでおでんをいただきました。家族連れが多かったようです。サンタクロースに扮した青年部の方がマイクで、「ケーキが用意できました」のアナウンスに、私の足も一瞬、東屋の方に向いたのですが、子ども達のために、と諦めました。じきになくなったようです。青年部の方々が着ている法被には「夢　hanabi」とありました。

• １８時過ぎから何度か３号玉が上がっています。テルミンとギターの「夜空のムコウ」の演奏が始まりました。写真撮影には木やクレーン車がじゃまになるので、道路に移動。３号、４号、おそらく５号もあったのでしょう、単発の早打ちとスターマイン。そして、２０から３０メートル程のナイアガラ、スターマインで終了。と、思っていたのですが、それがそれが。下の写真を観て頂ければおわかりのとおり、５カ所から突然、風車が回り始めました。それまでは、風車の一番左手の奥で打ち上げていたのですが、このワイドは田圃の東西の通りに設置してあったのです。トラが一斉に上がったかと思うと、東斜めに５本、次に西に５本、周りにいた観覧者が大いに沸きました。乱玉を介し４回程斜め打ちが繰り返されました。打ち上げ場所の間隔が狭いこともあり、３カ所になったり、挟まれた２カ所を小規模にしたり、色も玉もバラエティに富んでいました。これで終わりだと思えば、UHOで茶目っ気を出し、最後は錦冠で締めてくれました。最高のクリスマスプレゼントです。

• 撮影データから知ったのですが、ワイドスターマインは４分間程の長丁場でした。この手のワイドはなかなか観られるものではありません。私自身、今回の花火観覧はそれほど期待はしていませんでした。しかし、群馬県の玉村花火大会・高崎市の花火大会のエンディングを思い起こさせてくれるような素晴らしい花火でした。昨年は、尺玉も何発か打ち上げたようですが、「ハクチョウ」への影響を考慮して取りやめ、ナイアガラを初登場させた、と聞きました。もっと多くの方に観覧して頂けるよう駐車場の確保や、打ち上げ場所の選定を検討していただければ幸いです。冬場はほぼ間違いなく北風です、観覧場所から南側に打ち上げ場所をセッティングしていただけたら、と願うのは私だけでしょうか？

ワイドスターマイン（１）	ワイドスターマイン（２）	ワイドスターマイン（３）
ワイドスターマイン（４）	ワイドスターマイン（５）	ワイドスターマイン（６）

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